コードギアス 反逆のルルーシュR2


【出典】…アニメ コードギアス 反逆のルルーシュR2 制作:サンライズ 原案:大河内一楼谷口悟朗 監督:谷口悟朗
 
【説明】…サンライズ制作の日本のSFロボットアニメ
前作『コードギアス 反逆のルルーシュ』の直接的な続編に当たる。
そのため、導入部からネタバレがあるので、本項ではあらすじの記述を避ける。前作のあらすじは、前回(2009-10-06)のエントリー「コードギアス 反逆のルルーシュ」を参考に。
MBS発・TBS系列で2008年4月6日から同年9月28日まで全25話に渡って放送された。
 
【独断】…なんでもベスト5!
『無印』と『R2』を分けてエントリーしてみたけど、主人公の交代が行われるわけでもないし、いきなり世界設定が大幅に変わっているということもない。基幹になる制作スタッフにも入り替わりはない。基本的に、『無印』からそのまんま連続した話が『R2』で進行される。
だから『R2』限定で何か具体的な事を書こうとすると、それは全てネタバレになる。
抽象的な話題として、某総統閣下動画のように、ルルーシュに対する熱い思いをここで延々と語ってみようか。
…しかし、そうするとこのブログがいよいよゲイっぽくなってしまう。私は虹裏で「おちんちんランド」が開園するたびに苦々しく思っていたので、やはりそれもちょっと避けたい。
 
というわけで、今回は「コードギアス 勝手になんでもベスト5」を開催したいと思う。
ネタバレを避けるくせに、本編を見た事のある人じゃないと楽しめない企画だが、未見の人もなんとなく楽しんでくれたら幸いである。そして本編を一気見した後にまたいらしてくれたら嬉しい。
こういう企画は2ちゃんねるの「強さ議論スレ」とかで散々やられているとは思うが、ここは【独断】でテキトーにやらせて頂きたい。当然、備考欄でのネタバレは避ける。
ちなみに、「強さ」など、成長する要素のあるジャンルに関しては、本編中での最終的な状態を参考にします。
 
★ 智力ランキング! ★
1位…ルルーシュランペルージ

コーネリアやシュナイゼルに痛い目も見せられているが、なんだかんだ言ってなんとかする。
ルルーシュに染みついているヘタレイメージは、情の脆さと、想定外の出来事でのオーバーリアクションのせいである。バイキンマン的な捨てセリフが多いのも印象が悪い。
実際には、攻略困難な場面を幾度も乗りきっているし、戦略面でも元々超優秀な上に成長もしていく。
俯瞰で見ている視聴者をも裏をかかれることがある。
 
2位…シュナイゼルエル・ブリタニア

思った以上に食わせ物だった兄上。
突出した能力と、その使い道の意義だけで構成された人物。天才ゆえに“正しいこと”のみが見えてしまう。
 
3位…シャルル・ジ・ブリタニア

よく分からないがとりあえずこの位置に入れてみた。智力というか覇力が凄まじい。
大ボスなので、あまり実務をしている場面がない。ただ、権力争いに勝ち抜き、帝国の勢力拡大を成し遂げたのは事実。
 
4位…黎星刻(リー・シンクー)

ゲームの『三国志』や『信長の野望』だったら、絶対に欲しい逸材。文武両面に半端ではなく長ける。
 
5位…コーネリア・リ・ブリタニア

強キャラとして黒の騎士団の前に何度も立ちはだかるが、結果的にルルーシュを一番鍛えてしまった人物でもある。
 
★ ナイトメアフレームパイロット能力ランキング! ★
1位…枢木スザク

アンパンマン』で言うところのアンパンマン。愛と勇気だけが友達。ルルーシュバイキンマン
元々の能力が凄まじく高い上に、最新世代ナイトメアフレーム同士での戦いを前線で何度も経験している。その上、最終的には自分の潜在能力を全て引き出す術まで身に付ける。ナイトオブラウンズも雑魚扱い。
ただ、イレギュラーな事態に巻き込まれることが多いので、わりといつも満身創痍。
 
2位…紅月カレン

半ば希望的観測で2位。黒の騎士団のエース。紅蓮聖天八極式を難なく乗りこなす。
この手の血気盛んな前線娘は、「相手のエース級には勝てない」とか「結局やられ役」とかそんな扱いが多いのだが、カレンの場合は最後までエースとしての活躍を見せてくれるので嬉しい。パイロット能力の差で負けることは一度もなかった。
 
3位…ビスマルク・ヴァルトシュタイン

「ナイトオブワン」の地位に就いている帝国最強の騎士。
…なのだが、ナイトオブラウンズ自体の出番がかなり少ない。卓越した操縦技術とギアス能力を併せ持つ。
 
4位…藤堂鏡志朗

旧日本軍の精神的支柱。黒の騎士団ではカレンとの二枚看板で前線を鼓舞する。
乗っている機体がわりとサシ仕様なので、雑魚の掃討よりも対エース戦が多い。
 
5位…黎星刻(リー・シンクー)

なんでも出来るイケメン。彼をロリコンと言う奴は即行で殺される。
 
特別枠…ロロ・ランペルージ
反則的なギアス能力のせいで、大抵の相手には勝てる。
ただ、能力の相性的にジェレミアやビスマルクには負ける可能性が高い。また、スザクもロロをなんとかしてしまいそうな気がする。
 
次点…沢山居る
コーネリア、ジェレミア(改)、ジノ、ギルバートあたりが次点。No.4以降のラウンズはそれよりちょっと下くらいだろうか。
越えられない壁があって、その次が四聖剣、グラストンナイツなど。本作は名前付きのパイロットがベラボーに多い。
 
★ ナイトメアフレーム格好良さランキング! ★

1位…紅蓮聖天八極式

図らずもラクシャータとロイドとセシルの合作になった究極のナイトメアフレーム。バスターマシンのような活躍を見せる。
基本的に、ラクシャータが製作元になっている機体の方が悪役チックで格好いいデザインになっている。
 
2位…ランスロットアルビオン

帝国側の上位機は騎士をイメージしたものが多く、デザイン的には子供受けする。ただ、悪く言えばモッサリしている。
スザクが躍動的な使い方をしたおかげで、ランスロットはその高機動性も含めた格好良さがしっかりと表現されたと言える。
 
3位…蜃気楼

全方位エネルギーシールドと高出力広範囲ビームを併せ持つ指揮官機。
普通、こういうパワー任せの機体は敵のボスが「フハハハ!」とか言いながら乗り回すものだが、本作の場合は主人公機となる。
 
4位…ナイトポリス

パトレイバー。性能はふつう。というか軍用でない分、相対的には弱い。けど格好いい。『ポリスノーツ』とかに出てきそう。
こういうシンプルな装備に弱い人って結構いると思う。ただ、活躍はしない。
 
5位…ジークフリート

いわゆるモビルアーマー。形・色共に抜群に格好悪い。斬月を差し置いてこいつがランクイン。
見た目を裏切らない信じ難い戦い方をするので、とにかくそれのみが必見である。
 
★ 性格の悪さランキング! ★
1位…C.C.(シーツー)

ピザ女。年頃のルルーシュをからかうのが趣味。
ここで言う性格の悪さは、「悪いと自覚している事をあえて実行してしまう図太さ」でもあるので、ある意味褒め言葉である。
ピザのためには全てをなげうつ事ができる。
 
2位…ルルーシュランペルージ

末期のシスコン。変態兄貴。
アニメ上の演出といえばそれまでなんだが、ゼロのあの格好は、初めて見たとき誰もがそのセンスを疑うだろう。
妹のためには全てをなげうつ事ができる。
 
3位…V.V.(ブイツー)

嘘つき。ショタ兄貴。
確たる最終目的があるものの、この人の場合は本当に身勝手で短絡的な動機で人を巻き込んでいく。
 
4位…ディートハルト・リート

ジャーナリスト(偽)。声が中田譲治さんなので強制的に好きになってしまう。
目的のために手段を選ばないということにおいては、シュナイゼルに次ぐ人かも知れない。
 
5位…ルキアーノ・ブラッドリー

ナイトオブテン。「ブリタニアの吸血鬼」の異名を持つ。人を殺す事そのものに快楽を覚える。
小悪党という感じでランクに入れたくなかったが、他に候補もいないし、突出して性格が悪いことは確か。
15〜25才の女性のみで構成されるヴァルキリエ隊を擁する。部下にハイレグコスを強制させる、うるし原智志先生のような男。
 
次点…沢山いるが
単純な小悪党や、無邪気・無自覚ゆえに人を傷つける者などは除外した。特にこのアニメは後者がかなり多い。
 
★ あんた誰?ランキング! ★
1位…ギネヴィア
左のおばさんがギネヴィア
ここでは「ポスト的には重要なはずのにほとんど(全く)出番のない者」を挙げていきたい。
「ギネヴィア」…名前を聞いてもわかるまい。なんとブリタニアの第一皇女である。性格悪そうな巨乳美人。
 
2位…ドロテア・エルンスト

「ナイトオブフォー」の称号を持つのだから相当な実力者である。しかも声を当てているのはなんと井上喜久子さまっ。
しかし、登場するのはかなり遅い。その上…。
 
3位…南佳高

黒の騎士団最古参の一人。第1特務隊隊長。ブラックリベリオンも生き残り、超合集国建国後は斑鳩艦長となる。
…が、名前と顔が一致する人はどれほどいるのだろうか。
 
4位…ジョセフ・フェネット
丸いのがジョセフ
シャーリーの父。思わぬ形で、ルルーシュに動揺を与えた最初の人物。
普段はえらく地味で、年相応に若干メタボが入り始めた普通のおじさまである。
 
5位…カノン・マルディーニ
右がカノン
「あんた誰?」というより「あんた何者?」という感じの人物。
シュナイゼル直属の士官で、オネエ口調で話す自称「変わり者」。その実、なんと伯爵の位を持っていたりする。ニーナやロイドとも親しい。シュナイゼルに軽口を叩ける唯一の人物でもある。シュナイゼルとの関係を邪推するやつにはフレイアが待っている。
 
…やっているとキリがないのでそろそろ終わりにする。
コードギアス』は、大して喋りもしない雑多な人物の一人一人にちゃんと名前が付いている。公式ページやWikipediaを見ていると、「こいつら全員ちゃんと名前あったの!?」と驚かされる事が多い。大宦官ですら一人一人に名前があったりする。
本編中に描かれない(クローズアップされない)設定も豊富で、それが逆に世界観・物語の背景の屋台骨として活きている。
こうやって見ると、『コードギアス』は、きちんと作り込んだイケメンや美女たちを、かなり豪快に使い捨てている贅沢な作品とも言える。
ちなみに、「すぐに退場するけどそこそこ重要な使い捨てキャラ」は、大抵メインキャラを演じている声優さんが一人二役で声を当てていたりするので、そこも注目してみると面白い。

 
ネタバレを避けて、周辺情報だけでなんとかしてみた本エントリー。形になっている自信もないが、どうなんでしょうか?
画像を無断拝借するためにあちこちのサイトに回ったんだが、地味キャラの画像はやはり見つかりにくい。特にシャーリー父は最後まで顔がわかるアングルが見つからなかった。カノンの画像なんか、中国の腐女子の方の個人ブログから拝借してくる有様。
とりあえずダラダラ書いていたら、猛烈にピザが食べたくなってきた。生地の端がパイ状になっているピザハットのアレが食べたい。
オチ? そんなものはない。
なんにでもキチンとオチがあると思っているのか!? 間違っているぞ! それは!
 
おわり
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