エレ片のコント太郎 ポッドキャストエピソード集


【ネタ】…ラジオ TBSラジオ 水曜JUNK ZERO エレ片のコント太郎(2006.04-)
 
【説明】…コントユニット「エレ片」がパーソナリティを務める、TBSラジオをキー局に放送されているラジオ番組
エレ片」は、コントコンビ「エレキコミック」と、片桐仁ラーメンズ)の三人で組まれたコントユニット。
番組開始当初はラジオコントをウリにした放送を行っていたが、2010年1月現在では、フリートークや投稿によるコーナーが中心となっていて、番組内でコントが行われる事はほとんどなくなっている。
兄弟番組であるJUNKおよびJUNK ZEROの中でも、ポッドキャスティングに特に力を入れている。ポッドキャストはほぼ毎回、本放送終了後に別録で行われており、ポッドキャストのみのコーナーも存在する。
毎週水曜深夜24:00〜25:00(毎週木曜日未明00:00~01:00)、TBSラジオ、JUNK ZERO水曜枠で放送中。

 
【独断】…エレ片のコント太郎放送200回突破記念エントリー
つづき。
前回はメインパーソナリティ3人の大まかな紹介。今回はポッドキャスト限定のエピソード集。
 
しかし、エピソード集と言っても、200回分もあるので、さすがに全部洗っていくのは不可能だ。
というわけで、これまで起きた(エレ片的には)大きな事件、恒例ネタなんかをテキトーに抜粋して挙げていきたい。
今回は敬称略です。
今更ですけど、画像諸々無断転載スミマセン。怒られたら消します。

 
■ やついが身に付けてきた技や遊びや価値観
やつい土下座術(2007年08月01日)…付き合っている人にフラレそうになっても、土下座をすれば3回までなら持ち直せるらしい。
バレンタインチョコゲット方法(2008年02月06日)…女の子の前でさり気なく「俺、チョコ好きなんだけど↑」と言う。
可能性自慢(2008年05月08日)…自分にあり得る全ての可能性を他人に自慢していく遊び。
見える見えない占い(2008年05月21日)…可能性をフル活用すれば芸能人と付き合っている姿が見えるか否か、判断する能力。
俺の中のエロ本(2008年06月18日)…自分でもどこで仕入れたのか分からないエロ知識。後に本放送でコーナー化する。
笑いの念(2008年07月02日)…念を飛ばして相手を笑わせる遊び。普段から笑いを取れている人間ほどこの念は弱いらしい。
どりゃ読み(2008年08月06日)…本を「どりゃあ!」と読むこと。斜め読みのさらに粗い版。実質読めていない。
やらせることに長けた女(2008年10月29日)…世の中にはそういうことに長けた女性もいるらしい。2分間だけ出待ちをする。
プロゴルファー椅子(2009年07月01日)…なぜか椅子に座った状態でのゴルフレッスンを受けるやつい。
安田感(2010年01月20日)…安田ユーシから伝授された絶対的な価値観。自分はカリスマ的人気者だと思い込める能力。
  
 
■ やついおもらし事件
やついいちろうはこの番組が始まって以来、最低3回は小便をもらしている。
一度目は2007年09月19日、二度目は2007年10月10日、三度目は2008年03月26日のポッドキャストで、それぞれ発覚している。
2007年09月、イベントの打ち上げでベロベロに酔っぱらったところを、居酒屋のトイレでファーストインパクト(当人にその記憶はない)。
そのおもらしをやついは認めず、実際にもらしたらどのようにズボンが濡れるか検証するため、2007年10月、自宅の浴室でなんと故意におもらし。これがセカンドインパクト
周囲からの叱責に反省したかと思われたが、芸人として味を占めてしまったのか、2008年03月、再び居酒屋で酔っぱらい、まさかのサードインパクト
これらの証拠写真を、やついが大好きなアイドルユニット「Perfume」に送りつける…という旨の“応援メール”まで来てしまい、やついは真剣に狼狽する。
だが、そんなやついのどうしようもない姿に励まされたリスナーもいるらしく、結果的に自殺志願者を一人救う事となり、やつい自身も芸人としてこれが正しかったのだと確信するに至る。
 
■ やついvs片桐太朗
番組でも度々話に挙がる、片桐仁の息子・片桐太朗(2004年生まれ)。
周りの大人達が「可愛い」「可愛い」と持て囃す中(実際かなり可愛い)、一人だけ太朗に容赦のない対応をするやついいちろう
ウケるか否かという価値観のみで生きているやつい。彼の存在は、この先、太朗にどのような教育効果をもたらすのだろうか。
ちんこさわり虫(2008年11月05日)…やついが太朗のちんこを触りまくる。太朗はツバ吐きで反撃するが、自分の顔に自爆。
徒競走(2009年05月20日)…幼稚園児の太朗を相手にやついが徒競走で全力疾走。ぶっちぎりで勝って太朗を泣かす。
やついテレフォン(2009年05月20日)…なぜか太朗がやついを尊敬。落ち込んでいるときにやついに電話を求める。
ちっちゃくて気持ち悪い(2008年12月24日)…子供自慢する親たちに嫌気がさしたやついがキレ、子供全員不細工呼ばわり。
嘆願書(2009年11月11日)…太朗がやついに手紙を渡す。その内容は「やついさん もう ちんこさわらないで」。
子供寒い(2010年01月06日)…「子供の言うことは寒い」と言い出すやつい。太朗にも「お前寒いよ」と突き放して泣かす。
  
 
■ やついツーリスト
やついは度々ファンを連れての旅行を企画するが、そのどれもが色々とアレなために大抵人数が集まらず、ポッドキャストで何度も宣伝をするはめになっている。
ツアー自体の面白さは参加者でないとわからないところだが、少なくともこれに関連した宣伝トークは非常に面白い。
ウリは芸能人による“性的サービス”。女性にはやついいちろうが、男性にはカオポイントのオクマン(男)が相手を務める。
三国志ツアー(2009年02月04日)…定員数に達しないため3週に渡り大宣伝。上海に三泊四日、お値段89500円。安い!
エレキコミック修学旅行2009(2009年05月27日)…定員数に達しないため大宣伝。那須に一泊二日、お値段35800円。安い!
坂本龍馬ツアー…(2009年11月25日)…定員数に達しないため5週に渡り大宣伝。高知に三泊四日、お値段68500円。安い!
 
■ 片桐仁の言い訳
年柄年中言い訳ばっかなので、いちいちいつ何を言ったか洗うのも面倒くさい。憶えている範囲でテキトーに挙げます。
機動戦士ガンダム』に詳しいということだが、本編のセリフを勘違いして引用。すぐに訂正、謝罪するも、「ボクが言ったセリフも本編にある」と言い訳。
片桐の自宅の冷蔵庫を数秒間開けっ放しにしたエレキコミックに「閉めろよ!」とマジギレ。短気を起こした事をすぐに反省するも、「そう教育されてきたから…」と言い訳。
女性の話は基本的につまらないと発言。リスナーから糾弾される。謝罪すると見せかけて「いや、語弊があって、女の人は笑いの枠が小さい」と、余計に傷口を拡げる言い訳。
ドラクエ9』がやりたくてコントの練習をサボる。「腰が痛くて、今、自宅近くで整体を受けているから、今日は…もう練習はいいんじゃないかな?」と電話で言い訳。
イベントでダンスをすることになったエレ片。しかし、レッスンを始める前から「(自分には)素質がないんだよ…」と先手の言い訳。
ガンプラを用いたネタ写真集『ガンプラ戦士ジンダム』を発行。その内容が悪ふざけだとエレキに散々コケにされるが、「悪ふざけではなく、愛だ」と言い訳。
たまに舞台の仕事で番組を休む片桐。それらの舞台がTBS公演ということで「TBS上層部に言ってくれないと…」と言い訳。
舞台の殺陣が上手く出来ないので、演出家に簡単な動きに変えてもらって喜ぶ。それを聴いたリスナーから役者としての姿勢を問われるが、「簡単にしたと言っても、簡単ではないんですよ」と言い訳。
…これだけ見ているとヒドイ人のようだが、総じて見れば非常に良いキャラです。当然、コントや芝居での活躍は本当に凄いです。
 
 
■ 片桐仁の裏切り
2007年08月22日のポッドキャストで、片桐がやついを裏切る。
それまでは、そこそこモテる今立を除いて、片桐とやついはモテない組の二人として仲良くやっていた。
しかし、片桐仁が単独のイベントで女性達から大人気だったらしく、その光景を生で見ていたリスナーから「裏切り者だ!」という旨の告発メールが届く。
ここで、「イヤ、モテていませんよ」と否定するかと思いきや、「俺、もう、そっち(モテない)側の住人じゃないと思った」と、まさかの開き直り。挙げ句「俺、モテないって言うの嫌だったんだ」と涙ながらにカミングアウト。
想定外の裏切りに、やついが「お前っ! 目ぇ覚ませよぉっ!」と泣きながら片桐をビンタする事態に至った。
ここからやついはモテない道を一人で歩む事になる。大モテない先生誕生の瞬間である。
 
■ 今立進の裏切り
2007年09月26日のポッドキャストで、今立がリスナーを裏切っていた事が発覚する。
富士急ハイランドで、今立が綺麗な女性とデートをしていたところをリスナーの一人が目撃。証拠写真が番組に送りつけられる。
リスナーに無断で綺麗な女性と付き合っていたということで、翌週、糾弾メールが殺到。事態を重く見た番組は、今立に謹慎処分を下すこととなった。
リスナーからの怨念のせいか、2008年08月27日のポッドキャストの時点では、彼女とは実質的な破局状態になってしまった。
 
■ 今立、トシちゃん化する
やつい企画のツアーが毎回大苦戦を強いられる中、番組中で一回も告知していない今立の「ベラファーツアー」が、満員御礼大成功を収めていたことが、2009年09月30日のポッドキャストで発覚する。
その人気ぶりに「トゥインクル・コーポレーションのトシちゃん」の二つ名が付く事となった。
  
 
■ 常磐ハワイアン事件
2008年02月27日のポッドキャストで、「一人で行ったら寂しい場所はどこか」という話題になり、候補として常磐ハワイアンセンターが挙がる。
ここでなぜかやついがハイリスク・ノーリターンのゲームを企画。ジャンケンで負けた者が、自腹で、独り、常磐ハワイアンセンターに行くということになってしまう。
決死のジャンケンの結果、企画したやつい本人が負ける。だが、やついはそれから一週間経っても全くハワイアンセンターに行こうとしない。その上、「俺は絶対に行かねー!」と言い出す始末。
この態度に今立・片桐・番組スタッフが憤慨。番組内での裁判が行われる事態にまで発展してしまう。
裁判の行方と、その結末は…これは是非とも直接聴いて確認して頂きたい。
 
■ 変態作家ごうさんとその家族
普段ラジオブース内に座っているのはエレ片の3人と、構成作家のごうさんの、合わせて4人である。
ごうさんは番組内で喋ることは滅多になく、企画を主導することもほとんどない。基本、ニコニコしながら座っているのだそうだ。
ただ、番組内で語られるごうさんのエピソード自体は、なかなかエキセントリックで面白い。
奥さんはエレ片ヘビーリスナー(2008年01月02日)…後に奥さんより抜きポッドキャストランキングも発表(2009年02月25日)。
優しい奥さん(2008年02月13日)…ごうさんのオナニーを発見した奥さん。手で自分の目を隠し「見てない、見てない」と仏心。
病んでいるごうさん(2008年11月12日)…女の子の裸を見た過ぎて、可愛い女の子が沢山いる原宿なんかは歩けないらしい。
変質者ごうさん(2008年11月12日)…「パンツ見たいなぁ選手権」でぶっちぎりの優勝。エレ片に引かれる。
エロ過ぎるごうさん(2009年03月04日)…酔うとエロい話しかしない。それを指摘されるとキレる。
お姉さんは枕営業(2009年05月20日)…フリーアナウンサーをしているお姉さん。営業先でコンパ企画。「オフィス肉体の門」。
本当にエロいごうさん(2009年11月11日)…女優のパンチラが見られる舞台があると聞いて、誰にも言わず一人で見に行く。
ごうさんピーク(2010年01月27日)…占いによると2010年が運気のピークらしい。妄想力を仕事で活かせるのか、勝負の年。
 
■ ゲストに厳しいエレ片
アンジャッシュ児嶋(2006年04月21日)…自分の方が先輩であるにも関わらず「本当にバカにしてますよ」と言われる。
稲川淳二(2006年06月09日)…二代目「稲川淳二」襲名許可をやついに与えるが、調子に乗ったやついにタカられまくる。
銀杏BOYZ村井(2006年09月01日)…エレ片のみならず、身内の銀杏BOYZ峯田からも「嘘つき」「虚言癖」と総叩きにされる。
原幹恵(2006年12月22日)…音声を勝手に合成されて、卑猥なセリフを喋らされまくる。挙げ句「日本一エロい」呼ばわりされる。
メロン記念日(2007年05月30日)…全員変なあだ名を付けられた挙げ句、エロ心理テストを連発される。ただのセクハラ。
RHYMESTER宇多丸(2007年08月29日)…「下着泥棒顔」「目に付けてるのサングラスじゃなくてブラジャーだろ」と言われる。
小島よしお(2007年10月17日)…持ちギャグの「そんなの関係ねぇ!」にリアルなツッコミを連発され、意気消沈。
Perfume(2008年01月30日)…強い力が働きポッドキャストが欠番になる。現在唯一ダウンロードできない回。
大槻ケンヂ(2008年03月26日)…片桐にフォローコメントをするが「それは違います」と一蹴される。
山下真司(2008年06月18日)…珍獣扱いされた上、「和ジェロニモ」というあだ名を付けられる。
しまおまほ(2008年08月27日)…セクシーなつもりで出した声をボロクソに言われる。
ザブングル加藤(2009年04月22日)…意外とモテることが発覚しエレ片にマジ引きされる。「…扱いづらいッスね。加藤さん」。
THE GEESE尾関(2009年05月06日)…すっとぼけたキャラクターを総叩きされる。
キングオブコメディ今野(2009年05月13日)…顔が不細工ということで「どこで顔殴られたんだ」と何度も言われる。
本放送のみの出演でポッドキャストに出てきていないゲストも沢山居るが、誰もが結構ヒドイ目に遭わされている。
ONE PIECE』の作者である尾田栄一郎先生もこの番組のリスナーらしいが、絶対にゲスト出演だけはしない方がいいと思う。
  
 
…書くの疲れたから、こんなところだろうか。
他にも面白いエピソードや長期化した企画は山ほどあるのだが、そちらは是非直接聴いてみて欲しい。すでにファンだという方も、振り返って聴いてみるのは如何だろうか。
個人的には、やついさんの言う細かいネタ発言がかなり好きです。(「お前らブス&ブスだな! お疲れ様でした!」「IZAMの部位破壊をしてこいよ!」等)
 
基本的に、エレ片はメンバーの仲が悪くなっているときの方が、エキサイティングで面白い。
で、揉め事があったときは、大抵、声の大きい奴が勝つ。とてもアホくさくて良い。
…しかし、まぁ、三国志(やつい)、ガンダム(片桐)、テレビゲーム(今立)が好きで、モテるモテないの話ばっかしてるって…これ、完全に『神聖モテモテ王国』だよな。
あぁぁああぁ、なんか刺さっている人達がわかってきた気がする…。
 
とりあえず、放送200回、本当におめでとうございます。
これからもずっと続いて欲しいです。
 
おわり

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