芋虫日記


【ネタ】…なし
 
【説明】…T-260Gの2011年3月初めから4月末までの日記、備忘録
日記なので、話題にしていることの元ネタの説明は省いてあります。

 
【独断】…引っ越した
また日記を書くのに二ヶ月も空けてしまった。
例によって二ヶ月くらい経つと何があったかきちんと憶えていないものなのだが、今回に限ってはわりとよく憶えている。なんせ東日本大震災があった。
計画停電や一部の品不足によって少し不便だったというくらいで、私自身の直接的な被害は全くなく、知り合いにも犠牲者は出なかった。ただ、知り合いの知り合いには当然亡くなった人もいるし、実家が避難を余儀なくされている人もいる。
直接的な被害は受けなかったものの「地震以降不安な気持ちになることが多い」という人も結構いる。特に元々鬱を抱えている人なんかは顕著で、双極性障害を持つ私の友人も地震関連のニュースを連日見ているうちにかなり気分がやられてしまったらしい(もう持ち直したけど)。
たしかに地震から数週間はみんながちょっとおかしくなっている状態で、私自身も含めて“正解”の模索に必死になっていた感じがする。防災に対する正解、被災地復興への正解、原発社会に対する正解、放射能漏れに対する正解、メディアリテラシーの正解、節電への正解、自粛ムードに対する正解…
それまでの常識が覆されるような天災と人災に直面して、日本の強さも粗も結構浮き彫りにされた。みんな、大なり小なり価値観に変化を求められた。
 
もっとも、即座に正解を出さなければならないものもあれば、考えつつ期間を置いて冷静に結論を出した方が良いこともある。
まずは、私自身のどうしようもない日常を振り返って小休止したい。

 
■ 俺はツイ充
このブログで散々ツイッターの悪口を言ってきたような気がしますが…*1、あれはなしです! 回収です! 淫魔の乱舞は回収です!
いやぁ、面白いよツイッター。フォローしている人たちが一癖も二癖もあって、それでいて良識もあったりしてね。
私の場合、生身で相互にフォローしている人は30人くらいしかいないので、自分のタイムライン*2を見ているだけでも、フォローしている人たちの大体のツイートは把握できてしまう。人数が少ないから、時間のある時はその人たちのページに行って何をツイートしているか逐一チェックすることもできる。
よって、わかる範囲でその人たちの職業、年齢、生活リズム、趣味嗜好、体型、体質、何を食べたかを全て記憶しているのだが…これは、自分で言うのもなんだがなかなか気持ちが悪いと思う。別に意識的に憶えようとしているわけではないんだけど…
たまたま今現在は女性の相互フォローさんが多い。男性でやりとりをしているのは、どうしようもない大学院生のキタグチさんと、としあきなのにちゃんと働いているギャンブラーの尾崎さんの二人のみだ。
リアル友人にもツイッターをやっている人たちは何人かいるが、彼らとはもうしばらくリアルで会っておらずネット上でのやり取りしかしていない。むしろ最近は、やつらは私の寂しい心が生み出した架空の友人なのではないかという気すらしている。
 
■ 『範馬刃牙』でラストバトルが始まる
ついに刃牙vs勇次郎の決着戦が始まる。単行本もシリーズ合計100巻を越えて、ようやく最終決戦にまでこぎ着けた。
憎い父親を打倒するために闘ってきた刃牙と、ただ自分の趣向ために息子を鍛えてきた勇次郎…当初はそうであったはずなのだが、ここに来てとんでもない化学変化が起きている。
刃牙が勇次郎と闘うに値する強さになったとき、二人の間にようやく親子らしい親子関係が成立してしまったのである。
刃牙にとって勇次郎は単なる憎しみの対象オーガではなく問い質すべき父親となり、勇次郎にとって刃牙はただのエサではなく真っ当に向かい合うべき息子となっている。…まだ苟且ではあるものの。
そして、互いに親子としてできる最高の礼を尽くしている。
刃牙が勇次郎にすすめられたドライシェリーを飲んで「旨いや……」と言い、それに勇次郎が「ん………」と返す場面は、なんかもう見ていて本気で泣けてしまった。
刃牙が幼少期から闘いに闘って闘い抜いた挙げ句、ようやくたどり着いた親子の晩餐。
この結末がどうなるのかさっっぱり見当が付かない。付かないが、とにかく全力で読み切るしかあるまい。
 
■ ディアガールストーリーズを聴き続ける毎日
前三回分のエントリーで『神谷浩史・小野大輔のDearGirl〜Stories〜』というラジオ番組のことを書いた。この番組の放送が200回を越えたため、記念にどうしても書いておきたかったのだ。
がしかし、200回分のラジオ番組について余す所なく書こうとしてしまったため、正直、凄く大変だった。
「あのトークがあったのは何回目」「あのイベントがあったのは何回目」「ついでだから、番組中に登場した食べ物も全部チェックしよう」「タイテムさんの話題もチェックしておこう」そんな感じであれやこれやとメモを取りながら1秒も漏らさず聴き直した。
さすがに仕事中は無理なので、移動時間にずーっと聴いていた。家に帰ってもテレビは一切つけず、御飯を食べながらDGSを聴き続ける毎日。
気が付くと聴くことが目的になっていてブログを更新するのを一月以上忘れていた。そのためこれまでブログを読んでくれていたBさんなどには「死んだ」と思われていたようだ。ブログで私の生存確認をしている友人からも死んだと思われていた。
 
■ 「たとえ相手がこっちを好きじゃなくても、告白して想いがどう伝わるかなんてわからないじゃん!」
四月の迷言。誰が言ったかって、私がである。
どういう経緯でこのセリフが出たのかは謎だが、反芻してみると凄まじい破壊力がある。女子中学生か!
…さり気なくいいセリフだよね。
 
■ 浜田省吾さんにハマる
ハマっている。ハマショーにハマっている。
誰もいない実家を家捜ししていたら、たまたまハマショーのゲームを見つけたので何の気なしに始めてみたのだ。
そしたら、これが半端じゃなく面白い。
肩パッドを付けて世紀末な格好をしているアニメ絵のハマショー。ハマショーに協力するため汚染地帯をボタン連打で駆け抜ける主人公(プレイヤー)。時には武装組織の拠点でスニーキング。時には森の中で珍獣をハンティング。そして、世界を救うためのハマショーライヴ!
いやー、もうわけがわかりません。最高です。喋るギターが「浜田省吾よ」とか語り掛けてくるし。
間違いなくクソゲーの類なのだが、ハマショーが格好良く演出されていることについては100点満点のゲームである。これをやったら誰しもハマショーの虜になってしまうことだろう。
だぁれぇもがぁ〜♪ ウォウォウォウォウォウォ〜泣いてぇるぅ〜♪
 
■ ゴールデンセンチュリーが欲しい
私の手に掛かれば毎日が日曜日みたいなものだが、もっと本格的に休みたい。ゴールデンウィークなど生ぬるい。21世紀丸ごと休みたい。
できれば路頭に迷わない形で。
 
■ おっぱいに関連した夢が見たい
ここ10年来、私の人生のテーマとなっている。冗談ではなく。
考え得る限りのあらゆる努力をしたのだが、おっぱいに関連した夢はまだ一度として見られていない。何かの拍子に一度くらい見せてくれてもいいのではないだろうか。
もうこの際だからデビルマン的におっぱいに食べられる夢とかAKIRA的におっぱいに圧死させられる夢でも良いから、とにかくおっぱいの夢が見たい。
 
■ ブリョあき健在
かつて二次裏で『シスタープリンセス』の白雪というキャラクターのスカトロ文芸を(勝手に)創作発表していた男…ブリョあき。
ブリョあきの作品群は真っ当な感性の持ち主が見たら下衆としか言いようのない内容なのだが、一山越えて見てみると、これが非常に秀逸で面白かったりする。
…どんな作風なのか説明したいが、一応このブログは全年齢対応を謳っている。ブリョあきの作品は完全に18禁な上にグロ表現が多いので、さすがに具体的な内容に関してはちょっと触れられない。さわりだけ言うと、白雪の肛門から日本各地の特産品が出てくる…といった感じだろうか。
彼のクールな文体とファンタスティックな発想に、当時の私も憧れたものである。
久々に彼のことを思い出して検索してみたら、保管庫が健在でむちゃくちゃ嬉しかった。それどころかブリョあきは現在進行形でふつーに個人ブログを書いていらっしゃった。ああいう紳士がいつまでも元気でいてくれるのは喜ばしいことである。
18禁じゃないブリョあきのエピソードもあるので、この機会に一つご紹介しておきたい。
「ブリョあきドキュメント’04『福沢祐巳強奪計画』」
 
■ 「風が吹くとき」検索怖い
3月、4月にこのブログのアクセスペースが突然伸びたので一体なんなのかと思ったら、どうも「風が吹くとき」の検索でいらっしゃった方が大勢いるらしいのだ。
福島原発の事故を受けてか、被曝に対する関心が高まり、被曝アニメである『風が吹くとき』の検索数が激増したのかも知れない。あのアニメ一本できちんとレビューを書いているブログは少ないので、たまたまレビューを書いていたこの厠ブログに流れでお客様が沢山いらっしゃったというわけだ。
幸い、風が吹くときに関してはわりと真面目にエントリーを書いていたので良かったのだが…何分このブログ、基本的にふざけたことしか書いていない。真面目な気持ちで来た人が他のエントリーを見て何か怒ってしまうんじゃないかと内心ひやひやしていた。
5月に入り「風が吹くとき」の検索も落ち着いたようで、アクセスペースも元に戻った。それはそれで寂しい限りだ!
 
■ 5月の目標
5月の目標は「パンツを穿いている時間を20%増やす」です。
よろしくお願いします。
 
おわり

OVER THE MONOCHROME RAINBOW ORIGINAL SOUNDTRACK

OVER THE MONOCHROME RAINBOW ORIGINAL SOUNDTRACK

*1:というか「ツイッターをやるくらいなら爆死する」とか言っていた気が

*2:自分と自分がフォローしている人の書き込みがリアルタイムに表示される画面

神谷浩史・小野大輔のDearGirl〜Stories〜  放送200回小ネタエピソード集


【ネタ】…ラジオ 神谷浩史・小野大輔のDearGirl〜Stories〜(2007.4-) 
 
【説明】…文化放送で放送されているラジオ番組
声優である神谷浩史小野大輔ストーリーテラーとなって「親愛なるラジオの前のたった1人の『アナタ』のため」(Dear girl)に物語を届ける。携帯サイト「アニメロミックス Dear Girl」や雑誌『comic SYLPH』改め『シルフ』と連動している。
前回…「神谷浩史・小野大輔のDearGirl〜Stories〜 放送200回!」
前々回…「神谷浩史・小野大輔のDearGirl〜Stories〜 放送200回分まとめ」

 
【独断】…小ネタ集

小ネタエピソードとは言っても、実は前回、前々回のエントリーで書けることは大体書いてしまっている。
最後にそこからこぼれた話を補完していきたい。
行くぜ、おい!

 
■ アニメロミックスふざけ告知
最近はわりと真面目にやっているが、この番組ではスポンサー様の告知をまともにやっていなかった時期があった。おふざけを入れて告知文章を崩してしまっていたのである。
もともと告知には一ネタ挟むのが恒例ではあったが、80話近辺では、原型をとどめないほどに悪化。84話で飽きるまで「アニメロミックス」がまともに読まれることはなかった。

この番組の携帯サイト、ディアガールストーリーズのコーナーでは、この番組のレポートと写真を掲載しています。
アニメロ会員になると、おまけ写真とレポートのバックナンバーを見られるようになります。
さらに毎週一つずつ更新されるディアボイスの着信ボイスも好評配信中!
アニメロミックス、ディアガールへのアクセス方法は、どの携帯もメニューリストかカテゴリーの「着信メロディ」から「アニメ」がある項目に行くと、アニメロミックスのページを見つけることができます。
アクセス、待ってます!

これ↑が原文。
それで実際読まれるとこう↓なる

この番組のケーテーサイト、ディアガールストーリーズのケーナーでは、この番組のレパータと写真を掲載しています。
マニメロ会員になると、おまけ写真と、レパータのベックナンザーを見られるようになります。
さらに毎週一つずつ更新されるディアヴァイスの着信ヴァイスも好評配信中!
エニメロマックス、ディアゲーレへのエクセス方法は、どのケーテーもマナーラストかケタガリーの「着信マロニー」から「エニメ」がある項目に行くと、エニメロマックスのパージを見つけることができます。
エクセス、めってます!*1

このふざけ告知はゲストも巻き込まれることがあり、遊佐浩二さんや、石川英郎さん、鈴木裕斗さん、小野坂昌也さんなどが被害に遭った。
というか石川英郎さんに至っては「セックス、待ってます!」と読んでいた。
 
■ アニメロサマーライブふざけ告知
毎年夏に行われているスーパーイベント「アニメロサマーライブ」。
DearGirl〜Stories〜でも告知されるのだが、平時のアニメロミックスの告知に輪を掛けてふざけまくっているので、いよいよ何を言っているのかすらわからない内容になっている。
もはや原文不明。実際に聴いて確認していただきたい。
セーテメスーペーエリーナというところで行われているらしいということと、平野綾さんが出てくるということくらいしかわからない。
53話と100話あたりが特にひどい。
 
■ ヒロCの私生活
・ 本人が言うにはモテないらしい
・ 朝御飯は菓子パンとLG21とヘルシア。夜はジオカフェの半額パン。一番のご馳走はガスコンロ前での立ちしゃぶしゃぶ
・ 二人暮らし。同居人はロシアンブルーのにゃんこ先生。呼ぶときは「ねこ、ねこー」と呼称
・ 一時期リリアンに夢中だった
・ ガチのゲーマー。「コントローラーはそんなに集めない方」と言いつつ、コントローラーだけ入れたダンボールもある
・ ガンプラが大好き。独りで遊んでいるっぽい
・ お正月に独りで豚の角煮とふろふき大根を作って写真を撮る
・ トイレは一つ、便座は二つ
 
 
■ オノDふざけ演技ベスト5
番組内のコーナー「シルフ談話室」では、シルフに掲載している作品紹介のために、パーソナリティ二人があらすじを読んだりキャラのセリフを喋ったりする。…のだが、オノDがこのコーナーで演技をまともにやったことは滅多になく、大抵ひどい有様になっている。
以下、私が特にひどかったと思うものを挙げていく。気になった方は実際にチェックしていただきたい。
第5位 … 162話『薄桜鬼 巡恋華』:雪村千鶴
ショッカーの戦闘員のような奇声を上げ、千鶴役の桑島法子さんをディスる
第4位 … 209話『ひめごとははなぞの』:田中愛
えなりボイス全開
第3位 … 114話『つくろい屋シリーズ』:ククル
前日にコロッケさんのモノマネを見てしまったせいで、「機械仕掛け」という設定を誇張してしまう
第2位 … 022話『S・L・H ストレイ・ラブ・ハーツ!』:山科峯満
演じ分けを強要され、ネタが尽きた挙げ句じじい喋り
第1位 … 201話『マジナ!』:ウール・マーヴィ
ドラマCDで持ち役だったが、ブランクがあったせいでキャラを忘れる「ウール・マーヴィだよ!」
 
■ DGSと食べ物
食べ物の話題は非常によく出てくるが、全部挙げているとキリがないので本番中に飲み食いしたものだけ列挙します。

おにぎり、そば、ヨーグルト、スイカ、カフェオレ、黒酢、砂糖、トマト、コーラ、ココア、ピノ、ドリアン、ビッテル、レーズン、からあげクン、とんこつラーメン、ラムネ、炭酸水、わらびもち、おいなりさん、五目おいなりさん、ドクターペッパー、ふがし、白米、酢飯、鶏鍋、麦茶、赤ワイン、ふぐ煎餅、100円アイス、神谷浩史初恋の味キャンディ、グリンピース、みかん、ブラックサンダー、ブラックちびサンダー、ディアガールサンダー、ディアガールサンダー試作各種

以上!
書いてあるのは聴いていて確認できたものだけなので、実際にはもっともっと様々な食べ物が散乱していると思われる。

 
■ DGSとゲーム
最近はテレビゲームをやる女の子も増えてきたのでゲームの話題もありかとは思うが、この番組の中で話題になるのは『ラブプラス』や『アマガミ』などの男性向け恋愛シミュレーションゲームであることが多い。
恋愛シミュレーション以外では、一度ヒロCがガチで『HEAVY RAIN −心の軋むとき−』を推していたことがあったが、これも比較的マニアックな部類に入る。
暴れん坊天狗』やホリ電機(現;HORI)などのネタは「もうわからなくてもいいや」のレベル。
ゲーム好きの多い声優界の中でもDG5は全員コアなゲーマーである。ちなみに、DGSファミリーのオノマーやタイテムもゲーム大好き。
 
■ DGSガンダム
男…特に現在の30代40代の男性にはガンダムファンが非常に多い。
ガンダムシリーズの名セリフやモビルスーツの名前などは、その世代の男性にとっては一般常識の内である。
そんなわけで、30代男性であるパーソナリティ二人も当たり前のようにガンダムの話をする。…のだが、メインリスナーである女の子は『ガンダムSEED』以前の宇宙世紀ガンダムなんて見たことがない。
実際、ハマーン・カーンを押した企画をやっていたが、「そもそもハマーン・カーンを知らない」というリスナーが続出した。考えてみればハマーンが出ていた『ΖΖ』だって25年前の作品である(2011年現在)。リアルタイムで視聴していた世代はやはり30代以上だ。
しかし、そんなことはお構いなしに大好きなガンダムの話を続けるパーソナリティ二人(特にヒロC)。
リスナーも全くのノーリアクションというわけでもなく、今までに「リュウ」「ネモ」「ドズル中将」などが番組にお便りをくれている。

ヒロC曰く「邪悪なミンキーモモハマーン(右)
 
■ DGSと80's
何度も言うが、本来ターゲットにしているリスナーはDearなGirlである。「Girl」。
しかして、やっぱおっさんら80年代ネタが好きらしく、ダーティペアやあぶない刑事、浜田省吾などの話題が遠慮なくバンバン出てくる。
逆に言うと、そんな話題に健気に付いてくるGirlは本当にDearだと思う。
 
■ 実は超人気番組
DGS本編では「イベントに人集まるのかな?」等、弱気であったり卑屈であったりするトークもなされるのだが、実際のところ、各種メディアミックスやらイベント集客やらダウンロードコンテンツの盛況ぶりやら人気声優ランキングやらを見ていると、DGSは間違いなく「超」の付く人気番組である。
他番組でDGSの話題が出る時もそういう言われ方をされることが多く、特にDGSファミリーがやっている番組では露骨にDGSを引き合いに出すこともよくある。
パーソナリティ二人は、2008年頃から自虐的に「Now Peak!」と言っているが、今のところ下降線の気配は全くない。
Peakはともあれ、なが〜く、ながく、番組が続いて欲しいと思います。

 
…こんなところか?
毎週番組を聴いている人には「今更」、聴いたことのない人には「意味不明」…な記事かも知れませんが、何かの機会に役立ったら嬉しいと思います。
 
私もヘビーリスナーであることを自覚している以上、イベントにも参加してみたいのだが、テンション上がったGirlが沢山いるところにおっさん独りで行くのも気が引けるんだよねぇ…
でも、いつかイベントにも足を運んでそれをこのブログに書いてみたいです。
 
おわり

*1:「エニメ」が「マニメ」になるなど、細かい変化はある

神谷浩史・小野大輔のDearGirl〜Stories〜 放送200回分まとめ


【ネタ】…ラジオ 神谷浩史・小野大輔のDearGirl〜Stories〜(2007.4-) 
 
【説明】…文化放送で放送されているラジオ番組
声優である神谷浩史小野大輔ストーリーテラーとなって「親愛なるラジオの前のたった1人の『アナタ』のため」(Dear girl)に物語を届ける。携帯サイト「アニメロミックス Dear Girl」や雑誌『comic SYLPH』改め『シルフ』と連動している。
前回…「神谷浩史・小野大輔のDearGirl〜Stories〜 放送200回!」
次回…「神谷浩史・小野大輔のDearGirl〜Stories〜  放送200回小ネタエピソード」

 
【独断】…振り返ればタイテムがいる
さて、前回はメインパーソナリティとスタッフ、DGSに深く関わっているゲストの紹介だった。
今回はDGS1話から200話までの全タイトルとゲストが来た回などを一挙にブワーっと書いていきたい。
改めて聴き直す場合などの参考にしていただけたら幸いである。
ちなみに…
赤字がイベント
青字がその回にきたゲスト
緑字がタイテムの話題
となっている。
 
んじゃもう早速行きましょう。
レックス!レックス!

 
〜2007年〜
第001話 「かみ合わない二人」
第002話 「本当はもっと静かな番組にしたかった神谷さん」  記念すべき乙女の相談第一号をギブアップ
第003話 「Hiroshi in Osaka!」
第004話 「僕の鞄はゴミ箱じゃない!」
第005話 「俺よりも狩りの方が大事なのかよ!」  OP・ED変更 オノD生誕祭
第006話 「本番5分前のトークは、とても流せるもんじゃなかった」
第007話 「浩史はパステルに夢中」  オノD「メディアミックス」連呼。オノノートに「ゲーム化」「チョコ化」
第008話 「あ、浩史、あとでパソコン教えて」 
第009話 「異議あり!!」  神谷浩史のあだ名「ヒロC」仮決定(投稿者「さゆ」さん。葉書の裏に自分の水着姿)
第010話 「神谷玉露三郎に決定!」  高知でママDと思しき人物発見(実は違う人物であることが後に発覚)
第011話 「このあと、あんげんようたかさんの登場ですよ」  安本洋貴
第012話 「あの先輩がメアドを教えてくれまへん」   オノDファーストミニアルバム「ひねもす」発表
第013話 「もう、浩史は俺がいないと帯も結べないんだから」  ゆかた放送
第014話 「やったねヒロC! 人命救助!」
第015話 「お、浩史、髪切った?」
第016話 「浩史さんへ、いつも応援してくれてありがとう」  パッドさん現る オノDコーラでげっぷ
第017話 「注目すんな! あんま見んな! 再生すんな! ニコニコすんな!」
第018話 「ちゃんとDearGirlになるのか、ちょっと不安です」  ヒロC夏風邪欠場 杉田智和
第019話 「おかえり」  ディアレター最後
第020話 「お杉、気を付けて! 浩史がキミの操を狙ってるよ」  珍年会の実態 杉田智和
第021話 「夏ってセンチメンタルな気分になるよね?」  オノDコーラ再び
第022話 「最後のチョコクロ、誰のもの?」  えなり初登場 シルフ持ってきての歌初登場 オノD「ずっとテレ東見てろ」
第023話 「このあと、異臭騒ぎ」  ドリアン放送
第024話 「プラモは面白いポーズにされる運命ですよ」
第025話 「だって…やや甘かったんだもん」  シルフVol.4持ってきての歌 スーパーえなり
第026話 「あ、そのオノDの時計って、空き缶の裏みたいだね」  シルフ相談室→シルフ談話室
第027話 「スタジオの向こうで、大人達が真剣に話してた」  タイテム話
第028話 「あ、もう、スタジオが脂臭いっすわ」  小谷あたる命名 中村悠一
第029話 「サードフェイズ、終了」  隠れゲスト:中村悠一
第030話 「オシリーナオシリーナ! 嬉しーな嬉しーな!」  シルフ編集長・杉原千秋
第031話 「浩史は大きいものが怖い」  小林ちゃんこちゃんこ初登場
第032話 「誰かが…僕らを写生している…」  いわさき砂也初登場 チンベル持ってきての歌
第033話「浩史…やっぱ、すね毛はいっといた方がいいっスかね?」  タイテム話
第034話 「差し入れにオロCとリボDを貰ったよ」  「Say Your Name!」発表 売れる運持ってこいの歌 公開録音
第035話 「ワカパイと電撃ホビーに夢中」  公開録音振り返り
第036話 「何もすじゃねーよ! ひねもすだよ!」 マーク描いてみての歌 OP・ED変更
第037話 「2008年、神谷浩史宅で公開録音決定!」  発売かぶったの歌 クリスマス回
第038話 「中村…フラッグのプラモ買ったから…あとでサインしてくれ」  安元洋貴中村悠一杉田智和
〜2008年〜
第039話 「おい、中村、お前コントレックス飲むな」  安元洋貴中村悠一杉田智和
第040話 「ニコニコ市場で一瞬電王超え」  オノDニューシングル「雨音」発表 Vol.5持ってきての歌
第041話 「若い女性に大ヒット中! 面白さイナヅマ級!」
第042話 「今日、僕と浩史の台本は微妙に違います」  ヒロC生誕祭
第043話 「三人はパーツの一個一個が綺麗」  進藤学、南圭介八神蓮
第044話 「女の子って毎日大変だよね、メイクアップ!」  ワンフレーズストーリー最後
第045話 「ずっと俺のターン!」  ヒロC生誕祭リベンジin神谷ハウス前編
第046話 「パーティーを抜け出そう!」  メイド喫茶DGS WiiFat 生誕祭後編
第047話 「あ、杉田、本番だから電話切るよ」  タイテム話
第048話 「沢山のバレンタインチョコありがとうってツンデレのヒロCが言わないから俺が言ってみた」
第049話 「川口名人」  オノノートに「ブラックサンダーコラボ」
第050話 「本当は、仲良しなんだよ」  CK(ちょっと気持ち悪い)初登場 シルフ隔月刊化 フェチ話 タイテム話
第051話 「楽しいのが正義!」  声優アワード、ヒロC・オノD共にサブキャラ賞受賞
第052話 「DearGuys〜Stories〜」  2年目突入 
第053話 「チャリプロジェクト、コゼニノアリカです」  Vol.6持ってきての歌 ナイス自意識初登場
第054話 「It's a T Time!」  楠大典(タイテム)
第055話 「あ、はいこれ、みなみけのスタッフからの差し入れです」  アニメロミックスふざけ告知始まる 夢の回
第056話 「これ、俺の原稿、うっす!」  オノD生誕祭 ママD
第057話 「ノーモア55話!」  CK(乳首こんにちは)初登場
第058話 「ポチ! トランザム!」  岬下部せすな
第059話 「浩史は取材でもツンがぶれない」  好きな男性声優1位:ヒロC、2位:オノD ちゃんこノーム
第060話 「最後の晩餐の絵、送るらしいよ」
第061話 「あー! 尻尾切れたけど取れないところ落ちたー!」  DGS英会話
第062話 「I'm Suck!」  シルフVol.1持ってきての歌
第063話 「最近、小野肉輔になっています」  鈴木裕斗
第064話 「俺にもバンテリン貸して下さい! Cに塗るから」  男性リスナーが多いことが判明(特に10代、60代)
第065話 「貝の口、凄いことになってるよ」  ディアボイスコーナー開始 ゆかた放送
第066話 「神谷友人帳は男しか呼び出せないぜ」  神谷浩史「アジアNo.1」
第067話 「あの…一曲入りになったらゴメンね」  オノD「真夏のスピカ」発表 便座アイデア募集コーナー開始
第068話 「腹減った〜。でも食べない!」
第069話 「ま〜たガンダム増えちゃうよ〜、セラビー!」
第070話 「浩史、潤芯はエロくない」  ダーツ大会
第071話 「浩史にレベル上げてもらったよ」  ちゃんこノーム
第072話 「浩史、スボンのチャック、注意な」
第073話 「一遍、住んでみる? 俺と一緒に」  鳩と砂也は友達
第074話 「この衣装2着で30万円!」  公開録音
第075話 「僕のTシャツ、いじって下さい」  グッズが売れてテンションが高いヒロC タイテム話
第076話 「おいちゃんこ! 公録でキャーキャー言われてたそうだな! パン食うか!?」
第077話 「鳩のマンガの帯の裏」  ちゃんこインフォメーション
第078話 「今日は取材が二組。良いことだけ書いてね」
第079話 「柔らか素材でブルマが伸びる」  ヒロC、アッキーナに振られる 夢の回
第080話 「ごめん鳩! 俺、あのセリフ言ってたみたい」  声優アワードの様子
第081話 「このスタジオ、俺以外全員ドS!」  遊佐浩二
第082話 「今週も、このスタジオ、俺以外全員ドS!」  石川英郎
第083話 「ディアボイスの奇跡、浩史朝からお騒がせ」  DGSスピンオフ会の様子 「猫人間せんせい」命名
第084話 「浩史、テライケ面をかぶるとアンニュイになるよね」
第085話 「ディアボイス、1位から11までDGSが独占!」  来夢来人イラスト掲載
第086話 「テライケ面の銀色はお金がかかるんだって」
第087話 「ダブルオーのちょっと先の展開、知っちゃった」
第088話 「30歳を過ぎて、一つ失ったものがある。それは、ツヤだ」  クリスマス回
第089話 「ちょっと! 俺のパンツ見たでしょ!」  クリスマスコスプレ
第090話 「楽屋のトークがほんっとにヒドイ」  安元洋貴中村悠一 タイテム話
〜2009年〜
第091話 「杉田くんは今日ずっとお節を食べています。だから無口です」  安元洋貴中村悠一
第092話 「ヒロC、鼻の穴がツルンツルン!」 
第093話 「アニメロ着ボイス年間トップ3、全部ヒロC!」
第094話 「今日は授業参観日」  ママD・パパD見学
第095話 「スタジオ移動しまーす」  ヒロC生誕祭モテスタ前編 杉田智和
第096話 「小野総統、スタジオからいなくなりまーす」  生誕祭後編 楠大典、ジェーニャ
第097話 「ヒロCのチャイナ、違和感なし!」  タイテム話
第098話 「そういえば、ヒロCのバースデイ当日、メールを忘れてた」  小野Dニューシングル「風花」発表
第099話 「半額パン男現る!」
  ヨガファイア 
第100話 「君とのデート…今日で100回目だね」  飲酒放送 アニメロ告知超ふざけ 夢の回
第101話 「クイニーアマンは半額になりませんが、よろしいですか?」  鈴木裕斗
第102話 「わしゃあ高知に帰っちゅうきに」  DearBoy〜Stories〜
第103話 「確定申告した? 俺した!」  ヒロC声優アワード主演男優賞、ベストパーソナリティ賞受賞
第104話 「この前、二人でレコーディングしちゃった」  3年目突入
第105話 「打ち合わせにドスケベ関西人現る」  「My Dear Girl!」発表 OP・ED変更
第106話 「おー、浩史、そのTシャツ似合ってるね」  ヒロCガチャピン
第107話 「グッときてますねー!」  アマガミ病発病
第108話 「神谷総統の命令は最優先事項です!」  Vol.6持ってきての歌 オノD生誕祭リブリッチ
第109話 「はい、これ京都土産」
第110話 「下じいしきのできがイイ」  アマガミ病悪化
第111話 「はい、神谷友人帳」
第112話 「ヒロCは、紫がお気に入り」
第113話 「俺たちやってまーす! 第5放送!」  シルフ持ってきての歌オノマーデュオ 小野坂昌也
第114話 「なんっか左からプレッシャーが来る」  Vol7持ってきての歌byオノマー 隠れゲスト:小野坂昌也
第115話 「今、iPhoneが熱い!」
第116話 「浩史! そのシャツいいねぇ」  オノDの高知情報 タイテム話
第117話 「ヒロCは俺がいないと帯も結べないんだから 2009」  オノノート「DVD化」 ゆかた放送
第118話 「お洒落エンペラー現る」  DGS響ゲーム化発表 タイテム話 岩崎大介
第119話 「っは(笑)、iPhone買っちゃった」  タイテム話
第120話 「人間疲れると、打ち合わせが下ネタになる」  有楽製菓からお菓子 Vol.8持ってきての歌 カレーの歌
第121話 「あの、打ち合わせで話したアレは、マジで内緒にして下さい」
第122話 「なぁに〜!? うちの作家がサイン会だとぉ〜!?」
第123話 「あぁは、僕、ド変態ですかね?」  ディアボーイから恋愛相談
第124話 「たすま、勇気の襷、渡したぜ」
第125話 「レコメンに浩史と二人で出た! という事後報告を俺は今している」  オノD変態化 「キンモクセイ」「ハレノヒ」発表
第126話 「このあと、ほぼ視覚的要素!」  公開録音
第127話 「朝早くから並んでくれた皆さん、本当にありがとうございもす」  公開録音振り返り
第128話 「借金60万…実に面白い」  タイテム話 代永翼
第129話 「…ヒロC…そういうのは、ちょっと…」  NowPeakTシャツがリスナーの乳首狙う
第130話 「俺の携帯、セーフ!」  ヒロCの寂しい食生活 ラブプラス病発病 「うっわぁ〜…おっきぃ〜!」
第131話 「電フェスは俺の庭! だから何をやっても怒られない!」  ディアガールサンダー企画発表 公開録音
第132話 「おい、編集部、しんこうなしやのうてにいたかなしやきねえ」  乳首統計 ナマステ先輩初登場
第133話 「神谷さん…この猫、ブサイクですか?」  ラブプラス病悪化 グッズ超赤字、荻原P左遷 第1部完
第134話 「響グッズのテライケ面アイマスク、在庫ありすぎて、編集部眠れない夜」  有楽製菓伊藤
第135話 「こんばんは、貴女の楠大典です」  オノD腸炎で欠場 楠大典
第136話 「ゆかりん食べて下さい」  パーソナリティ、ハマーン・カーン
第137話 「神谷さんはそういう人じゃない」  熱愛S・O・S!発表 AD八木橋初登場
第138話 「逆から読むとやさい」  ヒロCの高校時代 ラブプラス病蔓延
第139話 「今日の俺、デストロイモードで、行っきま〜す!」  グリンピースの歌
第140話 「…おぉ…革ジャン流行ってるよね」  岩崎大介
第141話 「去年の衣装腐りました」  隠れゲスト:小野坂昌也 クリスマス回
第142話 「ヒロCから貰ったとあるブルーレイのレールガン」  隠れゲスト:小野坂昌也 タイテム話
〜2010年〜
第143話 「今年こそ、ストップウォッチを使いこなす」  小野坂昌也
第144話 「なんとこのあと、DGS飲み会!」
第145話 「ヒロC、未だに正月ボケ!」  こんばん波 年末年始イベント振り返り
第146話 「ヒロCの2010年の本当の目標は…酒とタバコと女と喧嘩ですよ!」  オノDニア逮捕
第147話 「この衣装、今回の生誕祭と…何も関係ありませんファイアー!」  ヒロC生誕祭ハマーンメモリアル 声:榊原良子
第148話 「未だにネオジオンの亡霊に支配されているDGS  デュラララ話
第149話 「CDのナマステ先輩がひどい」  DGサンダーCM集
第150話 「35歳、男の限界説」  翠ちゃん誕生日おめでとうベヴンの歌
第151話 「もう大好きだから、こっちに来なさーい!」  オノD腹汗、ヒロC頻尿 第2部完
第152話 「スタンド編突入!」  ちゃんこと内P有楽工場見学
第153話 「第4回声優アワード、投票してくれた皆さん、本当にありがとうございました」  オノD主演男優賞
第154話 「酒…タバコ…喧嘩…熟女…」  阪口大介のレディーごっこ
第155話 「なんか、CMっぽいのとったよ」  DGサンダー発売開始 声優アワード振り返り シルフ月刊化
第156話 「ヒロC救出中!」
第157話 「小野大輔チェリーベルベストすべり賞をいただきました」  4年目突入 ヒロ子・ダイ子
第158話 「帰ってきた新世紀の文豪」  シルフ月刊化おめでとうの歌 青二マネージャーものまね タイテム話
第159話 「ヒロC、本番前にテンションアップ!」  神谷さんのハレ汁かけて下さい おったいラジオ始まる タイテム話
第160話 「ウシくる? 行く行く〜! 今回は牛久におっじゃま〜!」  オノD生誕祭ウシくる前編 声:三石琴乃
第161話 「なぜかこのあとの台本、僕、渡されていません」  生誕祭後編 代永翼 声:三石琴乃
第162話 「なんで赤福あ〜んしてくれへんの?」  デブ方歳三
第163話 「スタジオが中2の部屋みたい!」  おった〜い タイテム話
第164話 「ヒ・ロ・シ! 1・6・4! い・ろ・よ!」  タイテム話
第165話 「おいなりさん!」  おいなり病発病 オノD「シルフ談話室」を言えなくなる
第166話 「ダイエット本、シルフで出しませんか?」  オノD舌好調
第167話 「ヒロC、パペットで中2プレイ」  おいなり病悪化 わき汗の歌 タイテム話
第168話 「今、そういうの流行ってるの? ハーフパンツ!」  シルフ8月号持ってきての歌 タイテム話
第169話 「今年もオサレエンペラー現る」  ゲスなリス登場 ゆかた放送
第170話 「ジーレ! ジーレ!」  タイテム話
第171話 「おはようございま〜す」  オノD下は穿かずにブラ一丁 オノDポンコツ
第172話 「俺のことは八木橋くんに聞いてくれ」  オノDポンコツ タイテム話
第173話 「こんばんは、代打ダイスケの次元大介です」  阪口大介
第174話 「こんばんは、代打おったいナリティーのおったい龍太郎です」  タイテム話 置鮎龍太郎
第175話 「ヒロCの家の事業仕分け、みゆくんに先を越された!」  タイテム話
第176話 「It's a ShowTime!」  DGサンダー再販決定
第177話 「今年のTシャツ、出来が良い! というわけでちゃりんちゃりんプロジェクト復活!」
第178話 「今回の観覧希望応募総数2万通超え! 俺たちNow Peak!」  鮪リターンズ 劇場版DGS発表 公開録音
第179話 「ヒロC、ゲーヒー生えてるよ!」  ヒロC・オノD珍道記 OP・ED変更
第180話 「西野力Tシャツ即完売!」  ヒロ子・ダイ子男性声優の悪口 タイテム話
第181話 「凱旋門からエッフェル塔!」  フランスからの取材
第182話 「今日もあなたは眠らない」  代永翼
第183話 「DearGirlは眠らない、オリコンデイリーチャート10位!」
第184話 「今日は、普通に、枯渇SOSTシャツを着用」  オノD、シルフに300万要求 ナマステ先輩
第185話 「ヒロC、その筆箱、アイルーじゃにゃいですかぁ?」  DGサンダー再販開始 高垣彩陽食べ過ぎ
第186話 「おかんハーレー」  世紀末おかんハーレー現る ハマショー回 タイテム話
第187話 「僕の待ち受け、ハマショーっす!」  劇場版DGS感想
第188話 「ちゃんこが冬眠の準備を始めたよ」 
第189話 「なんで今日僕だけ赤いバンダナなんすか?」  おかんハーレー再び 浪川大輔日焼けしすぎ
第190話 「グランドクロス!!」  おかんハーレー暴走 ヒロ子・ダイ子 オノD回し回
第191話 「今日ヒロCと帽子おそろい」
第192話 「あ、この表紙可愛いな」  高垣彩陽、武道館ライブでDGサンダー宣伝
第193話 「俺の重大発表は…がぁっ! ぐぁぁぁ!」  ママD「おかんハーレー自称」 おっぱい→メロンヌ
第194話 「俺も一緒に温泉入りたいな」  クリスマス回
〜2011年〜
第195話 「このスタジオ、俺以外全員ドS! 2011」  遊佐浩二
第196話 「おかんハーレー、4コマデビュー」  おかんハーレー映画館へ ヒロCガチリス
第197話 「帽子おじさん」  ヒロC女子力アップ
第198話 「このあと新年会!」  番組CD発売決定 ガチでオススメの吹き替え作品 タイテム話
第199話 「ほら、早くつなぎに着替えて!」  「神谷は誰が好きなわけ?」 ヒロC生誕祭リアル響出動です!前編
第200話 「神谷さんがゲストで登場する番組のパーソナリティはあちらの方です」  後編 阪口大介、山田ルイ53世
 
…以上!
本当はシルフ談話室にお便りをくれた作家さんも記載しようと思っていたのだが、予想以上に見にくくなってしまったので、断腸の思いでカットさせていただいた。
それでもまだ全体的にちょっと見づらいかな…
でも、大まかに何があったかはわかるようになっていると思います。「あれ? あのイベントって第何話くらいだっけ?」という時にでも参考にしてもらえたら嬉しいです。
 
しかし、こうして見ると…この番組、タイテムの話が多すぎる! どんだけ好きなんだ。
よく話題に上るよなぁと思って、タイテムさんの名前が出た回をチェックしてみたら、ご覧通りの高頻度。
タイテムさんの話はちょっとした小ネタ的に出ることが多いのだが、タイテムファンの方はチェックしてみると面白いかも知れない。
 
次回はこぼれ話です。
 
つづく

Dear Girl~Stories~響

Dear Girl~Stories~響

Dear Girl Stories 響 ドラマCD 暗黒響編

Dear Girl Stories 響 ドラマCD 暗黒響編

神谷浩史・小野大輔のDearGirl〜Stories〜 放送200回!


【ネタ】…ラジオ 神谷浩史・小野大輔のDearGirl〜Stories〜(2007.4-)
 
【説明】…文化放送で放送されているラジオ番組
声優である神谷浩史小野大輔ストーリーテラーとなって「親愛なるラジオの前のたった1人の『アナタ』のため」(Dear girl)に物語を届ける。携帯サイト「アニメロミックス Dear Girl」や雑誌『comic SYLPH』改め『シルフ』と連動している。
次回…「神谷浩史・小野大輔のDearGirl〜Stories〜 放送200回分まとめ」
次々回…神谷浩史・小野大輔のDearGirl〜Stories〜  放送200回小ネタエピソード

 
【独断】…書くにあたって200回分全部聴き直しました
まさかまさかの200回ですよ。
 
私はこのラジオ番組を第一回目から聴いているのだが、その第一回目の放送の時、私はホームレスだった。金もなかった。
ツテで現在の職場に寝泊まりさせていただいてはいたものの、連日の睡眠不足・栄養不足もたたり、正直、心身共に弱っていた。
そんな折、くたびれきったある日の夜、普段は聴かない文化放送にラジオをチューニングしてみる。
文化放送といえばアニラジ(アニメ関連ラジオ番組)だ。最近の声優さんなんてほとんど知らないが、女性声優さんの優しいトークでも聴けば少しは癒されるかなと思って、暗闇の中、寝床にラジオを置いた。
 
始まったのは男性声優二人がパーソナリティを務める『DearGirl〜Stories〜』(以下:DGS)という「女の子のためのラジオ番組」だった。
まぁ、そういうのも嫌いではない。しっとりとした雰囲気のオープニング曲…いいじゃないか。
 
しかし、放送第一回目になるその番組は、パーソナリティ二人にとって初めての冠番組だったらしく、聴いているこちらにも緊張感が伝わってくるようなむちゃくちゃギクシャクとした内容だった。
メインパーソナリティの片割れの神谷さんという人は、なんとかかんとか綺麗に番組を進行させようとするのだが、何しろ相方の小野さんという人がぼそぼそとした声で「うん…」とか「はい…」とか「いやー…」とかしか言わない。本番中、ため息までつく始末。この人、本当に声優か? その上、この小野さん、番組開始後すぐに「自分は楽屋番長だ」といきなりの敗北宣言。相方の神谷さんもそれを聞いて笑うしかない。
神谷さんが力業で番組の体裁をつくり、小野さんがその枠組みを良い塩梅にぶち壊す。この綱渡りな進行がなんともスリリングで、癒されるために聴き始めたラジオ番組なのに、私はいつしか手に汗握って二人を応援するようになっていた。
「こんなどうしようもない二人だって頑張っているんだ(失礼)! 俺も頑張ろう!」
私はこの番組に勝手に親近感を覚え、励まし励まされ、なんだかんだ毎週毎週聴くようになった。
 
そして時は経ち2011年初旬、気が付けば番組は200回を数えるようになっていた。
DGSはパーソナリティと番組スタッフが体を張って頑張り続け、公開録音などのイベントでは観覧希望に数万通の応募がくるような押しも押されぬ人気番組となっていた。
…なぜか、ラジオ番組なのにコミック化、ゲーム化、劇場化、お菓子化までされた(わけわからん)。
 
私自身、職も住居も手に入れ、今もこうして毎週スリリングにこの番組を聴き続けていられることは本当に幸せだと思う。
神谷さんと小野さんもこんな形で番組が人への励ましになっていたとは思うまいが、こちらとしては要所要所でもの凄く元気づけられたものだ。
放送200回、ありがとう&おめでとうございます!

 
…って、前置きが長くなった。
今回は番組リスナーか声優ファンの方でない限りは、読んでいてもサッパリなエントリー内容かもしれない。
リスナーの方にはこれまでの放送のまとめやエピソード集として見て頂けると幸いである*1
番組をご存知ない方も、記事の何かが琴線に触れたのなら、是非一度本放送を聴いてみて欲しい。
 
3回に分けて書くが、初回のこのエントリーでは、番組のパーソナリティ二人と番組に深く関わるゲストやスタッフの紹介をしていきたい。
以下敬称略です。ちなみに彼らに付いている変なあだ名とかは、私が付けたものではなく、番組中に出た文言なのであしからず!
あと、画像は無断転載になるので、ガチで怒られたら消します。
それでは行きましょう! エッフェルエッフェル!

 
 
■ パーソナリティ ■
 
神谷浩史 …愛称:ヒロC

番組のメインパーソナリティ。主に進行とツッコミを担当する。1975年1月28日生まれ。茨城県出身。
第2回声優アワード助演男優賞、第3回声優アワード主演男優賞、同ベストパーソナリティー賞(ベスパ)受賞者。
ラジオ限定男性声優ユニット「DG5(ディージーファイブ)」の「ドS」担当。
「日本おっぱい党党首」「平成のギャグマシーン」「アジアナンバーワン声優」など、数多くの異名を持つ。
基本的に常識人であり何かとしっかりしている。トークや進行も非常に上手い。後輩であり番組の相方でもであるオノDに振り回されながらも、番組の体裁をなんとか保とうといつも必死に頑張っている。
番組内では、オノDへの辛辣なツッコミが多いせいかSキャラとして扱われることが多い。ちなみに、リスナーに対して「ぶっ飛ばすぞ」や「メス豚」などと発言したことがある*2
しかし、さり気ない所で後輩をフォローしていたりと、実は凄く優しい一面もある。特にモンハンでは超優しい。
これだけしっかりしていて優しいのに女性からはモテないのが悩み。動物と男性声優からは凄く好かれる。
趣味はテレビゲームとガンプラ。「ピシュードゥアーダラララバービュゥーボァー」
初めて買ったガンプラガンタンク。好きなガンダム女性キャラはチェーン・アギハマーン・カーンに振られたことがある。40歳までにアイドルと結婚するのが目標。

虹色蝶々(豪華盤)(DVD付)

虹色蝶々(豪華盤)(DVD付)

 
小野大輔 …愛称:オノD

番組のメインパーソナリティ。主におふざけとボケを担当する。1978年5月4日生まれ。高知県出身。
第2回声優アワード助演男優賞、第4回声優アワード主演男優賞、チェリーベル ベストすべり賞受賞者。
DG5の「ハンサム」担当。
「カレーの妖精」「あなたのそばのワキアセ系男子」「昭和のハンサム声優」など、数多くの異名を持つ。
色気のある美しく低い声質で、演技ではクールな二枚目を演じることが多いのだが、当の本人は完全なるボケ気質。放送200回を数えるDGSにあって、未だに自力で番組進行をできる気配がない*3
アイドル的人気がありながら、数々の変態発言・変態行動を自発的に行い、自らの女性ファンをふるいに掛け続ける紳士。
そのボケ気質からヒロCにツッコミを喰らうことが多く、またそれ自体を愉しんでいることもあり、番組ではMキャラとして扱われることが多い。
しかし、ヒロCをいじる企画ではもの凄く活き活きとしていたりするところから、嗜虐心も相当に強いと思われる。これは同業者の杉田智和羽多野渉も認めている。
意外と根は凄く真面目なので、かしこまった場では緊張して真面目なことしか言わなくなる。
初めて買ったガンプラケンプファー。好きなガンダム女性キャラはケーラ・スゥ。女性になったらやってみたいことは「下は穿かずにブラ一丁」。
熱烈ANSWER(DVD付)

熱烈ANSWER(DVD付)

 
 
 
■ 番組に深く関わるゲスト&準レギュラー(ディアガールファミリー) ■
 
安元洋貴(やすもとひろき) ゲスト出演…11話、38話、39話、90話、91話
DG5の「あんげん」担当。声優界の人間山脈。
記念すべき番組初のゲスト…なのだが、名前を正しく呼ばれない、無視されるなど、雑な扱われ方をする。
文化放送でバイトをしていたり、某ハンバーガー店の店長をやっていたり、謎の経歴の持ち主でもある。
DG5の中では仲介役(電話係)を任されているらしく、メンバーが互いに連絡を取り合う時になぜか一度彼を通すことが多い。
DG5の中で一番の感動屋で、多分一番いい人。本人が言うには「メンタルが弱い」。
ビックカメラで牛丼を…
 
杉田智和 ゲスト出演…18話、20話、38話、39話、95話
DG5の「絡みづらい」担当。「淫獣杉田」の二つ名を持つ。
ヒロCが風邪でダウンした時に代打としてやってきたのが初登場。しかし、オノDがボケで杉田も異次元ボケなため、結果的に番組はめちゃくちゃになった。
オノDと「チェリーベル ベストすべり賞」を巡って争ったこともあるほど独特すぎる話芸を持つ。
基本的にはゲームの話しかしないのだが、ネタがピンポイント過ぎるため所謂ゲーマーでないと彼の喋りの大半は意味が解らない。自分からマニアックなネタを振るくせに、他番組で松原大典に愛想笑いしかされなかったことにふてくされていた。
「メスでもいい。女性のおっぱいを揉む」という彼の目標は叶ったのだろうか。
 
中村悠一 ゲスト出演…28話、38話、39話、90話、91話
DG5の「メタボ」担当。
男っぷりが良く、ヒロCの妄言にも乗っかってくれるナイスガイ。杉田智和にストーキングされている。
痩せていた頃の宣材写真は美形なのだが、長らくチョバムアーマーを装着し続けていた結果、パージ不能となる。事務所からも食べ過ぎNGの指示が出ている。一時、コントレックスを愛飲していた。
同期くらいの同業者とは大抵ゲームセンターで初顔合わせをしており、「ゲーセンにいる人」という印象を持たれている。
本業は格闘家。口癖は「鎖骨折っときます」。
 
楠大典 ゲスト出演…54話、96話、135話
DGSのマスコットキャラクター。愛称は「タイテム」。
放送初期から度々名前の挙がる謎の人物だが、その正体はベテラン実力派声優である。パーソナリティ二人にとって大先輩であるにも関わらずなぜかぞんざいな扱われ方をする。
全日本とんこつ大好き協会会長(自称)で、初めてゲストとして登場した際も収録中にとんこつラーメンを食べ続けていた。イベントでは演者用の弁当置き場で弁当を持っていかずに、なんとその場で封を開けて食べ始めるというアグレッシブさも発揮。
後述する小野坂昌也と並び、DGSが好きすぎる声優で、何かとDGSに絡もうとする。その執念が実ったのか、なんとDGSの前番組として『オッキー・タイテムのRADIOアニメロミックス』を2010年4月から文化放送で開始。着々と夢を叶える。
普段はただの陽気なおじ様だが、吹き替えの演技はむちゃくちゃ格好いい。ちなみに、つけている香水はドルチェ&ガッバーナの「ライトブルー」。
 
鈴木裕斗 ゲスト出演…63話、101話
ドワンゴクリエイティブスクールを卒業したばかりの若手声優。
ラジオでの初仕事がDGSのゲスト出演となった。キャラも立ち位置も定まらぬままオノDに変な教育をされてしまう。
初登場時は頼りなさげな感じだったが、2回目にゲスト出演した時はトークや告知も板に付いていた。
オノD曰く「彼は伸びるね」。
 
遊佐浩二 ゲスト出演…81話、195話
DGSのコミカライズ作品『DearGirl〜Stories〜響』がCDドラマ化、ゲーム化されるとなった折りに、テライケメン司令官役として勝手に抜擢されてしまった人。テライケメン司令官のモデルである構成作家諏訪勝が「俺の声は遊佐浩二がいい」と言って強引に決めてしまった。
また、DGSオンリーイベントにも嫌々ながら出演させられる。今のところ、そういった出演交渉のときにのみゲストに呼ばれている。
生来のいじり気質でオノDの扱いが非常に上手い。
なぜか「俺はDGSファミリーではない!」と主張している。
 
小野坂昌也 ゲスト出演…113話、143話
金髪の悪魔。自身がパーソナリティを務めるラジオ番組では歯に衣着せぬトークと攻撃的な下ネタが満載であるが、DGSにゲスト出演する際は地面に頭をめり込ませるほどの低頭ぶりを見せる。挙げ句、ヒロCとオノDの後輩を自称する。
本来はゲスト回の1話のみの出演なのだが、DGSが三本録りだったときに「お願いだから居させてください!」と、自分が出演しない2週分も無理矢理スタジオに居座り続けたことがある。
DGSの楽しそうな雰囲気が好きで、プライベートでもよく聴いているらしい。DGS限定のあだ名は「おのまー」
ゲスト出演した際に、オノDにラジオスキル「顔芸」と、「コミックシルフ持ってきての歌 おのまーバージョン」を授ける。
最近、特技のセクハラトークがラジオだけであることや、実は結構寂しがり屋であることがバレつつある。
「肉まんは冷蔵で、シューマイは冷凍です…」
 
岩崎大介 ゲスト出演…118話、140話
ゲームクリエイター。通称「岩D」。代表作は『Vitamin』シリーズ。『ルシアンビーズ』シリーズなど。
DGS響』のゲーム開発を担当。ゲームを作るに当たってパーソナリティ二人にも意見を求めるが、珍奇な意見しか出てこず危うく『暴れん坊天狗』を作りそうになる。
なぜか諏訪勝とクロストーク三十路グラビアを撮影した。
 
代永翼 ゲスト出演…128話、161話、182話
よながうぃんぐ。DGS内では「よながっぱ」と呼ばれる。
番組内で何度か声は出ているものの、全て電話出演であったりロケであったりするので、実はまだ一度としてスタジオに正式にゲストとして呼ばれたことはない。
「秋の夜長には代永くんに電話を掛けよう」というふざけた企画により初登場。先輩声優の無茶振りに耐え続ける好青年。その甲斐あってか、『DGS響』において望(のぞむ)というかなりオイシイ役をゲット。
DGS牛久ロケ当時、牛久在住だった代永はウェイター、カッパなどに扮して人を化かした。
 
榊原良子 ゲスト出演…147話
神谷浩史2010年生誕祭「ハマーンメモリアル」のときに声だけで出演。
ガンダムシリーズの人気キャラクターであるハマーン・カーンを録りおろしで快く演じてくれた。
「なんだ、ガザCかと思って来てみれば、ヒロCではないか」
神谷浩史…よくもズケズケとそんなことを願うとは…恥を知れ! 俗物!」
「大した役者だったよ、カミヤ!」
小野大輔…お前には期待しているぞ」
 
三石琴乃 ゲスト出演…160話、161話
小野大輔2010年生誕祭「牛久る!?」のときに声だけで出演。
元ネタであるテレビ番組『ウチくる!?』でナレーションを務めている三石さんが、この企画でもナレーションをやってくれた。
喋りはもちろんウチくるのあのテンションのままである。
 
阪口大助 ゲスト出演…173話、200話
オノDが一時ポンコツになって声が出なかったことがあり、「代打ダイスケ」としてゲストに呼ばれたのが初登場。
しかし、阪口がゲストに呼ばれたときには既にオノDの喉も回復しており、結果、番組内でボケキャラが一人増えただけになった。
この後、オノDが阪口と仲良くなってしまい、オノDはラジオスキル「空回りボケ」を習得することになる。
ヒロCにとっては声優になってから最初に仲良くなった先輩なので、兄貴的、あるいは盟友的な存在と言える。しかし、最近の阪口のボケっぷりを見てヒロCは「どんどんあいつがダメになっていく…」と嘆いている。
「大先輩だろ? 死んでるんだぜ」
普段は全く語ることがないが、実は恐竜に関してむちゃくちゃ詳しい。
 
置鮎龍太郎 ゲスト出演…174話
『オッキー・タイテムのRADIOアニメロミックス』でタイテムの相方を務める。
普段はタイテムのことをよくシカトしているのだが、DGSに登場した際はタイテム考案の挨拶「おったい」を連呼していた。
DGS響』で朔夜という主人公の対抗馬を演じているため、元々DGSとの縁もある。
ヒロCがいつ女性声優に“下手なこと”をすべきか悩んでいる時に、「いついかなるときでもやればいいよ!」と素晴らしいアドバイスを送っている。
 

 
 
■ スタッフ ■
 
総合プロデューサー:内P
別名「内田監督」、「負のヒットメーカー」。身長3m。
元々は映像関係の仕事をやりたかったのだが、ラジオ局に就職してしまう。映像への未練からか、番組内で面白い画が撮れそうなときはいつもカメラを回している。
公開録音などのイベントでそういった映像は大活躍していたのだが、何を思ったのか、DGSのロケ企画を撮影し全国劇場公開するという暴挙に出る*4。「映画監督になりたかった」という自分の夢をラジオ番組で無理矢理実現させた凄い男である。
数々の常軌を逸した企画が評価され、DGS第208話で文化放送社長賞を受賞したことを告白する。
 
プロデューサー:奈良P
ドリアンフィールドの製作者。DGSをやめたらお洒落になったらしい。
『12人の優しい殺し屋sideR』の奈良Pとは同一人物なのだろうか…?
 
プロデューサー:荻原P
太っているが後述する小林ちゃんこちゃんこよりは小さい、ということで「こちゃんこ」とあだ名を付けられる。
…が、番組がどーしようもないグッズを大量に作り赤字を出したので、その責任を取って左遷される。悪いのは荻原Pではない!
 
プロデューサー:井手P
たまにしか名前が出てこない。この番組において名前が出る機会が少ないスタッフは真面目に仕事をしているイメージがある。
しかし、試作のヒロCストラップをエレベーターの隙間に落としてしまい平謝りをすることに…
 
ディレクター:仁平さん
主に編集を担当しているっぽい。
凄い編集テクニックの持ち主で、オノD曰く「いくら声がかぶってもカットできる」とのこと。オノDが収録中に作る不必要な間をひたすらにつまんでいく仕事人。
DGSの1年目の全放送分を力業で20秒にまとめたことがある。
 
アシスタントディレクター:八木橋くん
番組中に実験で使われた靴下が臭かったとして、「臭い」というイメージが付いてしまったが、別に臭くない普通のお洒落ボーイ。
自ら股間バズーカの実験台になるなど、献身的な活躍を見せる。
しかし、DGSおいなり病の発端でもある男。
 
デブ:小林ちゃんこちゃんこちゃん
「職業デブ」を自称する謎の巨漢。体重は140kgを軽くオーバー*5文化放送専属大食いタレントとのことだが…?
DGSで食べ物にまつわる企画が出た時は頻繁に登場する。また、イベントでは前説を担当することが多く、概ね好評のようである。
周りの人間もさすがに心配して痩せさせようとしているのだが、本人の太る意志が強すぎるためにダイエットはできていないようだ。舞台の板を踏み抜いたり、WiiFitにリミットオーバーと宣告されたり、ちょっとやばい。
 
構成作家諏訪勝(猫人間せんせい)
いくつもの人気番組を手がける売れっ子である。基本的に自分が大好き。
パーソナリティを罠にはめるような台本を書かせたら天下一品の腕前を発揮する。
番組内で聞こえる笑い声は諏訪のもの。基本的に声は出さないが、素で笑ったときはそのままオンエアされる。
ラジオの作家をやる以外にも、マンガ原作者をやったり、ゲームシナリオを書いたり、さいたまスーパーアリーナでライブを行ったりと、凄く忙しい。
 
ドワンゴタムタム
スポンサーであるドワンゴの社員。
リスナーから番組で生まれた名言やパーソナリティ2人に言って欲しいセリフを募集し、それをアニメロミックスで着信ボイスとして配信するコーナー「Dear Voice」。そのDear Voiceでどのセリフをパーソナリティに言ってもらうか選んでいるのが、このタムタムである。
で、タムタムが珍奇なセリフばかりを選ぶので、DearなGirlが欲しがるような甘い囁きが配信されることはあまりない。

 
 
■ DGSを支える人々 ■
  
シルフ(SYLPH)
アスキー・メディアワークスの少女漫画雑誌。番組開始当初は季刊誌「comic SYLPH」だったが、隔月刊化を経て月刊誌になった。
DGSと連動している漫画誌で、一応DGSはこの雑誌を宣伝する目的で作られた番組である。DGSのコミカライズ作品『DearGirl〜Stories〜響』もこの雑誌で連載している。
DGSにはシルフの作家陣から毎週お便りが届く「シルフ談話室*6」というコーナーがあり、これは第1話の放送から現在に至るまで、唯一ずっと続いているコーナーである。
現在の雑誌のキャッチコピーは「キュン萌え☆トキメキ乙女コミック」。
 
有楽製菓
大手おかしメーカー。コンビニなどで全国展開している人気チョコスナック菓子「ブラックサンダー」で有名。
DGSと連動して「DearGirlサンダー」という、ブラックサンダーの塩味版を作って大々的に販売してくれた。
なぜか喋りの上手い社員が多い。
 
牛久市観光協会
「お誕生会をそちらでやりますから、撮影・放送許可ください。あ、あとついでにその映像劇場公開もします」
と、突然言われた茨城県牛久市
オノDの2010年の生誕祭は牛久市で盛大に行われたが、それも牛久市の協力があった上でのことだろう。
 
小野家
心暖かいオノDのご実家。オノDは自分の仕事に関して家族に積極的に知らせることはないのだが、ご家族の皆様はきちんとオノDの活躍をチェックされているようである。
母:ママD …裸ベストで腕組みをしてハーレーに乗っているらしい。番組でも頻繁に話題に上る。ゲスト出演したことも。
父:パパD …『涼宮ハルヒの激奏』に夢中。自分の息子の仮装を見て大笑い。
兄:アックス …優しくオノDに物事を教える。オノDが自分の関連グッズを実家に送らないので、アックスが実家に送っていた。
犬:ボン …柴犬。可愛い。
叔母:オバD1、オバD2 …オバディオバディオバディオバディ…
 
高垣彩陽
声優。185話と192話で話題に上る。
DGSのヘビーリスナーで、勝手にDGS関連の告知をしてくれる。その際、お駄賃としてオノDからディアガールサンダーを貰う。
DGSとは全く関係のない自身のユニット「Sphere-スフィア-」の武道館ライブの最中、突然ディアガールサンダーの宣伝をするという暴走をも見せる。
ヒロC曰く「彩陽ちゃんはもういい加減甘い物はやめた方がいいと思う」。
 
青二プロダクション竹内
ヒロCの元マネージャー。
「だーいじょぶです、神谷さん。大丈夫です。大丈夫」と、根拠のない「大丈夫」を連呼する。他の口癖は「キテますね」。
もの凄く礼儀正しいらしい。青二に送られてきたバレンタインチョコを集計したりもしている。
 
青二プロダクション鈴木
ヒロCの現マネージャー。
「大丈夫です…神谷さん。…大丈夫です…」と、根拠のない「大丈夫」を連呼する。ただし、竹内よりも空気は重い。
上記竹内の直属の後輩で、やはり凄く礼儀正しいらしい。
 
マウスプロモーション石渡
オノDのマネージャー。
オノDが女装や全裸などをイベントでやらかしそうになった場合に現場で「NO!」を出す人。かなり振り回されていて大変。
普段はとても優しいらしく、コーラを買ってきてくれたりするらしい。しかし、オノDがたこ焼きを使った下ネタをやろうとしたときは汚いものを見るかのような目でオノDを見たという。
七夕収録で「(オノDに)お休みがなくても元気でいますように」と願ったことがある。
 

 
 
…さてと、こんなところだろうか。
書いていて大分長くなってしまった。こんなんちゃんと全部読む人いてくれるのか。
本当は一つ一つのエントリーに気の利いたまとめの一言とか付けたかったけど、もう気力がない…
 
次回も長いが…凄いぞ。
何が凄いって、リスナーにとってのお役立ち度合いが凄い!
震えて待て。
 
つづく
Stories

Stories

*1:検索したことないけど、そういうことやってるちゃんとしたサイト様もありそうだ

*2:当然冗談として

*3:他番組では進行役をきちんとできているとの噂

*4:公開当初の上映館は非常に限られていたが、人気を受けて一気に拡大した

*5:一般の体重計では測定不能なので何kgかわからない

*6:放送初期は「シルフ相談室」という名前でやっていた

芋虫日記


【ネタ】…なし
 
【説明】…T-260Gの2010年12月〜2011年2月までの日記、備忘録

 
【独断】…忘録
大体月一くらいのペースで日記を書こうと決めていたのだが、面倒くさくなって三ヶ月ほど間を空けてしまった。
備忘録なのに間を空けてしまったら意味がない。実際、三ヶ月ともなると何があったのか全然憶えていない。
一応携帯電話のメモ機能にメモは取ってあるのだが、見てみると「デスゲイズ」や「かきふらい」や「体臭がキツそうでいいですね!」などなど、正直自分でもワケの分からない文言が多く、その内容を思い出すのに四苦八苦する。そもそもデスゲイズが私の日常に出てくるはずもなく、それは日記ではないだろうという気もするし…
 
あと今更ながら「芋虫日記」というタイトルもどうかと思う。
私、28だぞ。もう父親になっていてもおかしくない年頃だというのに「芋虫日記」はない。仮に、自分の父親がこんなタイトルでブログにしょーもない日常を書き綴っていたらどうであろうか。たまらなくイヤだろう。
私が将来父親になって良きパパを演じきったとしても、このクソブログを見られてしまえば可愛い娘に一発で幻滅されることは間違いない。自分の父親が「しまじろうのお母さんはエロい」なんて書いてたら、まぁもう最悪だろうよ。
 
というわけで、久々の日記です。三寒四温。心は常に六寒一温。

 
■ 12月の記憶
もはや何も記憶がない。
…いや、私の誕生日があった! で、おめでとうコメントを募集したらおざなりっぽいのしか来なくて憤慨していた。
 
■ 1月の記憶
モンスターハンターポータブル3rd』をやっていた記憶…しかない。
気紛れで深夜に初詣に行ったが神社が閉まっていたので結局まだ詣でていない。
 
■ 2月の記憶
グラップラー刃牙』シリーズを読みまくっていた記憶しかない。ツイッターで夜叉猿とドリアンの話ばかりしていた。
…以上で日記おわ…り…? 俺の人生って…
 
■ 就職支援サイト「るろうにネクスト」
起ち上げを考えている。名前からして就職させる気が感じられないが。
それにしても、『るろうに剣心』の剣心って、17歳の娘さんのところに居候して定職なしでブラブラしていたんだからなかなか凄い。剣心と同い年になった今、それをリアルに想像すると夢のよ…全くもってヒドイ話だと思う。
でも、なんだかんだ剣の腕は日本最高峰だし、明治維新の英雄なんだから政府から年金くらい出ていてもいいだろう。
ちなみにるろうにネクストの斡旋先はバウンサーとファイトクラブと傭兵部隊しかない。
 
■ 声優・島田敏さん
ベテラン実力派声優島田敏さん。『Ζガンダム』のシロッコ役、『ドラゴンボール』のブロリー役、『シンプソンズ』のトロイ役を始めとし、数多くのアニメ作品に出演されている名優である*1。出演作が多すぎるため、恐るべき事にスーパーロボット大戦では1人8役をこなすこともある。
演じ分けの腕も凄いのだが、声にかなり特徴があるため、島田さんが演じられた役は「あ、島田さんだ」とすぐに分かる。さり気ない脇役を演じられていることも多く、モブから島田さんの声が聞こえてくると実に縁起の良い感じがする。虫アニメ『ブルージェンダー』の最終話でもなぜか島田さんがゲスト出演されていた(ちなみにそのキャラは出てきてすぐに死ぬ)。
しかし、これだけ数多くの作品に出演されているというのに、私の仲間内での島田さんに対する愛称は「中嶋くん」なのである。そう、『逮捕しちゃうぞ』の中嶋剣だ。中嶋くんも島田さんが演じられていた。
シロッコブロリーの方が印象としては遥かに強そうなのに、なぜに「中嶋くん」と呼んでしまうのか。
島田さんの関連スレッドを見てみると、やはり「マイフェイバリット島田」がアニメファンそれぞれにあるようで、島田敏の声というのが日本のアニメに如何に根を張っているか思い知らされる。
 
 
■ 褒めろ!いい女〜!
投稿型エロ画像掲示板は被写体を褒めるのが基本中の基本。老舗のサイトほど住人もよく訓練されていて、手を変え品を変え、七色の表現を以って被写体を褒めちぎる。
…が、この間、ついに褒めるところが見つからなかったのか、「体臭がキツそうでいいですね!」というレスの付いた画像が…
あるいは書いた本人にとっては本気の褒め言葉だったのだろうか。
 
■ 電子書籍
電子書籍は作家にとって非常に少ない手間とコストで作品を販売できる手段だ。マスに売りたいのでなければとても便利。
言い換えれば誰でも気軽に作品を発表できるので、ワケの分からないものもチラホラ見掛ける。
いや、しょーもないエロCG集とかならまだ分かる。そうではなく、たまに中学生が描いたようなオリジナル青春恋愛漫画(30ページ300円くらい)とかを見掛けるのだ。
…どうしろと?
あれか、アメリカの子供が小遣い稼ぎと社会勉強を兼ねて路上でレモネード売るような感じなのか?
正直凄く読んでみたい。…が、買ったら100%後悔する。たかが300円でここまで人を悩ませるとは、電子書籍恐るべしだ。
 
■ デスゲイズ
もし死んだらデスゲイズになって空を自由に飛び回りたい。そして時折飛空艇を襲う。夢幻闘舞を喰らったあたりで逃げる。
自分でもなんでこんなにデスゲイズが好きなのかわからない。フーテンの寅さんみたいに思っているのかも知れない。

 
■ 均し
シュールとシュールネタってのは似て非なるものがある。
シュールって生のままに「なんかおかしい」のであって*2、本来、真っ当な感性の持ち主がそれに触れて面白いと感じるのは結構難しい。大抵「シュールで面白い」とされているコンテンツは、作家であったりアンサイクロペディアンみたいな人達がシュールを面白くパッケージングしてくれていたりするものだ。奇人も『タモリ倶楽部』に出てくりゃ「面白い人」だし、クソゲーも『超クソゲー』に載れば「ネタ」になる。
Twitterニコニコ動画を見ていて凄いと思うのが、この面白パッケージをできる人がどっかしらに必ずいて、みんながそれにきちんと付いていくところだ。
エルシャダイでもドナルド・マクドナルドでも、「ね、ほら、面白いでしょ」とアピールできる仕掛け人がいたりする*3。そしてある程度流行ると、みんながネタを知っていることを前提にTwitter大喜利をやってさらに拡散する。以前だったらマニア同士の内輪ウケで終わっていた。
最近のネットでしばしば見掛けるこの“均し”は、マスメディアっぽい現象でちょっと不気味でなおかつ新鮮だ。みんな元ネタに然したる興味も思い出もないけれど、共通認識だけでなんとなく面白がることができる。
 
■ シンプソンズ 大平透さんからファンへのメッセージ

シンプソンズ問題」に際して、アクションを起こしてくれたファンに感謝を述べる大平さん。
Youtubeからの転載らしいが、ニコニコ動画でジンさんという方がアップされていた。

Youtubeより転載。
声優陣の想いが伝わってくるお話です。
よろしければシンプソンズ 下記URLにて日本語吹替えの署名の方にもご協力下さい。
追記
2011年4月3日(日)に開催される第3回シンプソンズファン感謝祭の応募もできるようです
ファンサイトURLトップ
http://d.hatena.ne.jp/simpsons333/
署名と感謝祭応募はこちら
http://spiderpig.qee.jp/nihongofukikae/
皆様のご協力のおかげでファン感謝際までに1000名の署名が集まりそうです。
この動画を宣伝して下さった方々、遅くなりましたがありがとうございました。

ちなみに第3回ファン感謝祭の応募〆切は2011年3月6日(日)。
 
■ 舞台『グラッフリーター刀牙』3月上演ッッ!!

「グラッフリーター刀牙」は熱狂的なバキファンが店を連ねる商店街を舞台に、母親からバキ風英才教育を受ける少年・刀牙の苦悩を描いた舞台。

だそうだ。2011年3月17〜21日新宿・SPACE107にて上演。
面白そう!…だけど、中身を面白く作るのが大変そう。果たして…
でも実際やってしまうんだから凄いよな。
日程的にどうしても見に行けないけど、思いっきりバカっぽいお話だと嬉しいです。
 
■ 花山薫侠客立ちフィギュアが本当に格好いい
来月から小遣いに余裕ができるので、給料日になったら即買いたい。
そして、エントリー冒頭の話に戻るが、私に子供が生まれた暁には、その子に物心が付いた最初のクリスマスプレゼントとして是非この侠客立ちフィギュアを授けたいと思う。
クリスマスの朝、枕元を見ると諸手を広げた花山薫が立っている。それを見て泣き叫ぶ我が娘。うんうんと頷く私。
もし私の奥さんがプリキュアのオモチャとかプレゼントしようとしても全部没収。全部バキグッズに取り替える。

範馬刃牙 RDF 強きを求めし者 花山薫 (ノンスケール PVC塗装済み完成品)

範馬刃牙 RDF 強きを求めし者 花山薫 (ノンスケール PVC塗装済み完成品)

 
おわり

*1:吹き替えや特撮にも数多く出演されている

*2:元来のシュールの意味は置いといて

*3:あの二つは元々面白いもんではあるが

バキ外伝 疵面-スカーフェイス-


【ネタ】…マンガ バキ外伝 疵面-スカーフェイス-(2005-) 原作:板垣恵介、作画:山内雪奈生
 
【説明】…格闘マンガ『グラップラー刃牙』シリーズに登場する喧嘩師・花山薫を主人公としたスピンオフ作品
刃牙シリーズ本編で語られることのないヤクザとしての花山の姿が描かれている。本編との時間軸は不明だが、第12撃「息子」以降、花山の頬にスペックから受けた傷跡(銃弾を口に入れられ、爆発させられた痕)がある。
休載気味の状況が続き、『チャンピオンRED』2008年4月号にて、ストーリーが途中のまま連載終了と発表されたが、その後2008年の『週刊少年チャンピオン』36+37合併号にて番外編が掲載。その同年秋頃の連載再開も発表されたが延期され、2009年6号と7号に再び番外編が掲載、引き続き『週刊少年チャンピオン』7号から『チャンピオンRED』で行われていた本編の続きが再開された。しかし、2009年15号(3月発売)にて、クライマックスの途中にも関わらず、突然、第二部完の告知がされ、またもや連載が中断。当時の作者コメントは「先週の続きは、まだ考えています。いくつか描きためるつもり。す…すいません。」。2009年秋に連載再開とのアオリがあったが、2009年4+5号(12月24日発売)と2010年21+22号(4月22日)に読み切りの番外編が掲載されるも、2011年2月の時点において連載は再開されていない。
2011年2月現在、単行本はチャンピオンREDコミックスとして5巻まで刊行されている。

 
【独断】…花山組構成員 田中KEN(17)が登場するたびに笑ってしまう
さすがに3週間はない。
いくら刃牙に脳味噌が浸食されたとはいえ、さすがに3週間に渡って刃牙の話題しかないのはあり得ないだろう。そこまで中毒になってしまったとしたら、それはもう、病院だよゥッッ!!…という話だ。
というわけで、今回は刃牙の話ではありません。
花山薫の話です。
 
花山薫といえば、バキシリーズの中でも屈指の人気キャラクターだ。
身長191cm、体重166kg。19歳でありながら花山組二代目組長にして*1、最強の喧嘩師としてその名を馳せる。
百円硬貨を指でひん曲げ、重ねたトランプの一部だけを千切るほどの握力を誇る。策略や駆け引きを一切用いず、強靭な肉体と圧倒的なパワーのみで闘いに臨む、非武装・非鍛錬の美学を持ったステゴロ(ステ=素手、ゴロ=喧嘩)の天才。
様々なファイターが登場する刃牙シリーズにおいても、花山の存在は異彩を放っている。
武道や格闘技はもちろんのこと、およそ鍛錬と言えるようなものは一切行わない。生のままに強いのだから、生のままに生き、生のままに闘う。
かといって、ただの本能だけの野性とも違う。己が一分を通すためには勝敗も生死も問わない、もはや信仰にも近い喧嘩意地(ゴロメンツ)を持ち合わせている。その佇まい、その生き様こそが任侠そのものと言えるような男である。
バキシリーズの中で、花山が持ち味を出し切った闘いは全てが名勝負だと言われている。
 
そんな花山にスポットを当てたスピンオフ作品が、本作『バキ外伝 疵面-スカーフェイス-』なのだ。
花山がバキ本編に出てくるときは、格闘家と闘ったり、死刑囚と闘ったり、原始人を足止めしたり、どれも本業であるヤクザとはかけ離れたことをしている。
また、バキ本編に出てくる登場人物の大半は格闘家であり、彼らが日夜鍛錬に勤しんでいる姿は頻繁に描かれるし想像もしやすいが、鍛錬をしない花山の日常というのは一体どういうものなのか、これはかなり謎な部分がある。
本作スカーフェイスでは、そういった花山の本業での姿、日常生活での姿が描かれている。

 
…描かれている、とは言ったものの、花山は基本何もしない。
酒をかっ喰らう。行きつけの定食屋でオムライスを食べる。釣りをする。街中をうろうろして野菜をもらう。チャンピオンを読む。電車の中で昼寝をする。茶室を壊して怒られる。メイド喫茶でアイスクリームソーダを食べる…
これといって実務的なヤクザ稼業をやっている風はないし、組員を取り仕切って何かをしているわけでもない。やる夫並に本当に何もしない。ただただ、行く先々で圧倒的な存在感を放ち、周囲の人々を困惑させる。
強者なのだからいざというときにその力を発揮すればいい。強者だからこそ、花山は努めて何もしないのである。
 
当然、花山薫という非日常的な存在が送る日常というのがただの安穏で済むはずもない。痛快・豪快なエピソードが次々と巻き起こる。
花山に復讐を誓う金バッジ狩りとの喧嘩、巨大ホホジロザメとの激闘、病床に伏す母親とのやり取り、怪力男レックスとの奇妙な友情…*2
ネタバレを避けるために具体的なことは書かないが、本作は、とにかく花山薫を格好良く、ひたすらに格好良く描いている。
多分、どれも女性が見たら「ば〜っかじゃねえの!?」と言いたくなるような力任せの話ばかりだろう。しかしそこはそれ、男が惚れる男・花山薫の話である。男性が見たらその有様に憧憬を抱かずにはいられない。
エピソード一つ一つのシメもやたらと粋で、BGMに「Get Wild」や「タイガー&ドラゴン」でもかかってきそうな雰囲気だ。
 
花山のキャラクターもバキ本編から若干変更が加えられ、より無口で大物然とした感じになっている。ヴィジュアル的にもかなり二枚目。作画の山内先生は原作者の板垣先生よりも花山が好きなのではないかと思う*3
また、打たれ強さやパワーも、バキ本編で登場したときよりさらに凄まじいものになっている。もはやゲーム『バイオ・ハザード』に出てくるタイラントのレベル。
ビルの壁をタックルで貫通、ハンドガンの銃撃程度ならば喰らっても出血するだけでほぼノーダメージ(効いてはいるはず)、武装兵も全て一撃の下に葬り去り、刑務所の分厚い正門もストレート一閃でぶち破る。
もう、喧嘩日本一とかそんなレベルではなく、その身体能力たるや人の領域ではなくなっている。この花山だったら愚地克己の通常マッハパンチも完全に耐えきるだろう。
  
 
本作スカーフェイスは、その性質上、花山がバキ本編に出てくる格闘家たちと闘う事はない*4
「ならば花山にとって強敵となる者はいないのではないか?」と思われるかも知れないが、本作にもラスボスに相当するやつは出てくる。その名も「グランドマスター」。
花山組が属する藤木組、その藤木組の敵対組織である源王会の8代目会長の座に就いているのが、史上最強の暗殺者と呼ばれているグランドマスターなのだ。
こいつが妙に強い上にやたらと残虐で、ありとあらゆる反則技を使ってくる。そんなグランドマスターを相手にしても、やはり真っ向から喧嘩を仕掛けていく花山。さあどうなるッッ!
 
…さあどうなるッッ!…というところで、残念ながら、本作は長らくの休止状態に入ってしまっている。
元々連載自体が非常に不安定で、休載のときもあれば、数ページしか掲載されないときもよくあった。特にグランドマスター編に入ってからはちょろっと載って数ヶ月休載というのを繰り返す有様。なんとか少しずつ続きが描かれたものの、佳境の「佳」の字に入ったあたりでほぼ完全にストップ。2010年の4月に数ページの番外編が載ったのを最後にかれこれ10ヶ月ほど進展がない。
しかも、休載理由の説明がないものだから非難囂々。ゴシップ的なものも含めて様々な噂が飛び交ったままになっている。
 
私は今年(2011年)に入ってから本作を単行本で一気読みしたのだが、リアルタイムで掲載を待っている読者からしたら、これはたまったものではないだろう。
ちなみに、私が単行本を買いに行ったまんが王という本屋の店員さんは、「スカーフェイスっていうマンガ探しているんですけど」と私が訊いたら、「すみません、スカーフェイスもなかなか新巻が出なくて…申し訳ありません」と、なぜかいきなりこちらに謝ってきた。うーん、少なくとも本屋さんが謝る事ではない。
私の場合は新参のファンなので、純粋に気長に、続きを待つばかりだ。

 
バキに登場する格闘家たちが飽くことなく上へ上へと目指していくのに対し、花山はその場その場の喧嘩に己の意地の全てを懸ける。
一つの勝負を終えても「道半ば」の格闘家たちと違い、花山は喧嘩に明日を見ていない。強者として生のままに生き、ただ闘いを受け入れる。そして一つの喧嘩を終えれば、雄然かつ颯爽と去っていく。この清涼感はこれまでのバキシリーズにはなかったものだ。
全国8780億の花山ファンのみならず、バキシリーズ未見の方にも読んでみて欲しいと思う作品だ。
『バキ外伝 疵面-スカーフェイス-』、貴方の本棚にある『腐女子っス!』の横に、是非。

バキ外伝疵面 1 (チャンピオンREDコミックス)

バキ外伝疵面 1 (チャンピオンREDコミックス)

 
【追記】…時系列(以下、微ネタバレあります)
さて、どうせ続きが描かれることもないだろうし(ヒドイ)、現在出ている単行本全5巻をもう少し洗っていきたい。
グランドマスター編に入るまでは、時系列もバラバラにエピソードが描かれていたのだが、それらの話がバキ本編においてどのあたりに起きた出来事なのかをちょっと検証してみよう。
花山の紹介だけで終わる回や、バキ本編で描かれたエピソードをそのままなぞる回などは省いていきます。
スカーフェイス、および、バキ本編を御存知ない方にはサッパリな話ですが、もし気になった場合は本編も併せて御覧になってみて下さい。
 
第2撃…挑戦状
花山がヒロシに対して「あれから…2度敗けてる」と語っている。これは刃牙戦とその直後の勇次郎戦のことだろう。
そして、ヒロシが中学・高校の思い出話をしているところから察するに、互いに高校卒業相当の年齢ではあるようだ。
つまり、花山も18か19歳といったところ。最大トーナメントの直前くらいのエピソードと思われる。
 
第3撃…花火
不思議回。
ずばり、年月日で言えば花山薫の16歳の誕生日の話だ。
まず理屈に合わせてみよう。花山が刃牙や勇次郎と闘ったのが15歳。花山のお袋さんが亡くなったのは、刃牙のガイア戦から勇次郎戦までの間。
つまり、理屈で言えば、勇次郎に両腕両脚を解放骨折させられてから、刃牙に再会するまでの数ヶ月の間に起きたエピソードであるはずなのだ。は・ず・な・の・だ。
しかし、この話の花山は勇次郎にやられたようなダメージは全く見えずベストすぎるコンディション*5。さらに、警官のおっさんの話だと、花山がヤクザの組を潰したことによって捕まったようにも聞こえる。それは刃牙戦の前の話のはずだ。おまけに最後のコマの「花山薫 16歳 激動の年!!」というのが、16歳時に刃牙や勇次郎と闘ったり母親が亡くなったように読める。
そして何より、花山の顔に勇次郎にやられたドスの傷跡がないッッッ!!! …これは一体…
つまり作者(板垣・山内両氏)は、花山と刃牙が出会う前のエピソードとしてこの回を描いたのである。
バキ本編では刃牙との出会いが15歳時のエピソードだったはずなのだが、スカーフェイスではそれが16歳時となっているわけだ。まぁ、それだけといえばそれだけのことだけど、結構紛らわしい。
…ちなみに、オマケの謎として、この回には花山組のメンバーの中に田中KEN(17)と思しき人物が描かれている。
花山より二つ年下の彼は、当時間違いなく中学生のはずだ。確かにヤクザについて回る中学生はまれにいるが、どうも中学生という風貌にも見えない。他人のそら似だろうか。それとも田中KEN(14)本人なのだろうか。
  
第4撃…一からッ!!
特に時系列を限定させるものはない。花山に頬の傷がないことから、スペック戦の前であるということしか分からない。
 
第5撃…T-レックス 〜 第9撃…本当の拳
これは期間がむちゃくちゃ限定されるエピソードだ。
花山の顔にスペックにやられた傷はない。しかし、レックスの存在を語る猪狩の顔にはシコルスキーにやられた傷がある。
もし徳川・猪狩の会話と、花山・レックスの出会いに時系列の入れ違いがないのだとすれば、『バキ』の4巻、27話と28話の間に起きた話だということに確定する。
地下闘技場戦士5人と最凶死刑囚5人が顔を合わせた日から、刃牙が梢江とデートする日までの間。
そうなると、花山は死刑囚に会ってから、レックス→スペックと数日の間に連戦していたことになる。
 
第10撃…巨拳、地球を釣る!! 〜 第11撃…海中勝負
これもいつの話なのかいまいち分からない。スペック戦での傷はなし。レックスと会う前の話なのかもしれない。
もし、第9撃のあとの話だとしたら、花山は超短期間の間に、レックス→ホホジロザメ→スペックと、怪物三連戦をしていたことになる。
さすがに死刑囚と顔を合わせてから釣りには出かけないとは思うが…
そもそも作者も細かい時系列なんてどうでもいいと思っているだろうし。
 
第12撃以降
グランドマスター編に入っていくところだ。ここからスペック戦での頬の傷ができる。
ここからはいつの話になるのか特定は不可能だが、バキ本編で花山が長らく登場していない期間があったので、その間の話になるであろうと思われる。
『バキ』の中国大擂台賽編から『範馬刃牙』のピクル編が始まるまでの間。存分に時間はある。
ピクル編以降と考えがたいのは、スカーフェイスグランドマスター編が始まったときに、そもそもバキ本編にはまだピクルが出てきていなかったからである。単純にそれだけで、確たる証拠はない。
ちなみに「花山薫撃たれる」の報を電話で聞いたときの愚地克己は左手で受話器を持っている。俺マッハを使って粉砕したのは右腕なので、このシーンでもピクル編以前以後かは判断できない。
 
おしまい
範馬刃牙 RDF 強きを求めし者 花山薫 (ノンスケール PVC塗装済み完成品)

範馬刃牙 RDF 強きを求めし者 花山薫 (ノンスケール PVC塗装済み完成品)

*1:組長就任時15歳

*2:列挙してみるとわけがわからんな

*3:板垣先生の描く花山はときおり爬虫類っぽい

*4:キャラクター自体は出てくる

*5:確かにバキ本編でもダメージは回復しているし、この世界ではよくあることなのだが

『グラップラー刃牙』シリーズ 好きな登場人物ベスト10!


【ネタ】…漫画 グラップラー刃牙(1991-1999) バキ(1999-2005) 範馬刃牙(2005-) 板垣恵介
 
【説明】…地下闘技場の王者・範馬刃牙が、地上最強の生物と謳われる父・範馬勇次郎の打倒を目指す格闘漫画
地下闘技場の最年少チャンピオン範馬刃牙と、刃牙の父で地上最強の生物と謳われる範馬勇次郎を中心とし、様々な格闘家との闘いが織り成す長編格闘ドラマ。通常の格闘技の試合のみならず、色々な条件下での死闘が数多く描かれている。
登場するほとんどの格闘家は「地上最強」を目指して闘い続けているが、主人公の刃牙だけはあくまで勇次郎を超える事のみを目標としており「地上最強」を目指してはいない。
多くの描写を割いて相当の強者と演出されたキャラクターをあっさり負けさせる意外性、大ゴマや見開きを多用し迫力を持たせた構図、叫び声や悲鳴を表すセリフの最後に「ッ」、「ッッ」といった文字を使用するのが特徴。

 
【独断】…以下ネタバレ多数あります
先日、グラップラー刃牙シリーズを一気買いして読み直してみたのだが、いやー、改めて見るとこれが非常に面白い。
どうにも刃牙シリーズというと、物や人が派手にぶっ壊れるド迫力の戦闘描写や、ネタにも思える超常的な格闘理論なんかに目が行きがちだが(実際それが面白い)、それらの過剰搭載したエンタメを支えるバックボーンとして、作者の格闘技に対する凄まじいまでの造詣の深さが確かに存在するのである。
技のフォームや運動連鎖といったヴィジュアル面が大袈裟ながらもしっかりしていて、その技のルーツとなる武道や格闘技やファイトスタイルに対する考察も偏執的なまでに行われている。さらにはその格闘の根本に当たる勝負論・武道論・護身論・野性・喧嘩意地(ゴロメンツ)といった意義までもが深く深く掘り下げて考えられている。
また、本作では、スポーツ科学や競技格闘の技術が有効であると知り尽くしながら、格闘家がそれらに依ることを軟弱と斬り捨てている。
様々な格闘技が“スポーツ”として昇華されるまでにそぎ落としてきた原始的で野蛮で残酷な技や力こそが、闘争の本質である…という信念を基にしているためだ。
本作はまさに格闘漫画のアルティメットバーリトゥーダー(何それ)と言えるだろう。
 
2011年現在総連載期間20年に及ぶ本作には、これまで様々な魅力的な格闘家たちが登場してきた。
今回のエントリーでは、それらのキャラの中で私が好きな者をただただ挙げていく。
最近、刃牙の読み過ぎで、ツイッターでもずっと夜叉猿とドリアンの話しかしていなかった。その前まではモンハンのこやし玉にハマっていたため、こやし玉関連のツイートしかしていなかった。ここらでちゃんとブログに吐き出さないと消化不良を起こしそうなので、この企画に至った次第である。
今回ばかりは刃牙シリーズを御存知ない方には全くわかりようがないエントリーなのだが、何となく「こんなキャラがいるんだー」とか思いながら楽しんで頂ければ幸いである。
ちなみに、紹介文で「最強」とか書いてあるのは、枕に「勇次郎を除いて」が付くものとして読んで欲しい。
 
それでは行きましょう! カウントーダウンッ!
きゃおらッッッ!!!!
 
第10位…ガイア  160cm程度、?kg / 環境利用闘法

多重人格であり、本来の人格(ガイア)は普段は気弱な衛生兵「ノムラ」の人格に隠れている。ゲリラ戦・白兵戦のエキスパート。
脳内麻薬をコントロールし超人的な身体能力を発揮する他、相手の攻撃意図を事前に察知するエスパーにも近い能力を有する。

中学時代の刃牙に文句なしで負けたために低い評価を受けがちなガイア。しかし、ガイア自身もあの頃から成長したと思いたい。
死刑囚編でシコルスキーをめった打ちにしたときは、読者から賛否両論が出たが、個人的には実に嬉しい展開だった。何せガイアは軍人最強の男である。ちょいと芸の利く死刑囚なんざ手玉に取るくらいで丁度良い。
ガイアvsシコルは、このマンガにおいて「過去に敗れた者が必ずしも弱いわけではなく、また勝敗による単純な三段論法は必ずしも通用しない」ということを象徴する意味深い一戦であった*1
初登場時、人格がノムラからガイアに変わるシーンも非常に緊張感があって良かった。
描き方によってはむちゃくちゃ格好良くなるであろうキャラの一人。超作画のアニメでガイアが都市戦闘を繰り広げるところを見てみたい。
 
第9位…ビスケット・オリバ  180cm強、180kg強 / 力任せ / モデル:セルジオ・オリバ

怪力無双のキューバアメリカ人。「ミスター・アンチェイン(繋がれざる者)」と呼ばれ、アメリアリゾナ州にある『アリゾナ州立刑務所』に収監されている囚人でありながら、同刑務所を自由に出入りし、犯罪者を捕獲する特殊な立場にある。
極限まで鍛え上げた肉体こそが武器であり、防具である。攻撃は力任せに殴る、投げつけるなどが大半であり、防御では受けの姿勢を取ることすら殆ど無い。

ただでさえ腕力が物を言うこの世界にあって、腕力世界一というのが如何に凄まじい存在であるか、ご理解頂けるであろうか。
飛行中の輸送ヘリを腹筋で引っ張る。鍛え上げられた大胸筋は銃弾も日本刀も通さない。ただ走るだけで全てのドアも壁もぶち破る。腕力のみで米国大統領と同等の権限を持つ男。
筋肉に特化したキャラとして、オリバはきちんと大物に描かれて良かったと思う。過剰積載した筋肉や、豪奢な自室、膨大な書庫が不安の裏返しであってもいい。オリバはマリアという伴侶を以て、平時は常にアメリカ最強の男であり続ける。
一応、本作の物語の大筋は、刃牙が成長し勇次郎に立ち向かって勝つことにある。つまり、刃牙が“あの”勇次郎に勝つ、もしくは勝ち負けのレベルにまで到達する事に説得力を持たせなければならない。
刃牙自身が言っているように、生半可な相手と闘っているだけでは勇次郎の領域には決してたどり着けない。この壮大なるスパーリングパートナー探しは、ある意味、作者である板垣先生が自分自身を説得するための物語とも言える。
刃牙が勇次郎の領域に到達するためのキーキャラクターとなった対戦相手は、これまでに3人。烈、ピクル、そしてオリバだ(ジャックもか?)。オリバはその役目に相応しい凄まじいファイトを見せてくれた。
…勇次郎との力比べは「そりゃないぜ板垣先生…」って感じだった。
 
第8位…マリア

オリバの恋人。昔は誰もが振り返る美人だったが、病に冒され、投薬の副作用で肥満化。キングサイズのベッドを一人で埋め尽くすほどの巨体になってしまう。しかし、強靭な精神力を持っており、美しかった頃の気高さを失っていない。かなり気難しい性格。

彼女も本作刃牙シリーズに出てくるから相対的にインパクトが薄いのかも知れないけど、むちゃくちゃ良いキャラクターだと思う。
天才柳沢教授の生活』にも没落しても誇りを失わない令嬢の話があったが、マリアのエピソードはその究極とも言える。
オリバとのジャンケン勝負、「ダーリン…わたしだってギリギリさ…」のセリフ、ステキ過ぎるレディーであろう。刃牙シリーズの数少ない女性キャラクターの中では最も魅力的ではなかろうか。
案の定、登場するたびに美人になっていった。
 
第7位…夜叉猿  230cm程度、?kg / 野性

飛騨の奥山に代々住まう謎の霊長類。推定年齢150歳。ゴリラより遙かに巨大な体格を持ち、より人間に近い二本足歩行が可能。知能も高く、先祖を祀る習慣がある。雑食性で人間もよく獲って食べていたと言われ、地元の伝説や童謡にその存在が語り継がれている。若き日の範馬勇次郎をも満足させる程の戦闘力を有する。

本作のファンは夜叉猿をバカにしすぎである。夜叉猿初登場時の緊張感と絶望感を忘れてはいないだろうか。安藤の振るうサーベルが全く歯が立たず、刃牙を一薙ぎで吹き飛ばしたあの夜叉猿だぞ?
刃牙シリーズ史上で初めて「こんなのどうやって倒すっていうんだよ!?」と思わせてくれた怪物である。筋量だけならオリバにもピクルにも劣るまい。
しかし、夜叉猿、意外と打撃効いちゃうんだよなー。夜叉猿シニアよりも強い夜叉猿ジュニアが克己に瞬殺されてしまい、強さのランクとしてはどうしても下に置かれてしまう。
しかし、加藤の打撃は全く効かなかった。ドリアンと闘ったときの加藤は夜叉猿くらいは倒せる強さだったのだろうか。
モンハンで出てきたら是非手合わせしたい相手だ。こやし玉を投げつけられて「ほきょぁぁあああぁぁぁッッッ!!!!」と藻掻く夜叉猿を見てみたい。
 
第6位…純・ゲバル  180cm程度、?kg / 無隠流忍術 / モデル:チェ・ゲバラ

アリゾナ州立刑務所に収監されている囚人だが、実際は南米のとある島の大統領。祖父より教え込まれた無隠流忍術を流派とする。
元々は自分の島で海賊の頭目をしていたが、17歳で島の独立を目指して組織をつくり、素手による戦闘術を構成員に教え込む。最終的には組織員全員が素手でのハイジャックや原子力発電所の奪取が可能になるに至る。
その構成員をアメリカ各州に2名ずつ配置し、かつ自身はボッシュ大統領自宅へ赴く事で、大統領個人への脅迫によって島の独立を米国から勝ち取った。その後、島の住人からオリバの強さを聞き、闘いを挑むため刑務所に入る。

本気になったオリバに一撃でKOされたため戦闘能力が低く見られがちなゲバル。
勝った相手も、表の世界で活躍していた元スモウレスラーと、今一つ強さのわからないマウスのみ。警備員を全員倒して大統領の邸宅に進入…というエピソードもこのマンガではよくある事なのでインパクトに欠ける。
しかし、飄々としたキャラクター、戦化粧による変貌、「死ぬにはいい日だ」の決め台詞、貧しき民を背負ったその背中…どれを取っても凄くカッコイイ要素で固められている。
劇中では役回りが不運だったと言う他ない。美味しいところを与えられれば凄く光るキャラクターだったと思うのだが…
ちなみに、自分のヒゲを抜いて針のようにして目つぶしに使うという戦法はドリアンも行っている。ファイトスタイルは忍術をベースにしているが、小細工ではガイアやドリアンに一歩譲りそうな気もする。
 
第5位…スペック  220cm程度、?kg / フリー / モデル:アンドレイ・チカチーロ

米国の死刑囚。死刑囚編に登場する5人の死刑囚の中で、最大の体格と残虐性を誇る。水面下数百メートルの潜水艦に設けられた監獄に閉じ込められていたが、脱走して生身で深海から脱出。驚異的な心肺能力を持ち、全力で5分間の無呼吸運動が可能。どんなに頑丈な牢に入れられようと、あるいは強固な警備が敷かれようとも圧倒的な力で牢を自由に出入りする。

死刑囚編で最も期待を裏切らなかった男。
他の死刑囚たちが闘いになんらかの意義を求めようとする中、ただの気紛れで周囲の人間を惨殺するという生粋の殺人鬼。
強くて残虐で自分の欲望に忠実なスペックの有り様は、禍々しいと言うほか無く、そのヴィジュアルも相まって『バキ』の世界にただならぬ緊張感をもたらした。深海から自力で泳いで脱獄というエピソードも人間離れしていて実に良い。
最大の見所は、刃牙シリーズ屈指の名勝負と呼ばれている花山薫との一戦だろう。互いが持ち味をフルに発揮した総力戦だった。
逆に言えば、スペックは花山以外のファイターとはまともに闘っていない。また、その花山が克己のマッハ突きの連打では沈んだのにスペックの無呼吸連打には耐えきったことなどから、強さ議論ではスペックは低く評価されがちである。
しかし、鉄鋼弾の集中砲火を浴びてもノーダメージのタフネス、自由の女神素手で破壊する攻撃力、周りの人間たちを瞬時に屠る殺傷性など、その肉体本来の強さは相当なものだろう。
花山戦は、花山の良さをフルに出させてしまった事が彼の敗因である。というか、相性的には絶対に勝てない相手とも言える。
…あと、最後にバックチョークに出たのも良くなかった。刃牙シリーズでバックチョークが極まる可能性は非常に低いのだ。
 
第4位…ジャック・ハンマー  193cm、116kg / ピット・ファイト / モデル:ダイナマイト・キッド

範馬勇次郎の息子であり、刃牙の異母兄。
「今日強くなれるならば明日はいらない」と公言し、1日に複数回の異常ドーピングを行い、人知を超えた戦闘能力を誇る。副作用のほとんどを常識はずれのトレーニング量と執念で克服し、勇次郎同様、北極熊を素手で倒している。
刃牙や勇次郎と同じく、様々な格闘技を身に付けており、ファイトスタイルそのものは我流である。得意技は、全身の筋肉をフル稼働させたアッパーカットと、椰子の実を齧り取るほどの咬筋力による噛み砕き。
最大トーナメントの後、骨延長手術などで肉体をさらに改造(193cmだった身長が推定213cmに)、より強大な体と力を得た。

人気キャラとして常にその名前が挙がるジャック・ハンマー
刃牙や独歩や剛気が不意打ちを喰らって不覚を取ったり、ワケの分からない行動に出て読者を唖然とさせるのに対して、彼はキャラクターがぶれずいつも強者であり続けてくれる。
少年マンガでよくある「リスクは高いけど乗り越えれば一気に強くなる修行」を、ドーピングという非常にアンモラルで、しかし現実的な手段で行うジャック。一般的な倫理観に照らし合わせれば彼のその有り様は悪だが、スポーツ格闘ではないこの世界においてはこれも“バーリ・トゥード”の一環だと言えよう。
刃牙と違って主人公補正も何もないジャックは、自らの命を引き替えにしてトップ戦線に居座り続ける。
しかし、ピクル戦では完膚無きまでに敗れ去り、刃牙に完全に水をあけられてしまった感のあるジャック。刃牙の言った「アンタはもうファイターとして終わりなんだよッッ」の言葉が恒久的なものでないことを祈る。もっぺん改造だ!
 
第3位…愚地“真マッハ”克己  186.5cm、116kg / 神心会空手 / モデル:山本義徳

愚地独歩の養子。ベンチプレス300キロ、100m10秒台という規格外の体力を持ち、「空手を終わらせた男」「空手界の最終兵器(リーサルウェポン)」などと称される。
正拳突きに使用される関節の回転を完璧に連結し加速させることによって音速を超える拳「マッハ突き」を開発する。
さらに中国拳法の郭海皇烈海王の協力を得て、また父・独歩が開発した菩薩の拳などの要素も取り入れ、マッハ突きを大幅に高速化させる事に成功。その「真マッハ突き」は、史上最強原人ピクルをも一撃でダウンさせる威力を誇る。

「へりくだるつもりはない。闘いに、武に生きるなら誰もが羨む、そんな試合だった」
本当に認めざるを得ない凄まじすぎるピクル戦。現段階で、作中、最も速く最も強い打撃を放った男、それが愚地克己である。
事実上「空手界最強」でありながら、不運な役回りに徹することの多かった克己。
初登場時からして、お調子者で才能を鼻にかけたキャラである。設定こそ「天才」だが、最大トーナメントでトップ戦線に絡める気配などハナからない。花山薫を破ったのを最後の見せ場に、克己の暗黒時代は始まる。
烈に一撃で倒され、ドリアンに二度も不覚を取り、あろうことか加藤のチンピラ空手を師事し*2、ピクルに夜這いをかけた時は勇次郎に覚悟の無さを指摘されて赤っ恥…
その負の経験を貯めに貯めに貯めた上での、ピクル戦の開花がある。
少年マンガに大逆転のカタルシスは数あれど、ここまで貯めの期間が長いこともそうはないだろう。これは脇役の特権と言える。克己は、一キャラクターとして作者に振り回されて搾り尽くされた。
ちなみに、現実のパンチの速さは現役トップボクサーでも最高30数km/h程度だと言われている*3。克己の通常マッハ突きが1300km/hだとして、これが如何にファンタジーな技かご理解いただけるであろうか。私もマネをしてみたが音の壁には全然ぶつからなかった。
真マッハ突きを景気良く2000km/hと仮定すれば、本来なら音の壁にぶつかる以前に超加速によって跡形もなく腕は消し飛んでいる。なんせ、拳だけで見ればいきなり0から2000だ。デザートイーグルの初速すら超える。
ピクルは真マッハを喰らったときにティラノサウルスの尾を連想していた。
ティラノサウルスの体重を5tとして、その全体重を乗せた50km/hの尻尾振りの威力(運動量)を5000×50=250000としよう。体重116kgの克己が2000km/hの打撃を見舞った場合の威力は232000。あながち、克己のパンチは恐竜の攻撃にも負けていなかったのかもしれませんぜ、ペイン博士。
 
第2位…ドリアン  210cm程度、?kg / 中国拳法 / モデル:ショーン・コネリー

米国の死刑囚。外見は思慮深い哲人風だが、死刑執行時に10分間の吊首に耐える超人であると同時に、執行に居合わせた警官らを全員殺害する比類なき凶悪さを発揮する。
特殊繊維などの隠し武器と催眠術を用いて戦うが、その正体は、欧米人として初の中国拳法の最高位「海王」の称号を得た拳法家「怒李庵 海王」であり、武器に頼らずとも神心会の有段者の攻撃を片手で捌くほどの実力を持つ。

むちゃくちゃ好きなキャラである。ドリアン。純粋に拳法家としての実力ならば死刑囚最強なのではなかろうか。
「敗北を熱望しながら現時点まで無敗のあなたは…一度も勝ったことがない」
「喜劇だ…敗北を望んで以来、勝利を飽食し尽くしていると思っていた私が、実は、一度も勝った事がない」
烈とドリアンのやり取りだ。これは言葉そのまま、闘いの勝敗の意味もあるが、それ以前にドリアンの人生そのものを指している。
ドリアンは典型的な「コンプレックスを力に変えてきた男」だ。
程度の差こそあれ、この手合いはスポーツの世界にもビジネスの世界にも政治の世界にも、どの世界にも現実にいるだろう。客観的・社会的には明らかに成功を収めているにも関わらず、その人格には余裕が無く、ふとした拍子に情緒不安定に陥ったりする人間。
周りを打ち負かすことはできる、周りに評価されることもできる、しかし、自分が本当に望んでいるものがなんなのか分からない。“勝ち”続けることでしか、自我を維持できない。
加藤戦でも末堂戦でもそれは表れている。
ドリアンほどの実力があれば加藤など瞬殺できたものを、わざわざ打ち合いに応じ、あまつさえ使う必要のない催眠術までをも用いて、加藤に徹底的な敗北を味わわせている*4。末堂とも普通に闘って勝てたであろうものを、わざわざ末堂に対して心が折れるようなシチュエーションを強いて闘っている。彼は誰かの敗北を食らって空腹を満たすしかないのである。
溢れる才能があった武ですら、自身に力を与えてくれる消費の対象でしかなかった。全霊を捧げることは彼にとって敗北なのだ。
ドリアンはそのまま一生“勝ち”続けることもできただろう。しかし、彼は最終的にきちんと敗北する。自分自身と向き合って精神崩壊するという最後の最後のみ、実に潔かった。
欲しいキャンディを買ってもらえないところから始まった彼の長い闘いは、拳法の後輩、烈海王の一撃によって終わりを遂げる。
 
第1位…花山薫  190.5cm、166kg / 素手喧嘩 / モデル:花形敬

喧嘩師。五百円硬貨を指でひん曲げ、重ねたトランプの一部だけを千切るほどの握力を誇る。非武装・非鍛錬の美学を持っておりステゴロ(ステ=素手、ゴロ=喧嘩)の天才。暴力団花山組初代組長であった父親が13歳の時に抗争で早世したため、15歳にして花山組の二代目組長に就任した。
特定の格闘技や武術の鍛錬を積んだ経験は無く、基本的には格闘の素人である。策略や駆け引きを一切用いず、強靭な肉体と圧倒的なパワーのみで闘いに臨む。その超人的な強さは全て天性のものであり、パワーやタフネスのみならず、巨体でありながら胴廻し回転蹴りを放つなど運動神経においても突出したものを見せる。
得意技は、大きなテイクバックを取る豪快なストレートと、強大な握力によって筋肉を挟み込むように圧縮する事で皮膚・血管・筋肉を破裂させる通称「握撃」。

私は高校時代に学校の授業は一切聞かず、ずっとマンガを読んでいた。クラスの男子全体でマンガを持ち合い、お互いに色々なマンガが読めるようなシステムが出来上がっていたのである。
で、たまたま巡ってきた『バキ』の4巻、5巻、そう、花山vsスペックだ。もう、これが衝撃的なレベルで格好良く、1時間目から6時間目までずっと4巻と5巻を繰り返して見ていた。
私だけではなく、初めてこの一戦を目にした男子どもはどいつもこいつも花山に惚れてしまい、休み時間にみんなで大振りのマウントパンチの練習をする始末。当然、その後のクラスの流行語は「まだやるかい」。
スペック戦のみならず、刃牙戦、克己戦でも名勝負を見せてくれた花山。彼のファンは非常に多く、おそらくは今現在も作中1、2を争う人気キャラであろうと思われる。
しかし、板垣先生の花山の扱いは安定しない。
勇次郎相手に惨いやられ方をしたのは仕方ないにしても、刃牙にもスパーリング相手としてあしらわれたり、油断したところをガーレンに投げられて昏倒してしまったり、かなり損な役を回されたりもする。
それどころか、人気キャラであるはずなのに、実はスペック戦を最後に本編で闘う姿は全く出てこないのだ。恐るべき事に、なんと、連載期間にして11年もの間バトルシーンがないのである*5。ピクルとの押しっくらでちょっとファンサービスしてくれたくらいだろうか。ほぼ完全に傍観者&便利屋にされてしまっている。
2005年から始まった花山が主人公のスピンオフ作品『バキ外伝 -疵面 スカーフェイス-』において、花山は(ファンの)鬱憤を晴らすべく大活躍してくれている…のだが、こちらは連載そのものが全く安定せず、長らく休載が続いている状態。
いつの日か花山が再び闘う姿を見せてくれることを、ファンは願うばかりである。

 
…こんなところです。書いているうちに熱がこもって長くなってしまった。
ベスト10とは言っても、便宜上のもんで実際に明確な差はない。ここに書いていない烈や渋川も当然大好きだ。
刃牙シリーズの場合、そのキャラクターが闘っているところが見たいという意味でも「好き」だったりするし、判断は難しい。
 
刃牙シリーズの公式人気投票は、今のところ2004年の05月に行われたものが最新である*6
その際の順位は…
1位…範馬刃牙、2位…花山薫、3位…愚地独歩、4位…範馬勇次郎、5位…渋川剛気、6位…烈海王、7位…ジャック・ハンマー、8位…ビスケット・オリバ、9位…サムワン海王、10位…松本梢江
…となっている。
1位から4位までの人気が桁外れで、渋川、烈、ジャックがそれに次ぐという印象。
 
ネット上では、きちんと統計が取られた事はないが、主人公の刃牙が好きだという人はなかなかおらず、むしろ変に達観したところが倦厭されてもいる。
しかし、花山、独歩、勇次郎の人気が桁外れで高いのは公式人気投票と一緒。特に花山はスピンオフ作品が作られているだけあり頭一つ抜けている感がある。またジャックハンマーもネットでは好きなキャラとしてよく名前が挙がる。
ネットだけのローカル投票だと、1位…花山、2位…勇次郎、3位…ジャック、4位…独歩、5位…烈、という感じになるだろうか。

 
どうだろうか。ただ私が好きなキャラを挙げていくだけのエントリーではあったが、もし本編が気になられた方は一度単行本を読んでみて欲しい。
「そういや、刃牙ってちゃんと読んだことないなぁ」という方も、シリーズぶっ通しで一気読みしてみてはいかがだろうか。絶対に頭がおかしくなること受け合いだ。
ちなみにこのマンガ、バトルしかしていない上に、基本、女性キャラは“雌”扱いなので、あまり女性向きの作品ではない。ただし、刃牙のかーちゃんみたいに強い雄が大好きな雌なら読んでみるのもいいと思う。
単なる人気漫画ではなく、常にセンセーショナルで、連載中でありながら伝説になってしまう作品。それがグラップラー刃牙シリーズなのだ。
貴方の本棚の『君に届け』の横に、是非。
 
きゃおらッッ!!!!
 
おわり

範馬刃牙 27 (少年チャンピオン・コミックス)

範馬刃牙 27 (少年チャンピオン・コミックス)

 
【追記】…インタビュー
このマンガでは、目撃者にインタビューする形でバトルが解説されるということがよくあるのだが、一体どこの誰がインタビューしているのだろうか。
 
おしまい

*1:その最たるものが公園補正のかかった本部だろう

*2:でも私は加藤好きです

*3:遅いと思われるかも知れないが、それでも秒速約10mだ。モーションを無視すれば1m先の相手に0.1秒で到達することになる。

*4:加藤の見せ場だから長引いたって話は置いといて

*5:現在もその記録は更新中

*6:投票期間中は擂台賽編中盤