芋虫日記


【ネタ】…なし
 
【説明】…T-260Gの2011年5月の日記

 
【独断】…一度ナシゴレンを食べてみたい
正直な話、5月は真面目に仕事をしていただけなので良くも悪くも特筆すべきことは何も起きていない。
教えて貰ったきなこトーストを高頻度で食べていたというくらいだろうか。あと、NHKの『きょうの料理』でやっていたナシゴレンが凄く美味しそうだったというくらいだ。
完璧に仕事をこなし、一日を無事に過ごせたことを神に感謝する、そんないつもと変わらぬ日常であった。
今月は純粋に私のヤンエグ(死語)ぶりを綴っていきたい。

 
■ 風の谷のイナゾウ
職場の窓を開けていたら大事な書類が風に吹かれて飛ばされていった。28歳にもなる大和男子がマンガみたいなドジっ子ぶり。
ビルの三階からひらひらと繁華街に舞い落ちる一枚の小さな書類。うあああぁっ!と思って即行で外に出てみるが、階段を降りた時には…ない! 本当に見つからない。
風の強い日ではあったがそんなにもすぐに飛ばされてしまうものなのか? しかし、周辺を丹念に探すがまぁもぅ見つからない。
「うう…怒られる…」と思って半べそをかいていたら、なぜか5000円札が私の足下に飛ばされてきた。持ち主と思しき人もいない。
神様が「可哀想だからこれでカレーでも食いな」とおっしゃってくれているのだろうか。
昔から凹んでいるときに限って降って湧いたようなリアルラックに恵まれることがあるのだが、なんなのだろう。
とりあえず交番に行って書類が届けられていないか聞いてみたが、やはりなかった。ついでに5000円も届けた。
 
■ 鳩を全力で追いかけるババア
鳩を全速力で追いかけるお婆様を駅のホームで見かけた。
なぜ追いかけているのかは不明だし、仮に捕まえたらどうするつもりなのかあまり想像したくもない。ただ、一心不乱に追いかけている。
しかし、哀しいかな、鳩の歩みの方がお婆さまの全力疾走よりもはるかに速く、捕まえられる気配は全くない。鳩も余裕こいてホームに落ちているエサをついばみながら逃げていた。
ちなみに私は心の中で鳩の方を応援していた。
 
■ 致命的なパンツ不足
我が家にある下着の大半は貰い物で、トランクスやお洒落ブリーフやボクサーパンツなど、モノに統一感がない。
で、最近、一番数の多いトランクス勢のゴムがみんな一斉にダメになってきて、いきなりのパンツ不足に悩まされることになった。
自分で下着を買う習慣もないので、買おう買おうとは思っていても出かけるといつも買い忘れてしまう。
そのため最近はパンツを穿かずに出歩くことが多い。
先日もパンツを穿かずに街中を歩いていて、帰宅した時にジーンズのチャックが全開だったことに気付いたのだが…これは…これはいよいよヤクイのではないかと思う。
 
■ 「好きな人がいるってだけで幸せなことだぜ」
5月の迷言。
これまたどういう経緯で言ったのか不明だが、思っていたことが自然に口から出た。
同世代の男女が半強制的(?)に一緒にいるって案外若いうちだけである。好きな人が同世代である必要も異性である必要もないけれど、どちらにせよ大人になったらある程度頑張って出会いをつくらなければならない。
で、頑張った挙げ句誰かと付き合い始めてみても、出会いに頑張ってしまっている分、それが好きな人かどうかは案外分からなかったりする。明確に好きな人がいるというのはやはりそれだけで幸せなんじゃないかなぁ。
…という思考が明文化されないまま頭の中でパッと浮かんでしまい。それをそのまま口に出した結果がこれである。
魔法陣グルグル』のギップルが聞いたら即死しかねないレベルでクサい。
 
■ 憎しみを取り戻せ
先月の日記でも書いたが、最近すっかりツイッターに馴染んでしまっている。このままではいけないと思う。
私のエネルギーの源はやはり憎しみだ。喜怒哀楽の怒哀で生きるのが男のダンディズムである。神谷浩史さんも言っていた。
Twitterの悪口を言っていた頃はあんなに活き活きとしていたのに、今では死んだ鮮魚のような目をしている。
これは一度ツイッター上で下品なことを書きまくって、好きな相互フォロワーさんたちにブロックされるべきではないだろうか。
 
■ ダジャレ苦労
ツイッターでもう一つ苦心しているのが、ダジャレである。
公共広告機構の「魔法の言葉」のCMのせいで、一文字繋がりのダジャレとも言えないダジャレを言うのが習慣になってしまっているのだ。
基本的には「ただいま」に繋がる単語を挙げていくだけなのだが、毎回何にするか悩んでいる。
ただいマンティコア、ただいマケイン、ただいマクシミリアン・ジーナス、ただいマクシミリアン・テルミドール、ただいマリオ、ただいマウント斗羽、ただいマリンちゃん、ただいマウアー、ただいマグニート、ただいマンモス西、ただいマニトゥ、ただいマヨーネ、ただい丸井、ただいマカロニほうれん荘…等々等々。
頭に「ま」が付けばなんでもいいというものではなく、それなりに思い入れのある言葉で、ちょっとした解説も入れられるものでないとダメなのだ。
これを毎日やらねばならず正直もう苦しくて仕方がない。「ただいま」ネタを考えたくないがばかりに帰宅を躊躇う日まである。
 
■ メガンテ泣き
先日、ショッピングモールの通りで、パンツ丸出しも辞さず大の字で寝転がって「うおおおー!」と泣き叫びながらだだを捏ねている4、5歳くらいの女の子がいた。
どうも、この子がショッピングモールのあちこちの店に勝手に入って行くものだから、お母さんが腹を立てて一人でスタスタ先に行ってしまったようなのである*1。置いていかれたのを不服に思い、捨て身の抗議に出たというわけだ。
両手両足を目一杯広げて「オビゼビダビヴォー(お店見たいの)!! ウオオー!」と全力で泣き叫ぶ幼女。
そのあまりの堂々たる主張っぷりに私も感服してしまった。自決を覚悟したゲリラ兵のようである。
この泣き方をメガンテ泣きと名付けることにした。
 
■ マンガ『それでも町は廻っている』が凄まじく面白い
何年か前にとしあきがススメていたのを思い出して、何の気なしに『それでも町は廻っている』の一巻から最新巻までを一気に買って読んでみる。
これが思いの外大当たりでとてつもなく面白い。主人公の歩鳥(ほとり)の挙動がモテモテ王国のファーザーっぽくて妙にツボにきてしまう*2
いわゆるゆるい日常系マンガなのだが、回を重ねれば重ねるほどに話の作りも落としどころも秀逸になっていく。
一巻ではまだ比較的等身が高くて可愛い女の子だった歩鳥だが、キャラと絵柄が固まってきてからはギャグ等身で描かれることが多く、最新8巻では美少女に片足を突っ込んでいたかつての面影はすっかりなくなっている。
未見の方は騙されたと思って8巻全部買ってみて欲しい。
 
■ テレビ番組『ネッキーとあそぼう わんぱく☆パラダイス』を知る
静岡県伊東市にある地域放送局「シーブイエー」にて今年の4月から放送を開始した幼児向け番組『ネッキーとあそぼう わんぱく☆パラダイス』。
この番組の本編が(おそらく無許可で)ニコニコ動画にアップされているのだが、これがむちゃくちゃ面白い。これほどまでに目が離せない幼児向け番組は久々に見た。
言葉では説明しにくいので本編を無断転載させていただこう。
MCのネッキーは本当に歌のお兄さんらしい素晴らしい歌唱力で、ダンスもキレキレ。魅了されてしまう。
マスコットキャラクターの猫のフラワーはビジュアル的に某サンリオ様に似ていてチャレンジ精神に溢れている。声もわざとらしい少女ボイスではなく、昭和の人形劇を連想させる骨太なハスキーヴォイスが採用されている。
そしてピアノを担当するフレッシュの名前が何故フレッシュなのか…大いなる謎も秘めている。
これは是非一度ご覧になって頂きたい。

 
■ 俺と海
淫夢が見たい」「淫夢が見たい」と言い続けて十余年。未だその足掛かりすら掴めずにいる。
最近は海関連の夢を見ることが多く、この間は全長6mにもなる巨大な鯉を海岸で何匹も釣り上げる夢を見た(淡水魚だけど)。
文字通りの入れ食い状態で、エサが付いていなくても針を入れるだけでガンガンかかる。で、鰹の一本釣りのようにバーンとそのまま釣り上げるのだが、鯉の自重が重すぎるため口の中が針で裂けていたりして、これがどうにも可哀想なのである。
「食べる気もないのに釣ってしまうなんて可哀想だな…」というスポーツフィッシングを否定するオチで夢は終わった。
その前は、ジンベエザメに乗っかってサーフィンをする夢を見た。気持ち悪かった。
どうも聞いた話では、海の夢というのは欲求不満の現れらしいので、上手く転べば念願の淫夢が見られるのかも知れない。
…しかし、巨大なフジツボに飲み込まれてその中で果てる夢とかはイヤだぞ…
 
 
こんなところでしょうか。
6月の目標は「憎しみを取り戻す」です。よろしくお願いします。
 
おわり

それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)

それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)

*1:とはいえ見える距離にいる

*2:泣きながら両腕をぐるぐる回したりする