街中で杉田智和さんに会った!…という妄想エントリー


【ネタ】…声優 杉田智和(1980年10月11日-) アトミックモンキー
 
【説明】…杉田智和さんに街中で会ったときに上手く話し掛けられるようイメージトレーニングをするエントリー

 
【独断】…想いをつなぐロールプレイングエントリー
新宿区大久保の某ゲームセンターにぶらりと入ってみると、どこかで見たような黒ずくめの服装をした男がいた。
スマートな体型、生真面目そうな眉と目、全身から放たれる二次元中毒者のオーラ…間違いない、あれは第3回声優アワード助演男優賞受賞者、杉田智和さんだ!
杉田さんの大ファンであるわたし(デフォルト名:神楽坂大子)。さあ、どうする…!

① プライベートな時間に話し掛けるのも申し訳ないかなと思い、その場から立ち去る
② 後から肩を叩いてフランクに話し掛ける
③ 極力失礼のないようおそるおそる話し掛ける

①…わたしは今日も1日何もない素晴らしい日を過ごしました。BADEND。
②…失礼過ぎるので杉田さんの召喚獣であるSP田中に殺されます。BADEND。
ここは…③だッ!
 
大子 「あの…、突然すみません。声優の杉田智和さんでいらっしゃいますか?」
杉田 「え? あ、はい、そうですよ」
意外にも普通に応えてくれた杉田さん、次をどう切り出す…!

① ゲームセンターの店員さんからマジックを借りて、サインを求める
② 握手を求める
③ 何かしら会話の取っ掛かりをつくる

①…なぜか店員さんが頑としてマジックを貸してくれず、サインは貰えなかった。BADEND。
②…まだ早い! もっと好感度を上げてからだ! 少林寺拳法をやっていた杉田さんに差し出した手を折られる。BADEND。
ここは…③だッ!
 
大子 「よく猫喫茶に独りで行かれる杉田智和さんでいらっしゃいますよね?」
杉田 「ぇえっ!? いや、はい、まぁ、猫喫茶に独りで行く杉田です。最近そんな行ってないけど…」
失礼な言いぐさにも乗ってくれた杉田さん。良い人だ。
さり気なく細かい杉田さん情報を入れたことで、自分が杉田さんのファンである事がアピールできた。好感度UP!(主観)
よし、ここは…

① 「お仕事応援しています。頑張って下さい!」と言う。
② 握手を求める
③ 自分のファン度をアピールする

①…「もう十二分に頑張っとるわ!」と返されて殴られる。BADEND。
②…まだ早い! もっと好感度を上げてからだ! 手の骨を折られる。BADEND。
ここは…③だッ!
 
大子 「私…好きな“テッショウ”は玄田哲章、好きな“スギタ”は杉田玄白、神楽坂大子と申します。杉田さんのファンなんです」
杉田 「あぁー、ありがとうございます。まさか好きな“テッショウ”まで答えて下さるとは、嬉しいですね」
おお! 好印象だ。普段あまり誰も乗ってくれないテッショウネタを振られて、杉田さんも喜んでいるぞ!
このまま行けば握手どころかチューまで行けるかも知れないぞ。チューまで。
よし、どうするか…

① チューする
② 握手する
③ もっと自分のファン度をアピールする

①…首の骨を折られる。BADEND。
②…しまった、遅すぎた! 緊張で手汗がベトベトになってしまっている!恥ずかしくて握手できない! BADEND。
ここは…③だッ!
 
大子 「出演作品はもちろん拝見していますし、ラジオ放送もよく聴かせて貰っています。イベントにも何度もうかがいました。ツイッターもフォローさせて頂いています。中村さんとは本当に仲がよろしいんですね。杉田さんのお友達って意外と体育会系っぽいというかイケイケな感じの方が多いですよね。みんなで仲良くゲームの話をしている感じがとても好きです。あれだけゲームをやられているのだから杉田さんはゲームがとてもお上手だと思うのですが、ぶるらじで小山剛志さんたちとBLAZBLUEで対戦したときは演出上手加減をなさっているようにも見えました。12人の優しい殺し屋でもゲームの話が多かったですよね。コナミ提供なのに他社の話が多くて聴いている身としてもスリリングで最高でした。ゲストに来た松原大典さんは杉田さんのゲームネタがほとんどわからなくて愛想笑いをされていましたよねー。杉田さんふてくされていましたけど、杉田さんのネタが濃すぎるんだから仕方ないですよ。でも、演技の話をされているときの杉田さんは真面目でとてもカッコイイです。妖しのセレス出世作だとおっしゃっていたので拝見しましたけど、当時から声質が落ち着かれていますよね。低いトーンのセリフにしびれてしまいます。葛葉ライドウも演じるのが凄く難しい役柄ですけど、杉田さんだからこそ完璧にハマっていました。しかも、堅い役ばかりじゃなくくだけた演技もできますし、幅がありますよねー。VitaminXの銀児も新鮮で良かったです」
杉田 「…は、はい」
一気にまくし立てるわたしに杉田さんも引いているが、どうにも口が止まらない。
大子 「あと、モノマネも似てる似てないありますけどレパートリー多くて大好きです。私、杉田さんのやる神谷浩史さんのモノマネならできますよ。杉田くぅ〜ん、イェーイ。どうですか。神谷さん本人には全然似てませんけど、杉田さんのやる神谷さんには似ているんじゃないでしょうか?あと、柿原徹也さんと羽多野渉さんのモノマネをされるの大好きですよね。でも柿原さんあんな声で喋っていないですよ。ヒャッハーなんてモヒカンチックなこと言ってないじゃないですか。羽多野さんは似ているような気がします。ラジオでもイベントでも杉田さんっていつもフリーダム過ぎます。それにしても杉田さんってジャンプヒーローを演じられる機会が多いですよね。銀魂の銀時もそうですし、アイシールドではマルコ、スケットダンスではスイッチ、ぬらりひょんだと鴆、どれも良い役で、演技もハマっていて最高です。ブリーチのノバも出番少ないですけど、彼もコアな人気がありますよね。というか、これだけお忙しいとゲームをされる時間を作るのも大変じゃないですか?ネットゲームなんて特に時間掛かりますし。早く御自宅もISDNから光に変わるといいですね。ところでハグしてください」
わたしは勢い余って杉田さんに抱きつきに掛かってしまった!
…が、杉田さんは、即座にCQCで対応し、襲い来るわたしを鮮やかに投げ飛ばした。強かに背中と頭を床に打ちつけるわたし。
杉田 「距離感に欠ける人間関係は全て上手くいかないものですよ。『12人の優しい殺し屋〜ZERO STAGE〜』、私がストーリー原案を務めたノベルス冊子、弊社アトミックモンキーHPより絶賛発売中です。そちらを10冊お買い上げになってから、またいらしてください」
告知だけ済ませると、杉田さんは黒衣とともに身を翻し、ゲームセンターを後にした。
わたしは薄れゆく意識の中で
「次は抱く」
そう決意するのであった。
 
BADEND

おわり