芋虫語録


【ネタ】…なし
 
【説明】…人の心を動かしたT-260Gの言葉

 
【独断】…名言集
人の心を打つ名言・名セリフというものがある。
手前みそで非常に申し訳ないが、今回はブログのタイトルに沿って、人の心を動かした私自身の言葉を取り上げていきたい。
人生の岐路で、私の言葉が少しでもお役に立てれば幸いである。
 
■ 世の中は想像以上だ
二次裏で「姉キャラ」スレッドが立っていたときに出た言葉。
美人でエロい二次元姉キャラたちの画像が貼られる中、「実際の姉なんて見れたもんじゃないけどな」という書き込みあった。それに対する私のアンサーである。
正確には…

世の中は想像以上だ
美人の姉だって沢山いるし、その中にはガチブラコンの姉もいるだろう
そこに下卑た希望を抱かずに何がとしあき

である。
別にこの言葉を契機にしたわけではないが、その日の姉キャラスレッドは大いに盛り上がった。
 
■ あんな暴力性のないやつらの何が良いんだ
好きな音楽の話をしていて、友人がメロディック自己啓発青春応援歌を歌う某バンドを好きだと言ってきた際に、反射的に出てしまった言葉。
暴力性がある=良い音楽という認識なのだろうか。
堅物のお父さんが、娘の彼氏のことを指して「あんなチャラチャラした男の何が良いんだ」という口調に酷似している。
そんな私は、川本真琴さんのファンです。…暴力性0じゃん。
 
■ 早く帰って下さい
早く家に帰りたくて、職場に残っていた同僚および顧客に言い放った言葉。
当時MMORPGラグナロクオンラインにはまっていて、経験値1.5倍期間中だったために、一刻も早く家に帰りたかったのである。
信用と引き替えに稼ぐ経験値は実に美味い。
 
■ バギマ
小学校低学年のときに学校のグラウンドで唱えた呪文。元ネタはRPGドラゴンクエスト
当時、空前のドラクエブームだったので、日本全国のバカガキがよく呪文を唱えていたものである。
アルコールランプに火を付けたら火の魔法メラで、爆竹の塊が爆発の魔法イオだ。
一番手間が掛からず言った者勝ちだったのが、真空の刃で敵1グループにダメージを与えるバギ系の呪文である。真空というか、要は風が吹けばいいわけだ。風が吹いたときに「バギ!」と唱えれば、その風は唱えた者のバギなのである。
私が「バギマ(バギの上位呪文)!」と言った日はやたらと風が強く、私のバギマはバギの上位呪文としての説得力が非常にあった。というか、あの日の風は私が起こしていた。
その風に煽られる中「バギクロス(バギの最上位呪文)!」と唱えていた者もいたが、あの風はそいつのバギクロスではない。本当にバギクロスが成功していたら学校が半壊しているはずだ。あれは私のバギマである。
ちなみに就職活動に有利な呪文ナンバーワンは、イオ系最上位「イオナズン」だ。MPさえ足りていれば試験会場もろとも面接官を粉微塵にできる。
 
■ ぬ〜ぼ〜だったよね
小学校高学年のときに、学校で、当時連載が開始されたばかりの『地獄先生ぬ〜べ〜』(1993-1999)の話になった際に言った言葉。
「あのマンガ、読み切りのときのタイトルは『地獄先生ぬ〜ぼ〜』だったよね」と。
間違いない。確かに読み切りのときは「ぬ〜ぼ〜」だった。多分、同名の有名なアイス商品があったからそれに配慮してタイトルを変えたんだろう。
が、しかし、同級生達が誰もこの話を信じない。あいつらちゃんと毎週ジャンプを読んでいなかったのである。「単なるお前の読み間違えだろ」的に笑われる。
この事件が切っ掛けで私は学校から足が遠のいていくことになる。
 
■ まさが格好良くてさ
小学校高学年のときに、学校で『SLAM DUNK』(1990-1996)の話になった際に言った言葉。
「海南のまさが格好良くてさ」
…劇中出てくる海南大附属高校に「まさ」なる選手はいない。キャプテンの「牧(まき)」ならいるが…
そう、牧のふりがなの「まき」を、私は「まさ」と読み間違えてずっと憶えていたのである。ちなみにアニメの方は見ていなかったため音での確認はできていなかった。
これが原因で、私は学校内で本格的にバカにされることになり、完全に不登校の道を歩み始める。
 
■ 見た目カワイイ女の子にちんこを生やしたがる昨今の男の娘(おとこのこ)文化は本当に遺憾に思う
二次裏HUNTER×HUNTERスレで呈した苦言。
スレッドがどういう流れだったのか記憶が曖昧だが、劇中に登場するネフェルピトーというキャラが男か女か判らないという話で出てきた言葉だと思われる。
当時のネット界隈では、「あんな可愛い子が女の子のわけがない」というフレーズが流行しており、ちんこを生やしたエロ絵を好む=HENTAIとして上級者である、というような風潮があった。
その手の風潮の発端を辿れば、『バーコードファイター』(1992-1994)の作者である小野敏洋(またの名を上連雀三平)先生に行き着くのであろう。
そういうのも確かに良い。私も桜ちゃんは好きだった。…が、安易な男の娘礼賛は紳士としての品位に掛けるのではないかと常々思う。
私の真剣さが伝わったのか、そのスレッドでは多くのご賛同をいただいた。
 
■ こんばんは
私が全裸で洗濯物を干しているときに、お向かいさんに言った挨拶。
私が住んでいるアパートは一階にあり、物干しスペースは向かいのアパートに面した通りを兼ねている。
深夜3時くらいだったので大丈夫だろうと思い全裸で洗濯物を干していたら、突然お向かいさんが出てきたため、とりあえず紳士的に挨拶だけはしておいた。
 
■ 俺がリア充
俺がガンダムだ」のノリで言う。単なる嘘。
二次裏などの、誰もリア充がいそうにない場所で言うと効果的。
発展系として、「俺が…俺たちがリア充だ」というのもある。
 
■ キミが人間の女の子だったら良かったのに
主にゴキブリなどの虫に対して言う言葉。
優しげに、切なげに言うと、ちょっとしたストーリー性が感じられてなお良い。
 
■ 衣・触・手
数年間ブログを続けて、自分が書いた中で一番面白かったフレーズがこれである。
「衣食住」に掛けている。それだけ衣類と触手は人間のエロ文化に根源的に必要なんだよ、という意味だ。
個人的にはバカウケだったのだが、これで笑った人が私の他に一人でもいたのだろうか。
 
■ 俺は人間が大好きだ
天才柳沢教授の生活』(1988-)に影響されて言った言葉。
『柳沢教授』は人間賛歌がテーマの作品で、私もそれを見て感動し、素直にこの言葉が口から出たわけだが…
もう少し正確に口調を再現すると、「俺はぁ…人間がぁ…だぁい好きだぁ〜…フヒヒヒヒ…」であり、それを聞いた友人からは本当に気持ち悪がられた。
 
■ 美人のうんこを見てみたい
最後は私の友人の言葉。
どこまで本気なのか知らないが、そう言った彼は本当に水道トラブル系の会社に就職した。
ロリコンだから教師になるという人も沢山居るわけで、それはそれでいいと思う。

 
★ まとめ ★
言葉というのは、単純に単語の羅列で力を持つものではない。いくら上手い言い回しをしようが、その言葉を発する当人の意気込みや生き様が伴っていなければ、人の心を打つ事はない。
正しく強く生きてきた人間だからこそ正論は力を持ち、艱難辛苦を乗り越えて来た人間だからこそジョーク一つに含蓄が生まれる。
つまりこのエントリーにはなんの力もない。
土曜の午後にこんなもん書いている私に何かしらの幸あれ。
 
おわり

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