誰あんたヒロイン


【ネタ】…二次元
 
【説明】…一部でコアな人気を誇るが全国的な知名度は今一つな二次元ヒロイン
 
【独断】…独断です
ブレイクするヒロインとしないヒロインの差なんて非常に微妙なもんである。
今時、どの二次元作品も周到に萌え要素を入れてくる。手を変え品を変え、二次元ファンたちをなんとか食いつかせようとする。
ある意味、テンプレありき。大体どのキャラクターも「ああ、はいはいこういう“タイプ”ね」とカテゴライズできてしまうだろう。
しかし、そんな雛形に属そうとしたけど属せなかった、あるいは、属すつもりがハナからなかった変わり者のヒロインたちもこの世には存在する。
本日はそんな自由奔放で魅力的な二次元ヒロインたちを特集していきたい。
 
■ 釘宮かぼす(かぼすちゃん)…「九州の先行者 出演作品:別府鉄輪地獄変(2000年くらい〜2003年くらい?)

Flashアニメが流行りだした頃に誕生したナインステイツバイオレンスヒロイン。
『別府鉄輪地獄変』は個人制作のFlashアニメ作品だが、そのユニークな作風からネット上ですぐに人気を博した。その後も既成の作品に声を当てるなど徐々にゴージャスな形にバージョンアップされる。アニメーション制作は、実質的に「地獄変animation」の管理人・青木隆志さんただ一人。
随所にちりばめられたサブカルネタと、かぼすちゃんのキュートなキャラクターが当時のネット住民たちのハートを鷲掴みにした。
今では「グロ&シュール×萌え」みたいなアニメ作品はプロ・アマ問わず数多く見掛けるが、そういう意味で本作はかなり時代を先行していたと言える。逆に言うと、当時のネット文化の残り香は、無意識レベルで現代に随分と浸透している。
そんなことはどうでもいいけど、かぼすちゃんの喋りは文句なしに可愛いです。
ビッグサイズでアニメを見る場合は、ペンティアムⅢ・アスロン・G4Mac以上推奨。高いハードルです。
ちなみに大分土産として売っているキャラクター「かぼすちゃん」は全くの別物なので注意。
 
■ ののちゃん…「ニコニコ影のヒロイン」 出演作品:ミゥランゲージ(仮)(2008.04-2008.07)

かつてニコニコ動画で午前5時に配信されていた時報アニメ『ミゥランゲージ(仮)』。
ニコニコアニメチャンネルの『ペンギン娘はぁと』を宣伝する目的で作られた番宣アニメなのだが、ペンギン娘の制作・営業に奔走していたアニメスタッフを無理矢理流用して作っているため、かなりやけっぱちな内容になっている。
午前5時放送ながら「深夜アニメ」を自称していたあたり、このアニメを見ているのが、明け方までニコニコに張り付いていた末期のニコ厨であることをスタッフ側が見事に予測しているのがうかがえる。…余計なお世話だ。
ののしり屋のののちゃんは、一応、本作におけるメインヒロイン的な役割を担っている。
ニコ厨の心に突き刺さるイヤなことばかり言ってくるのだが、時折見せる優しさが身に沁みる。ニコニコ動画の影のヒロインと言っても過言ではないだろう。

 
■ ロルフィーちゃん…「ハーメルンのギャルゲー吹き」 出演作品:となりのプリンセス ロルフィー(1995)

只野和子さんがデザインしたPC-FXのイメージキャラクター。年齢は13歳という設定。
「ロルフィーといっしょにアニメであそぼ」というのがPC-FXのキャッチコピーであった。これほどまでに開き直ってニッチの道をひた走ったゲーム機というのを私は他に知らない。その道のオタクであっても「おいおい…」と一瞬退かせてしまうほどのパワープレイである。…実際“そんなソフト”しか出なかったし。
しかしながら、PC-FXを実際に新品定価買われていた方は真の勝者であると私は思う。あと20年は自慢していい。私にも兄がいれば絶対に買うように促していたところだ。
ロルフィーちゃん自体は可愛いんだよねー。
 
■ コフィー…「喋る墓」 出演作品:古墳GALのコフィー(2006-)

古墳GALのコフィー』は蛙男商会制作。『秘密結社鷹の爪』とともにニコニコ動画内の「鷹の爪ちゃんねる」で公式配信もされているのだが、『鷹の爪』に比べたらビックリするほど人気がない。なぜだろうか。やっていることは似たようなも(ry
古墳を主人公にするという悪ふざけ100%の発想がまず大好きなのだが、残念なことに今一つ評価されていない。今の人達には古墳はウケないのだろうか。…コフィー可愛いのに。
映像特典がたっぷり付いたDVDも絶賛発売中なので、是非買ってみてコフィーの前方後円な魅力を堪能して欲しい。
(…とはいえ、『鷹の爪』も課金回は全然再生されていない。みんな、金を落とそう!)

 
■ イシュタル…「凡作に呑まれた悲劇のヒロイン」 出演作品:超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-(1992)

マクロスのナンバリングタイトル『マクロスII』。
マクロスシリーズは基本的に一繋ぎの世界観を持っているのだが、シリーズ作品によって設定が微妙に異なる。ただ、公式にどれが“正史”ということはなく、視聴者、また、制作者がそれぞれに脳内補完できる柔軟性と懐の深さを持っている。
そんな深い懐からも弾き出されて、ほぼ完全に“なかったこと”にされているのが、この『マクロスII』なのである。
個人的にイシュタルのキャラクターデザインは大好きだし、声も笠原弘子さんと文句なしなのだが、いかんせん出演作品があまりにも悪すぎた。『II』は完全に失敗作だったのだ。(著作権の問題以前に)
マクロス」を冠しているから当時のマクロスファンに厳しく見られたのでは? …というわけではなく、ストーリーも世界設定もあからさまに雑だったのである。『Ζガンダム』の10倍は突飛な展開で、『バルキサス』の20倍はテンプレ臭のするキャラと世界観…と言えば解りやすいかもしれない(私にとって)。
皮肉な事に、ヒロインであるイシュタルだけは人気で、フィギュア等の関連商品も地味にロングセラーを記録している。
 
■ ゆうくんちゃん…「亜空間からの使者」 出演作品:内気はずかしゆう君ちゃん(2001-2003)

『内気はずかしゆう君ちゃん』はあみしのプロダクションのOmizuが制作した自主制作アニメーション。全3話。
過去のCGコンテスト出品作品なのだが、ニコニコ動画が開設されてからなぜか即行でアップされた。
アップされた当初(2007年03月)は、オリジナル自主制作アニメという食いつきの悪さもあって、再生数・マイリストともに今一つ伸びなかったが、作品内容のあまりの狂いっぷりが次第に話題となり、都市伝説的にその存在が知られるようになっていった。
最終話に当たる第3話は、削除対象になっているため現在ニコニコ動画内で見る事はできない。この第3話の破壊力がとにかく凄まじく、充分狂っているはずの1話、2話も可愛く思えてくる。(グロいとかそういう問題じゃないです)
スタッフロールに表記される「菊池陽介」さんがこの作品の主犯。
ちなみにゆうくんちゃんの声を担当されたのは、現在プロの声優兼歌手になっているミルノ純さん。彼女の演技もあって、ゆうくんちゃんからはエストロゲンの香りが漂って参ります。

 
■ じのちゃん…「食妖らいよん」 出演作品:戦国TURB(1999)

宇宙を放浪しながら自覚なく人に酷いことをしたり助けたりする。左目が赤色、右目が青色。ウラシマ効果で少女のような外見をしているが「地球年齢で30歳くらい」。…って、なんだそのヒロイン。
ポップな絵とは裏腹に破天荒な設定が魅力的だった、ゲーム『戦国TURB』。
じのちゃんは作中頻繁に喋るわけではないのだが、その挙動がいちいち可愛らしく、惚れてしまったプレイヤーも多かったのではないだろうか。お調子者なところがまた魅力的だ。
ガタガタポリゴンの三十路キャラがあんなに可愛いってのはちょっとした奇跡だと思う。なんだかんだ言ってなのれーはかせは天才だな。
 
■ ソワカちゃん…「天空戦記ソワカ 出演作品:護法少女ソワカちゃん(2007-)

ニコニコ動画でアップされている自主制作アニメーション作品。
初めはただボーカロイド初音ミク)で悪ふざけをしたネタ歌動画だったのだが、ストーリーを思わせるその歌詞が話題となり、制作者でアップ主のkihirohitoさんも次々と続編(歌)を出していった。結果、一繋ぎのストーリーとして『護法少女ソワカちゃん』の世界観が確立されている。
仏教ネタに限らず、kihirohitoさんのネタの豊富さには感嘆させられることしきり。言葉や絵の独特なセンスもこれまた秀逸。何かが高じて、ライブやDVD販売まで行われている。
ソワカちゃんシリーズは、アップされている順番と、ストーリーの時系列は一致しない。もしこれから一気視聴される場合はアップされた順番にチェックするのをオススメします。ちなみに後にアップされている作品の方が、ボーカロイドの調律も、アニメの作画も上手くなっている。
ソワカちゃんはクールで面倒見のいいバランス型の性格。ちょっと醒めた目が魅力的。

 
★ まとめ ★
ヒロイン…ヒロインねぇ…
関係ないけど、せっかくのロクでもないエントリーだから、思い出せる範囲で気持ち悪いことを書き留めておこう。
 
私の初恋の人は『うる星やつら』のラム。
次が『極黒の翼バルキサス』のレムネア。
次が『キャッ党忍伝てやんでえ』のプルルン。
次が『ゲンジ通信あげだま』の九鬼麗
次が『らんま1/2』の女らんま
次が『銀河お嬢様伝説ユナ』のユナ。
次が『CAL2』のシェラザード。
次が『聖剣伝説2』のドリアード。
次が『KO世紀ビースト三獣士』のメイ・マー。
次が『アウターゾーン』のマキ。
次が『覇王大系リューナイト』のパッフィー。
次が『ここはグリーン・ウッド』の女版一也
次が『タクティクスオウガ』のカチュア。
次が『超魔法大陸WOZZ』の誰か(ひどい)。
次が『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ
次が『ぼくのマリー』のマリ。
次が『悠久幻想曲』のシーラ。
次が『同級生2』の唯。
次が『VS騎士ラムネ&40炎』のドラム。
次が『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』のラクチェ。
次が『センチメンタルグラフティ』の七瀬優。
 
我ながらスゲーな。私の世代のオタクのゴールデンコースだ。
なぜここまで来て高校以降漫画もアニメも見なくなっちゃったのかね。勿体ない。
ちゃんとあのままオタクのエリート街道を歩んでいれば、最近流行りの萌えエロ路線にもついて行けたのではないだろうか。
 
まぁそんなことはともかく、我が道を行くヒロインってのはほんっとにいいものですね。
また思いついたら気持ち悪いことやります。
 
おわり

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