芋虫日記


【ネタ】…なし
 
【説明】…T-260Gの日記、および備忘録
 
【独断】…光輝く日々
更新がやや滞った。
御陰様で、大きな仕事でそこそこ良い結果が出たんだが、ヤマ場を乗り切ると毎度毎度体調を崩してしまう。病弱だ。
病弱と言えば杉原真奈美。
私も病弱。
よって私は杉原真奈美である。

 
■ 近所の住人の目覚まし時計がFF
むか〜しのファイナルファンタジーの音楽が流れてきて、朝から凄く切ない気分になる。
 
■ そば屋
某駅近くにある個人経営のそば屋に初めて入ってみる。
まだ人通りの多い21時だが、私の他に客はいない。
てきとうにカウンターに座ると、店のおばちゃんがこちらに近寄ってきて、いきなりハイテンショントーク
「あらぁ! 背が高くて格好いい! 身長いくつあるの!? 183!? すごいわぁ〜、ちょっと立ってみてよ!」
まさか、飲食店でいきなり起立させられるとは思っていなかった。たかだが立つのを断るのもなんだし、素直に応じる私。
それにしてもこの手のおばちゃんは、なんで「背が高い」と「格好いい」が常にセットなんだろうか。「たらちねの」+「母」みたいなもんか?
「強そうだしねぇ。いいねぇ。男はやっぱり頼りがいがなくちゃ…ねぇ…」
と言って、チラリと厨房にいるおじちゃんの方を見るおばちゃん。おじちゃんはその視線をスルー。
やっちまったな…と思った。この雰囲気はキツイ。とっとと食って、とっとと店を出よう。私は品書きを見て一秒でかやく御飯とかけそばを注文した。
「かやく御飯…あっ、もうないな。すみません、もう、今日はかやく御飯切れてます」
全然すまなそうじゃなく謝るおじちゃん。
がーんだな…出鼻をくじかれた。
「なぁに、なかったの? ごめんねぇ、体大きいからしっかり食べたかったでしょうにねぇ」
一々、一々なコメントを付けて下さるおばちゃん。
というか、ひょっとしたら込み入った物は大半品切れなんじゃないだろうか? おじちゃんやる気なさそうだし。私はかけそばの大盛りのみを注文し直した。
そばが来るまで携帯でもいじっていようかと思っていたら、なんとおばちゃんが私の隣にご着席。
「若くていいわぁ。うらやましいわねぇ。今いくつ?」
こちらのことを根っ掘り葉っ掘り聞いてくるおばちゃん。完全に魔窟と言えるこの状況で、おばちゃんを無下にするのもこれまた難しいだろう。私はメールを中断しておばちゃんの会話に付き合った。
夫婦経営しているらしきこのそば屋。そばができるまで、おばちゃんが私との会話を介して、ダンナである厨房のおじちゃんをなじることなじること。
おじちゃんはおじちゃんで、なんかもう慣れているんだろう。全くそれを気にしていない。
実時間よりも長く待った気がする。ようやくそばがご到着。さすがに食い始めればおばちゃんも話し掛けなくなった。
その代わり、今度は夫婦間で「山本さんのツケの話」が始まってしまう。
山本さんとやらが今日ツケを払いに来たそうだが、どうもその金をおじちゃんが勝手に使っちゃったらしく、おばちゃんがそれをまたなじる。おじちゃん、説教されながら日本酒呷る。
…俺、こんな夫婦劇オプション頼んだ憶えないんだけどなぁ。
即行で食べて、即行で店を出た。
「また来てね〜」
また来させる要素が一つもねえよ!
 
■ 親父が倒れる
突然具合が悪くなって、自宅で本当に物理的に倒れたそうだ。
私は仕事を引き継いで即実家へ。親父を車で病院に運ぶ。
十二指腸潰瘍。即入院。一週間後退院。
あと一月で仕事を辞めるというという段で、滑り込み潰瘍。
30数年オーバーワークを続けて、とっくにガタがきていたわけで、再スタートの手前にむしろ丁度良い休みになったんじゃないかと勝手に思う。
 
■ ホットケーキとホットケーキセット
マクドナルドで「ホットケーキとホットケーキセット」を頼むと、今のところ100%の確率で注文を間違われる。
・ ホットケーキセットが二個出てくる
・ ホットケーキセットが一個出てくる
確実にこの二択。
前者の場合はドリンクを選ぶ際に二個分聞かれるので客であるこちらも気が付けるのだが、後者は会計の時点で気付かないと、持ち帰ってから「ああっ!」ということになってしまう。
で、この注文を間違えるのが毎度同じおばちゃんなのだが、全然反省する様子がなく、なんと今日で通算6度目のファンブル
こちらも「間違えるだろう」と思っているので、即座に確認、訂正させていただいた。
う〜ん、このおばちゃん、どうしても私に単品のホットケーキは食べさせないつもりなのだろうか。
新手のツンデレなのだろうか。
こまったさんのパンケーキなのだろうか。
 
 
■ 食玩
改めてコンビニのお菓子コーナーを見てみると、食玩だらけで驚かされる。
一昔前よりラインナップも豊富になっていて、所謂美少女フィギュアみたいなものから、ロボットものまで多数ある。
「こんな人形なんか何がいいのかね? 買う奴の気が知れないよ」
私はフィギュアの類も興味がないので、醒めた感じで見ていたのだが、不意にとんでもない物を発見してしまう。
「え…F91…」
なんでコンビニのお菓子コーナーにガンダムF91の人形が置いてあんの? 買う奴の気が知れない。
そして買う。
自分自身の気が知れない。
しかもなんかデキ良いし。風呂に入るときも片時も離していません。客観的に見たら相当ヤバイ気がします。
ちなみに、一応食玩なんで、パッケージの中には小さなガムが一個入っていた。なんか…でかいパックにガムが一個だけ入っていると、非常に「これはたべられません」チックというか、まるで薬物のような感じがする。
 
■ 誰だ!
どうも一部宗教が活発な地域なのか、私が住んでいるところは未だにその手の勧誘が多い。
寝ているときにピンポーン♪とチャイムを鳴らされるので、なかなか対応が面倒くさく、インターフォンを取らずに寝たまま「はーい、どなたですかー!」と応えている。
台所からのお母さんの声に起こされて、「はーい、今起きまーす!」と言いつつベッドから出ない中学生のようである。
そんな対応をされても、たまーに懲りずにいらっしゃる勧誘。
「あそこは頭のオカシイ人が住んでいる」と思わせればもう来ないかな…と考え、最近ではチャイムが鳴ったら「誰だぁ!!」と全力濁声で叫ぶようにしている。
そしたら本当に誰も来なくなった。
それはいいとして、近隣工事の挨拶回りをしていた建設会社の方にまでそれをやってしまい、結果的に業者の方が走って逃げ(ある意味ピンポンダッシュ)、近所の方からも「あいつは本当に頭がオカシイ」と思われるようになってしまった。
 
■ 子供と初音ミク
先日、縁あって小学校に侵入したんだが、その小学校の図工クラブの発表・展示コーナーで、何枚か初音ミクのイラストを見掛けた。
さすがに我々の世代からすると、なんぼか思い入れはあれど、やっぱり流行りモノの一ソフト・一キャラクターの域は出なかったりするんだが、もしや今の(オタク寄りの)リアル少年少女からすると、ミクさんって、時代のヒロインというか、青春の牽引者に近い役割を担っていたりするんだろうか。
もしそうだとしたら、真の直撃世代は現役中学生とかかね? さらに特定すると現在の中3。
中学入学あたりでPCを好き勝手使うようになって、丁度ニコニコ隆盛で、初音ミクがグアァッと流行って…みたいな感じで。
思春期の時分にそういう“でかい”キャラクターがいるってのは幸せなことだと思う。
私の頃は綾波レイがそうでした。だから私と同世代の人間は全員性格が暗いです。
 
おわり