砂漠の狐


【出典】…ゲーム ケムコ 砂漠の狐(1988)

【説明】…第二次世界大戦中の北アフリカを舞台にした戦争シミュレーションゲーム
プレイヤーは伝説のドイツ軍人、エルヴィン・ロンメルとなり、ドイツ軍を率いてイギリス軍に勝利することが目的。敵・味方互いに「センシャ」や「セントウキ」などのユニットを駆使し、その特性・相性によって戦果が上下する。

【独断】…あのとき私は確かに砂漠の狐だった
うちの実家は父もゲームをやるので、子供向けから大人向けまで幅広いジャンルのゲームソフトがあった。特に戦争ゲームの類は非常に多く、このソフトはその中でも分かり易く簡単なものだったので、よく遊んでいた憶えがある。
5歳の保育園児が毎日「イギリス軍をどういたぶるか」に思いを馳せるというのは、なかなか不健康でよろしいと思う。
勝つとちょび髭のオッサン(ヒトラー)が電報で何事か褒めてくれるが、何を言っているのかよく分からないのでそれはあまり嬉しくなかった。勝ったときに出る、戦車が祝砲を上げるグラフィックがなんとも景気が良くて好きだった。
今思うと、ユニットの数や配置箇所を自由にいじくれるというのは、画期的なシステムである。今やっても普通に面白いと思う。
砂漠好きにはオススメ。