ジャイアントパンダ


【出典】…生き物

【説明】…中国四川省陝西省などに生息する、哺乳綱ネコ目(食肉目)クマ科に属する動物
白と黒にはっきりと分かれた体毛が特徴。全長は120から150センチメートルで、立ち上がると170センチメートルになる。オスの体重は約100から150キログラム、メスは約80から120キログラムである。

【独断】…パンダ外交記念エントリー
独断も何もない。今回はジャイアントパンダの生態についてウィキペディア博士に教えて頂こうと思う。

「クマ科に属するか、アライグマ科に属するか、独立したパンダ科(もしくは、ジャイアントパンダ科)に属するかの論争が長年繰り広げられていたが、遺伝子の解析により、クマの近縁であることが明らかになった。」
というわけで、やはりクマの一種らしい。その割に植物ばっか食ってる気がするが?
「消化器官の構造は肉食獣と同様であり、草食としては腸も盲腸も短い。このため、食物の消化効率が悪く栄養摂取の効率が低い。」
あんだけモシャモシャ笹食ってて実は効率悪いんだと。
「かつては他のクマ類と同様に肉食を含む雑食性であったと言われている。気候の変動による食糧不足から偏食を余儀無くされ、常に入手しやすい笹ばかり食べるようになったと思われる。」
なんか進化しそこねた感じである。
「群れや家族を形成せず、基本的に単独で行動している。メスの繁殖期は年に一度、3月から5月の間である。受胎が可能な期間は数日ほど。妊娠期間は3 - 6か月で、通常1頭または2頭の子どもを出産する。」
こんなんちょっとメスの機嫌取り損ねたら死に絶えるだろ。
ありえない色柄といい、ありえない生態といい、よくも今まで絶滅しなかったなと思うことしきり。
しかし、パンダさん可愛いからな。今の時代この取り柄はでかい。例えば極真空手の祖・大山倍達が牛殺しでその名を世に広めたが、これが牛ではなくパンダだったら非難囂々で今日の極真会館および格闘技ブームはなかったであろうと思う(牛でも十分に可哀相だが)。
そんな可愛いパンダだが、可愛さ余って外交に使われることもある。
「現在ではワシントン条約とその加盟国が独自に条約運用のために定めた法の影響で、外交としてパンダが贈られることはなく全て『中国籍』でレンタルとなっている」
へー。そうなんだ。
「そのレンタル料も高額であり、つがい一組で年間1億円程度となる」
!! これは凄い。
「その資金はパンダの研究費や生息地保護資金として使用されている。このような事情もあって、資金難からパンダを返還した国もあり、パンダはもはや外交ではなくビジネスであるとも言われている。」
んだそうだ。
意外と勉強になりました。オチなし。

【追記】…リンリン
先日亡くなった上野動物園のリンリンだが、どかりと座りちんこ丸出しでモシャモシャ笹食ってる様は実にオッサン臭かった。見ようによっては「男らしい」とも言える。
私も彼を見習ってちんこ丸出しで洗濯物を干してたら(午前3時)突然向かいのアパートの人が出てきて驚いた。しょうがないから「こんばんは、最近暖かいですね」と言ったら無視されたので強い憤りを覚えた。挨拶してくれるまで続けようかと思う。

【追々記】…リンリン
苦しまず眠るように死んだと聞く。愛着のある動物の死は、やっぱりそれが一番良い。