両さんと○○

【出典】…マンガ こちら葛飾区亀有公園前派出所(1976-)

【説明】…こち亀の基本的進行を指す

【独断】…一人バイオハザード
こち亀の基本的な進行は、両さんとクローズアップされた何かが絡むことでドタバタする、というものだ。
例えば「両さんと流行りモノ」だったら商売話になることが多い。「両さんと他のキャラ」だったら対決話とか活劇・人情話になる。「両さんと趣味」だったら蘊蓄とエスカレートした趣味の話だ。
私が好きなのは「両さんと機械」、「両さんと動物」である。
基本的にヒドイ目に遭わされるものの、機械や動物と意思疎通のできる両さんは非常にカッコイイ。
特にゴキブリネタ。
ナウシカさながらの蟲との共同生活だ。「その者青き衣をまといて黒色の野に降りたつべし」である。ゴキブリに芸を仕込んで金を稼ごうとしたり、人工繁殖させた1万匹のゴキを女子寮に放り込もうとしたりと、平成の蟲師の名に恥じない人外っぷり。
こういうネタを見たあとだと、たとえ自分の部屋にゴキブリが現れても「共同生活者」として対応する気になれる。むしろゴキブリを見てチンチンが硬くなるようになれば私も一流だと思う。