モンスターハンターポータブル 3rd 攻略エントリー(クロウラー版)


【ネタ】…ゲーム モンスターハンターポータブル 3rd(2010.12.01) CAPCOM
 
【説明】…プレイステーション・ポータブルハンティングアクションゲームモンスターハンターポータブル』シリーズ第3作
プレイヤーは“ハンター”となり、村や街で依頼を受け、特定のモンスターの討伐・捕獲やアイテムの運搬・採取等の様々な「クエスト」に挑む。大剣やボウガンなどの武器を駆使し、巨大な“飛竜”を始めとするモンスターを狩り、クエストを達成していく。
ゲームクリアとなる具体的な最終目的は用意されておらず、クエストの成功報酬や狩猟したモンスターから素材を得て自分の装備を強化していき、より手強いモンスターと戦う事が主な目的となる。
今作では、温泉観光地のようなユクモ村を拠点とし、ユクモ村の村長やハンターズギルドからの依頼を請け負う。
ゲームシステム、マップ構成、アクションなどは『MH3モンスターハンタートライ)』と『MHP2Gモンスターハンターポータブルセカンドジー)』をベースとし、そこに変更・修正を加えたものになっている。
集会所で請け負えるハンターズギルドのクエストは他人数で攻略することもできる。PSP本体とソフトさえ持ち寄れば最大4人までマルチプレイが可能。
発売後の初週販売本数(12月1日〜12月5日)は214万6467本を記録し、シリーズ及びPSP向けソフトの初週販売本数として過去最高を記録した。また、2010年12月17日には累計300万本を出荷し、発売後17日での300万本達成は国内PSP向けソフトの中で最速となった。さらに2011年1月5日に発売1ヶ月で400万本を突破した。
 
 
【独断】…買ってはいけない
あいつが帰ってきくた。
大の大人がはしたなくも電車内でカチャカチャとPSPを動かし、受験を控えた学生が勉強を放り投げ、小・中学生がソフト一つで1年以上遊んでくれるからお父さん・お母さんにとっては凄く安上がり…な、あいつが。
人を壊し、モラルを壊し、社会を壊す、オキシジェンソーシャルデストロイヤー。
その名を…
魔物ハンター妖子』という。

 
…英訳すると『モンスターハンターポータブル 3rd』です。
やつが帰ってきましたよ。
 
1月に入ってから極端にブログを更新しなくなってしまったが、理由は、そう、こいつのせいである。
本当は前回の『SPACE BATTLESHIP ヤマト』のエントリーも書くのがおっくうだった(失礼な話だ)。それほど本作『3rd』にはまってしまっていた。エントリーを書きながらヤマトのどこを部位破壊できるか考えてしまうほどに毒が回っていたのである。
…実際に考えた場合、ヤマトを部位破壊するとしたらまずは第三艦橋だろう。デスラーは相当に部位破壊報酬を抱えているはずだ。
 
御陰様で、先日、一通り全てのクエストを終えたのでこうしてエントリーを書かせていただいている次第である。
ラスボスの○○○○○○○も倒した。素材の要らないモンスターの狩猟クエストも、面倒くさい大連続狩猟もちゃんと全部しらみ潰しにした。もうやることはない!
もうやることはない事にしておかないとキリがないゲームなので、一応自分なりにけじめが付く程度にはクリアできた。あとは時折友人たちと集まって遊ぶくらいである。
もう一人で泣きながらモンスターから逃げ回る日々は勘弁だ。
  
 
そもそも、ゲームプレイ以前に、まずソフトを入手するところから大変だった。
本作が発売されたのは昨年の12月01日。しかし、12月はどうせ忙しくてゲームどころではなかろうと思い、予約も何もしていなかったし、発売してからも放置していた。
しかし、友人たちからの共闘の誘いがあり、どうも正月休みが今年はちゃんと取れるらしいことも判明し、買うだけ買っておこうと思ったのが12月20日くらい。
いくら超人気作とはいえ、さすがに発売から3週間も空いていれば普通に買えるだろう。特になんの気構えもせずに店に行ってみる。が…なんと大手小売店はどこも売り切れ札が並んでいる。店員さん曰く「注文しないと買えません」。
注文しても届くまでに数日掛かるだろうし、待つのも面倒くさいと思って注文しなかった。これが間違いだった。穴場的なゲーム屋に行けば普通に置いてあったりするだろうと高を括っていたのだが、後日あちこち巡ってみても、どこもかしこも悉く売り切れだったのである。
 
知り合いの子供たちからは、「俺もうジンオウガ倒しちゃったよwwちょー面白いよww」とか、「まだ買えてないのwwwバカなのww」とか言われ続ける日々。
そうこうしている内に正月休みは刻々と近づいてくる。
正直、モンスターハンターハントをしてやろうかと思うほどに焦っていた。
爺さんが孫へのプレゼントのために買ったモンハンを、モヒカン頭にした私がデスバイクに乗ってヒャッハーと奪い去る。
爺 「来年このモンハンが実ればおまえらにもわけてやろう、それまで待ってくれ!今日より明日、今日より明日なんじゃ!」
私 「明日の味がするモンハンだと〜!なおさら、そのモンハンが食いたくなったぜ!」
最後、ケンシロウの手で墓に撒かれるモンハン。

 
手をこまねいているある日、こんな情報を得る。
「場所は少し離れているが、マニアックな某オモチャ専門店で売っているらしい」と。
聞きつけて、即行で店へ行ってみると…あった! ジャケットがやたら似ているバッテリーパックとかじゃない。正真正銘新品の『モンスターハンターポータブル 3rd』だ!
…ん、しかし、値札をよく見てみると「\9980」とある。これは…ボっている。本作の定価は5800円だ。4000円以上の上乗せである。
あとから付いたプレミアや某時価ハードならわかるが、新作ソフトを増し増し価格で販売するとはなんと阿漕な。こんなことをしているから中古販売事業をしている小売店はいつまで経っても悪く言われてしまうのだ。
こんな転売屋思考の小売店から買うべきではないだろう。ここで買ってしまっては、この阿漕な行為を肯定する事になる。然るべき価格、然るべきルートでユーザーの手にちゃんと渡る。それがあるべきゲーム販売の姿だ!
 
「すみません、コレ下さい」
「あ、はい。あの、値段の方…よろしいですか?」
「はい、大丈夫です」
 
おっ買いあげぇ〜い!
 
結局クリスマスも過ぎてしまったが、なんとか買うことができた。それから猛烈な勢いでプレイした。
もう一年近くゲーム自体をやっていなかったせいもあり、その鬱憤を晴らすべく襲い来るモンスターどもを次々と血祭りに上げていった。友人たちと共闘すべく、装備を揃え、腕を磨く。
正月休みは運動とモンハンしかしないという小学生のような毎日を送れて本当に幸せだった。
昼起きて、どん兵衛食べて、トレーニングして、ゲームして、お餅食べて、ゲームして、トレーニングして、ゲームして、気付いたら寝てて、起きたらどん兵衛食べて…のループ。本当に幸せだったなぁ。自分がどんどんどんどん腐っていくのが分かった。
もう、「絶対に働きたくないでござる!」の心境。
ボられてしまったものの、正月前に買えて本当に良かった。
   
 
しかしまぁ、さすが、単純に面白いし、素人目にもよくできている。伊達に何百万本も売れているわけではない。
「みんながやるソフト」ってのは、半ば聖書的に売れている『ポケットモンスター』を除けば近年とんとなかった。そのポケモンだって買っているのは低年齢層に偏っていたりする*1。大人も子供も「どこまで進んだ?」と進行を確認し合うようなソフトってのは、今時非常に希有なもんだと思う。
口コミで話題になった第1作。完全にブレイクした第2作。超人気の看板を引っ提げたお祭り騒ぎの第3作。まさに往年のドラクエ的な売れ方だ。
 
そんなわけでゲーム好きならこの祭りに乗らない手はない!
…と言いたいところだけど、何しろクリアするまでに時間の掛かる仕様である*2。そして、ひたすら狩るだけという意味では淡白なゲームでもある。正直、この手のやり込みゲームを(子供も含めた)ライトユーザーの方が数ヶ月、半年、1年とやり続けるのは時間が勿体ないとも思う。
これからなんとなく始めてみようかな…という方は、「別に全部クリアしなくてもいいや」というつもりでやってみると吉だろう。できれば一緒にやる友達もいるといい。やはりこのゲームはマルチプレイでワイワイやるのが一番楽しい。

 
…今気付いたが、今回のエントリーのタイトルは「モンスターハンターポータブル 3rd 攻略エントリー」だった。
前振りが長くなりすぎてなんら攻略記事を書いていないぞ。
うーん、それはまた次回。
 
つづく

モンスターハンターポータブル 3rd - PSP

モンスターハンターポータブル 3rd - PSP

*1:とはいえ、ポケモンファンも代替わりを繰り返している。第一次ポケモン世代はもう20代半ば。彼らはまだ新作ポケモンを買ってくれていたりする。逆にそれより上の世代はポケモンシリーズに対してちょっと醒めて見ているところがある…ような気がする。

*2:そもそも何を以てクリアとするかは曖昧だが。ただ、一応ゲーム上キリの良いところは何カ所か用意してくれている。