鎧伝サムライトルーパー
【出典】…アニメ 鎧伝サムライトルーパー(1988-1989) 制作:サンライズ
【説明】…サンライズ制作の現代武者バトルアニメ
現代日本を舞台に、戦国武将の血を引く5人のサムライトルーパーが、近代的デザインの鎧をまとい、邪悪な「妖邪帝国」相手に戦いを挑む。
【独断】…皇室御用達アニメ
2005年11月15日にご結婚され、皇室を離れた紀宮清子さまだが、バリバリの皇室時代にサムライトルーパーの同人誌を作っていたという噂がまことしやかに流れている。この話、ネット上で昔からよく見かけるんだが、一体どこに端を発するのか…うーん…。
しかも紀宮さまはご結婚後の新居を秋葉原にされるもんだから(皇居に近いし、お相手の黒田さんの職場にも近いから妥当ではある)、なんかもう燃料には事欠かない感じである。
私は希望的観測として、この噂が本当であると信じている。
で、本編サムライトルーパーだが、一言で言えば『聖闘士星矢』からの鎧ブームに乗っかった美少年肉弾バトル作品である。
私も子供の頃、こういった「鎧モノ」が大好きだった。ゴテゴテしたデザインの鎧が如何にも強そうで、キマってる感じがしたもんだ。私の妄想バトルのキャラクターたちは常に厳つい鎧を装着していた。
ところで、なぜか「鎧モノ」の作品は「美少年」とセットになっていることが多く、本家の『聖闘士星矢』も、『天空戦記シュラト』も『超音戦士ボーグマン』も、この『鎧伝サムライトルーパー』も、キャラクターが美形揃いでオタク好きのする空気が色濃いのである。
今でこそ「腐女子」という名称が与えられて、存在が陽に出てきたやおいファンだが(女性のオタク全員がやおい好きなわけではない)、実際のところ『宇宙戦艦ヤマト』の頃から男性同士のカップリング云々言っていた人はいたわけである。80年代後半になって低年齢向けバトルアニメに美少年が露骨にクローズアップされてきたのは、やおい文化の一つの到達点だったのかも知れない。そこにギアがないと格好がつかないからこその「鎧」なのである。何よりオモチャも出しやすいし。
早い話、「鎧モノ」はオタクも子供も一遍に釣り上げる五目戦略の走りだったわけだ。
…それにしても、この項、ストーリーに関して一切触れていない…。なにせリアルタイムで見ていたのは6歳の頃だ。鎧以外のことは大して憶えてない。
鎧好きにはオススメ。
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