そうだ、おっぱいの話をしよう


【ネタ】…おっぱい
 
【説明】…女性のおっぱいに関して深夜に静かに語るエントリー

 
【独断】…まずは一礼
ここ数年私は怒っている。
皆さん、ネットを徘徊していてこのような顔文字をご覧になったことはないだろうか。

( ゚∀゚)o彡゜おっぱい!おっぱい!

…なんだこれは?
どうやらおっぱいに対する礼賛であるらしい。
テレビ番組やアニメや漫画などでおっぱいが強調されたシーンが出てきて、それらのキャプチャー画像がネット上に貼られると上記の定型文がレスポンスされる。ネットでのアニメ実況などでは巨乳の女性キャラが登場するとほぼ必ずこれに類するレスが付く。一応礼賛ではあるが単なる習慣としての意味合いが強い。
他にも、昨今のネット上では「おっぱい」という単語が、いや、存在そのものが、まるで単なるネタの小道具や自己顕示のダシであるかのように扱われている。
「おっぱいの事を明け透けに好きだと言える俺って爽やかだよね。良かったら揉ませてよ!」
「女だけどおっぱい好きを公言する私ってちょっと変わり者だよね。そんな私が好き!」
非可逆圧縮をおっぱいという単語で喩えるとこんな感じ。どう?僕ってユーモアあるでしょ?」
…はーはー、おっぱいおっぱい。皆、確かに爽やかで懐深くユーモア豊かである。
しかしだ、彼らは本当におっぱいが好きだと言えるのだろうか。好きではあろうが、果たしてそれは“愛好家”の域にも達していないのではないか? ただ「おっぱいおっぱい」と言ってみたかっただけではないのか?
 
あえて言おう、カスであると!
 
例えば、「サッカーが好き!」という人が日本代表戦しか見ていなかったら、その「好き」が偽りではないにしろ「ニワカファン」と言われて然るべきだろう。
コアなサッカーファンからしたら、彼らと一緒になって応援するのはまだ良しとしても、「カガワ!カガワ!」「ナガトモ!ナガトモ!」「本田△本田△!」とノリだけで選手名を連呼されたら鬱陶しいはずだ。「お前が香川や長友や本田の何を知っている!?」と。
おっぱいも同じである。
私はおっぱいが好きだ。本当に好きだ。そして真におっぱいが好きな人間からしたら、ネットの流行りとノリだけでおっぱいおっぱいと囃し立てられるのは我慢がならないのだ。「そこに劣情はあるのかい!?」と、強く強く問い糾したい!
 
…と、とりあえず昨今感じていた怒りをぶちまけたが、コレ↑をテレビ朝日の『マツコ&有吉の怒り新党』に投稿して採用されたらどのようなコメントをされるのだろうか。
 
マツコ「まぁ、あたしもこんなだから、おっぱいに関しては複雑な思いもあるけどさ…この人はアレでしょ、ちょっと気にし過ぎでしょ。別にいいじゃない周りがどう盛り上がってたって、誰に迷惑掛けているわけじゃないし〜www」
有吉「そう…っすねww。わりとどうでもいい話ですよね、コレはww」
マツコ「でしょぉ〜w」
有吉「でも、オレなんとなくこういう気持ち自体は解りますよw。大して思い入れもねぇくせにクソ面白くもねぇネタで盛り上がりやがってよっていうww」
マツコ「まぁね〜、本当にそれだけ思い入れがあるんだったらね〜。でもネットでおっぱいがどうのって話でしょww? この人いくつ? 29ww? あんたそんな事で気に病んでいる暇があったら仕事に打ち込みなさいよぉ〜wwww」
 
…はい。
 
かつて私は友人のGOPやPとクリスマスの夜に集まって、【どの二次元女性のおっぱいが最高であるか】というテーマで各自資料を用意してプレゼンし合ったことがある*1
それぞれ数週間に渡り準備を重ね、私もアニメ『ギャラクシーエンジェル』の蘭花・フランボワーズを中心に、ゲーム『CAL2』のシェラザードなど、色気のあるキャラクター数人を候補に挙げた。
酒も入りぐでんぐでんになりながらも討論は盛り上がりに盛り上がり、審議は数時間にも及んだ。結果、意外な人物が最優秀賞を受賞した。
最優秀賞受賞者の名はハマーン。そう、アニメ『Zガンダム』『ガンダムZZ』に登場するあのネオ・ジオンの首領ハマーン・カーンだ。
友人のPが『ガンダムZZ』のOP曲「サイレントヴォイス」の歌詞解説からプレゼンを始め、ハマーンがこれまでに着てきた衣装をそれぞれにピックアップしていった。 そのハマーンに対する熱意たるや忠臣マシュマーのそれと等しかった。
プレゼンを聴いている我々も最後は涙混じりになって、「そうだな!ハマーンのおっぱいは最高だな!」と、同意するに至った。
今にして思えば地獄のようなイベントではあるが、とても良い経験になった。あれからエロに対する目が変わったもの。

 
おっぱいに限らず、エロというものはただそこに女体があればいいというわけではない。
例えば、18禁のアダルト動画なんかは山とある。ただ女体が見たいのであればそれでイナフなわけだが、それらの最大限にエロエロしている動画が「女子アナがパンチラした!」という“スクープ”に負けてしまうことなんかはよくあるだろう(だろうって言われても…)。
エロというのは「対象に対する好み×露出(見せ方)×有難み」で決まる。二次元・三次元問わず。
私は件のプレゼン大会をした時にこの「有難み」の観点を欠いていた。
“あの”ハマーンのおっぱい…という事をリアルにリアルに突き詰められたとき、それを目にすることが如何に困難であり、禁忌であり、裏返してみれば歓喜を呼ぶか、想像してしまったらとても敵う気がしなかった。…エロ過ぎるッ。
おそらくは、彼女が目の前で露出するようなシチュエーションに恵まれたとて、私は実際に彼女の胸を直視することなどは出来ないだろう。触れようとすれば、その手が震え力など入らないであろう。そういうことだ。
…どういうことだ?
 
とにもかくにも、おっぱいに対する有難みを、私はあの時本当に理解し噛みしめた気がした。
便宜上はやはりあのプレゼン大会においてハマーンが最優秀ではあったのだが、同時に世の中全てのおっぱいは有難く貴賤なきものだと思えるようになった。
大好きだったおっぱいがより一層好きになり、神々しく輝いて見えるようになったのだ(病気)。
人気少年漫画『トリコ』でも、現在、主人公のトリコが食への感謝を忘れない「食義」の修業の真っ最中だが、あれと似たようなもの…と考えていただいて差し支えない。「ぱい義」を見出したのである。
だからこそ、おっぱいをネタトークの肴にするような昨今のネットの風潮を遺憾にも思っている。
 
さて、散々っぱら観念的なことを言ってきたが、私自身は具体的にどのようなおっぱいが好きなのか。形状、質感、その他諸々…
…残念ながら、語り尽くしたいところではあるのだが、私の文章力で理想のおっぱい像を詳細に書き綴るとどうしても下品になってしまう。大変申し訳ないがここではその回答を差し控えさせて頂きたい*2
ただ、やはりわりと大きいのが好きです。あと後ろ斜め上から覗き見るようなアングルが好きで、おっぱいが濡れた感じだとより一層最こ…
 
おわり

 
【追記】…エスポール
女性のインナーウエア専門メーカー・エスポール。
ファッショナブルなデザインと機能的なつくりの商品が人気で、最近話題になっている企業である。
先日、このエスポールの社長さん(おじ様)が服の上から見ただけで女性のカップとサイズを言い当てるというスゴ技をテレビで披露していた。
そこそこ厚着をしている女性でもズバリと言い当てられていて本当に凄かった。あの技を是非とも習得したい。
補整下着とかも全部見破れるような写輪眼の持ち主になりたい。
 
おしまい

*1:主催はP

*2:真面目な話、このブログ一応全年齢対象を標榜しています